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海外で高い評価を得た「バットマン アーカム・アサイラム」が,日本語版になっていよいよ発売!
本作はタイトルどおり,コミックや映画で有名なアメリカンダークヒーロー「バットマン」を題材としたアクションアドベンチャーで,ファンならばお馴染みの精神病院「アーカム・アサイラム」を舞台に,バットマンと宿敵ジョーカーの新たな戦いが描かれている。
舞台となるアーカム・アサイラムは,非常に広い敷地を持ち,建物も複数に分かれている。いったいジョーカーはどこに潜んでいるのだろうか |
アーカム・アサイラムというのは凶悪犯を収容する施設であり,ここにジョーカーが移送されてくるところから物語はスタート。しかしバットマンが同行していたにも関わらず一瞬のスキに逃走を許し,あろうことかアーカム・アサイラムが占拠されてしまうのだ。
再びジョーカーを拘束するべく即座に動き出すバットマンであったが,行く手には解き放たれた犯罪者達が立ち塞がる! はたしてバットマンはこの混乱を収拾できるのか? 映画やコミックでは見られない,ゲームならではのオリジナルストーリーに酔いしれよう。
完全に拘束されて運び込まれたはずのジョーカーだったが,収容前に逃げてしまう |
アーカム・アサイラムの各施設は原作の雰囲気を損なうことなく緻密に描かれている。この中を歩き回れるだけでも嬉しくて仕方のないファンも多いだろう |
強靱な肉体と多彩なガジェットを武器に,凶悪犯達を叩きのめせ!
プレイヤーはバットマンに扮し,犯罪者達を倒しながらジョーカーを追い詰めていくことになる。だが,アーカム・アサイラム内で派手に暴れ回ればよいというわけではない。闇にまぎれて敵を急襲するというバットマンの設定が踏襲されており,本作でも影から影へ飛び移り,ときには背後から忍び寄り,ときには宙から舞い降りて不意を突くというステルスアクションが不可欠となってくるのだ。
敵に気づかれないように移動したり,不意打ちを仕掛けたりする際にはカバーアクションが有効 |
バットマンが身を潜める場所は物陰のみとは限らない。高所にあるオブジェクトを利用して隠れれば敵の位置も容易に把握でき,さらに攻撃を仕掛けやすくなる |
そしてそれをサポートするのが,バットマン御愛用のさまざまなガジェット類。高所へ移動するときはグラップリング,足場のない場所ではラインランチャーを使うなどすれば,敵の警備をかいくぐって視界の外から一撃を食らわせることができる。また投擲武器のバットラングで,敵が所持している銃器を叩き落としてから格闘に持ち込むといったことも可能だ。このほかにも複数のガジェットが登場するのだが,どれもゲームを進めていくうえで欠かせない存在。アクション一辺倒にならないよう,こうしたギミックが随所にバランスよく配置されているところが,プレイヤーを飽きさせない秀逸な点ともいえるだろう。
バットラングは,強化することで複数同時に投げられるようになり,投擲後にコントロールして障害物をかわすといったことも可能となる |
捜査モードを使うと,そのエリアに仕掛けられたギミックを見破れるほか,指紋や足跡などの痕跡まで見つけられる。怪しい場所は徹底的に調べよう |
本作の格闘システムはフリーフローコンバットと呼ばれ,簡単な操作でシームレスにコンボがつながっていくため,アクションがやや苦手という人でも華麗にバットマンをコントロールできるようになっている。主に使用するのは攻撃ボタンとカウンターボタン,そしてケープを使った目くらましの三つ。攻撃ボタンを連打するだけで連続攻撃が繰り出され,一人倒しても自動的に近くの敵を狙うようになっており,その間に背後から別の敵が襲いかかってきた場合でも,カウンターボタンを押せばそれを受け流して反撃を加えてくれる。
フリーフローコンバットでコンボをつなげば容易に敵を倒せるが,調子に乗ってよいのは序盤〜中盤まで。いくらバットマンでも,銃器を持った相手に正面から挑んではいけない |
また特殊警棒を構えた敵に対してはケープを翻して視界を遮り,油断したスキにパンチを叩き込むといったことも可能だ。こちらは何も複雑なことをしていないのに,画面の中ではバットマンが次々と敵を蹴散らしていってくれるので,非常に気持ちよくプレイできる。バットマンファンはもちろんだが,ファンならずとも十分にアクションゲームとして楽しめるだけの完成度に達しているといってよいだろう。むしろファンでないことを理由に敬遠してしまうことのほうがもったいないぐらいだ。
ファンならニヤリとできる,個性的な登場人物達にも注目
本作で最終的に捕らえなければならないのは宿敵ジョーカーだが,それ以外にもかつてバットマンが捕らえた数々の犯罪者達が行く手に立ちはだかる。コミックや映画のバットマンを知らずにプレイしても,彼らの存在は個性的な中ボスとして印象に残ることは間違いないだろうが,バットマンファンにしてみればニヤリどころではない大サービスといったところだ。
というわけで,そんな犯罪者四名を紹介する。彼らともフリーフローコンバットで戦うことになるが,当然そこらの犯罪者達のように簡単に倒せる相手ではない。覚悟して発売日を迎えよう。
■ハーレークィン
●キラークロック
●ポイズン・アイビー
元々は大学で植物学を専攻する内気な少女であったが,教授の実験に巻き込まれて植物との融合を果たし,キスした男の理性を奪ったり,植物を自在に操ったりすることができるようになった。ゴッサム・シティに胞子を撒き散らして人々を窒息させようという計画を企てるが,バットマンに阻止されてアーカム・アサイラムに収容された。映画「バットマン&ロビンMr.フリーズの逆襲」ではユマ・サーマンがポイズン・アイビーを演じているので,未見の方はぜひ。
●ベイン
獄中で生まれ育ったベインは,成人になった後,ヴェノムという麻薬の実験台にされてしまう。その結果として屈強な肉体を手に入れた彼は,バットマンを倒すために用意周到な計画を練り上げる。そしてバットマンの背骨を砕いて一度は引退へ追い込み,“Broken the Bat”の異名を持つようになった。こちらも映画「バットマン&ロビンMr.フリーズの逆襲」に登場している。
「バットマン アーカム・アサイラム」公式サイト
- 関連タイトル:
バットマン アーカム・アサイラム
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バットマン アーカム・アサイラム
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:BATMAN: ARKHAM ASYLUM Software (C) 2009 Eidos Interactive Ltd. Developed by Rocksteady Studios Ltd. Co-published by Eidos, Inc. and Warner Bros. Interactive Entertainment, a division of Warner Bros. Home Entertainment Inc. Rocksteady and the Rocksteady logo are trademarks of Rocksteady Studios Ltd. Eidos and the Eidos logo are trademarks of Eidos Interactive Ltd. All other trademarks and copyrights are the property of their respective owners. All rights reserved.
BATMAN and all characters, their distinctive likenesses, and related elements are trademarks of DC Comics (C) 2009. All Rights Reserved.
WBIE LOGO, WB SHIELD: (TM) & (C) Warner Bros. Entertainment Inc.
(s09)
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