ニュース
ゾンビ禍はついに日本にも波及。EA,Xbox 360向け日本語版「レフト 4 デッド 2」を2009年11月19日にリリースと発表
エレクトロニック・アーツは本日(10月9日),Xbox 360向け日本語版「レフト 4 デッド 2」を2009年11月19日に発売すると発表した。レフト 4 デッド 2は,欧米で11月17日の発売が予定されているマルチプレイFPS「Left 4 Dead 2」の日本語版。つまり,あちらとほぼ同時期に発売されるというわけで,時差を考えると「世界同時発売」といってもいいほどだと思うが,どうですか? 価格は7665円(税込)で,CEROのレーティングはZとなる。
エレクトロニック・アーツによれば,日本語版の表現やゲーム内容はすべて海外版と同じで,オンライン環境も海外のサーバーへ接続可能。さらに,日本語版のパッケージには完全日本語マニュアルが添付されるとしている。ゲームの詳しい内容やデモ版の配信などについては,後日あらためて発表される予定だ。
勘の鋭い読者はとっくにお気づきかと思うが,本作は,昨年(2008年)11月にPCおよびXbox 360向けに発売された「Left 4 Dead」(邦題,レフト 4 デッド)の待望の続編。前作は,それまで人気のあまり高くなかったFPSのCo-op(協力プレイ)モードに強くフォーカスして作られたゲームシステムを特徴としていた。制作発表から発売まで3年近くかかり,その途中で発売延期が繰り返されるなど,「やっぱり今どきCo-opメインのゲームは難しいのだろうか」とハラハラさせながら,リリースされたら大ヒットしたタイトルだ。
4Gamer内「レフト 4 デッド 2」記事一覧
B級ゾンビ映画を意識した巧みな演出に加え,強力な能力を持った特殊感染者(ボスゾンビ)を使ってCo-opを盛り上げたり,「AIディレクター」と呼ばれる人工知能を使って,プレイのたびに異なる状況を生み出したりなど,プレイヤーをうまくノセるさまざまな仕掛けが勝因だったのだろうと思う。
続編となるレフト 4 デッド 2は,まだ詳細不明の部分は多くあるものの,前作同様,謎のウイルスの蔓延によって人々がゾンビのようになってしまったアメリカ南部のとある街を舞台に,男女4人による命がけのサバイバルが描かれるようだ。本日掲載した記事にもあるようにマルチプレイモードが増え,さらに強化されたAIディレクターや新登場のボスゾンビなどによるゲーム感覚のパワーアップが予想されている。
いずれにしろ,日本語版に関する続報は,入り次第お伝えする予定だ。
- 関連タイトル:
レフト 4 デッド 2
- この記事のURL:
キーワード
(C)2006 Valve Corporation. All rights reserved.