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Microsoft,Bulldozerアーキテクチャのスケジューラ最適化パッチを再公開
あれから約1か月経った北米時間2012年1月11日,Microsoftからあらためて,Windows 7(+Service Pack 1)とWindows Server 2008 R2向けのパッチが公開された。Knowledge Baseの通し番号はKB2645594で,公開後すぐに非公開とされたKB2592546とは別の扱いになっているが,「Windows 7とWindows Server 2008 R2がBulldozerアーキテクチャの『Bulldozer Module』に対して適切にスケジューリングを行えないため,高度にマルチスレッド化されたワークロードで性能が出ないことがある」問題に対処するパッチという立ち位置は変わらずだ。すぐに入手したい人は下のリンクを利用してほしい。
→KB2645594
※実際には,リンク先からWindows Updateを実行する形になります
Bulldozerアーキテクチャを採用するCPUと書かれていることからも分かるとおり,対象製品はAMD FXとOpteron 4200&6200シリーズとなる。AMD FXのユーザーは,今度こそ期待していいのではなかろうか。
なお,Microsoftは,このパッチによって性能がどの程度改善するかは明らかにしていない。また,パッチの導入作業は自己責任となるので,その点もあらかじめご了承のほどを。
※2012年1月16日追記
パッチ導入の効果検証記事を掲載しました。
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