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“ツインスティックタイプ”のキーアサインも確認。「やっぱ遊びな祭 09」,「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66」試遊レポート
「電脳戦機バーチャロン」は,1995年にアーケードで稼動を開始した3Dロボットアクションシューティングゲームだ。日本を代表するメカデザイナー,カトキハジメ氏が手がけた“バーチャロイド”のスタイリッシュなデザインや,スピーディなバトル,卓越したゲームバランスなどが人気を博し,多くのプレイヤーを熱狂させた。
同シリーズには,「オラトリオ・タングラム」「フォース」「マーズ」といった具合に複数のバージョンが存在しているが,Xbox LIVE アーケードに移植されるのは,シリーズでも最高傑作との呼び声が高い「オラトリオ・タングラム」の最終バージョンであり,これは以前から,家庭用ゲーム機への移植が熱望されていたものだ。
そんなオラタン Ver.5.66がプレイアブル出展されていたのだから,これはもう行列ができないはずがない。筆者も行列に加わり,僅かな時間ではあるが実際にプレイできたので,本稿では簡単なプレイレポートをお届けしよう。
家庭用オリジナル要素も追加!
あの名作がLIVE アーケードに登場
オンラインロビーでは,自分でセッションを作成し,対戦相手を選ぶことができる方式が採用されていた。もちろんボイスチャットにも対応しているので,会話しながらの対戦も楽しめる。
対戦やスコアアタックモードでは,リプレイデータを保存し,リーダーボードの“GAME CLIPS”にアップロードすることが可能なので,気になるライバルの動きをチェックしたり,自分のプレイを見せつけることができる。
また,「オラトリオ・タングラム」の最終バージョンである本作では,“アファームド・ザ・コマンダー”“テン・エイティ スペシャル”“シュタイン・ボック”の3機体が追加されており,合計15体の個性的なバーチャロイドが登場する。それに加えて,全機体の細かなカラーエディットが可能となっており,作成したオリジナルバーチャロイドは各ゲームモードで使用可能だ。
ちなみに操作タイプは,“スタンダードタイプ”と“ツインスティックタイプ”のどちらかを選択可能となっている。
スタンダードタイプでは,左スティックで移動,右スティックで旋回,左右トリガーがライト/レフトウェポンに対応しており,Yボタンがジャンプ,B/Xボタンがライト/レフトターボ,Aボタンがジャンプキャンセルや近接ガードといった,初心者にもとっつきやすいボタン配置になっている。
一方,ツインスティックタイプになると,左/右スティックがレフト/ライトレバーとなり,LB/RBがレフト・ライトターボに対応しているため,若干アーケードに近い操作感になる。とりあえず両方試してみて,自分に向いていると思う操作タイプを選ぶと良いだろう。
ヘタレの筆者とは違い,歴戦のバーチャロイド乗りであろうプレイヤーも多く見られ,初めてLIVE アーケード版をプレイするとは思えないような動きで,白熱した対戦を繰り広げていたのが印象的だ。
試遊時間の関係上,たっぷりとプレイ/検証することはできなかったのだが,試遊台の盛り上がり具合や,実際にプレイした印象を踏まえてみると,本作からは並々ならぬポテンシャルが感じられる。本作の発売は2009年春とのことで,みっちりと遊べる日はしばらく先になりそうだが,発売日の決定を含む続報を楽しみに待ちたいところだ。
- 関連タイトル:
電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム ver.5.66
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(C)SEGA CHARACTERS (C)SEGA/AUTOMUSS CHARACTER DESIGN:KATOKI HAJIME
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