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【PR】イケメン武将が続々登場!? やる気満々になってきた「転生絵巻伝 三国ヒーローズ」プレイ日記の第2回を掲載
前回は右も左も分からぬまま魏の国へ来たため,ろくにゲーム内容にも触れずイケメン武将探しに奔走してしまったことを,まず読者におわびさせていただきたい。しかも手に入れた武将はいずれも今一つの男っぷりで,(非常に)数少ない4Gamerの女性読者すら満足させられなかったことを反省し,今回は割とイケメン武将を大漁捕獲したこともご報告しよう。読者の皆さんも,ぜひ安心してほしい。
ついでに三国志に関する知識の乏しさも恥じ,無類の三国志好きで知られ,NHKの「人形劇三国志」に登場した関羽人形のレプリカを購入(大きな声ではいえないが,すごく高価)したというコアなファンである友人に前回のプレイ日記を見せたところ,「魏を選んだんだ,へぇ。でも魏にはパンダはいないよね,地理的に」と予想をはるかに超えたツッコミをもらった。
えーと,魏ってどのあたりに位置してるのかまだ知らないんです(パンダがいるのは現代の四川省あたりなのは知ってるけど)……。
それはさておき,ベクターが正式サービス中のMMORPG「転生絵巻伝 三国ヒーローズ」をサカナに,三国志モノにあまり詳しくない筆者がイケメン武将を探し求めるというテーマの(編集部注:そうなの?)今回のプレイ日誌では,前回あまり詳しく触れられなかった戦闘について,少し真面目に解説しようと思う。
三国ヒーローズでは基本的に任務とからんで戦闘を行なうことになり,MMORPGにありがちな,「レベル上げのためだけに,ひたすらその辺をうろついているモンスターを,人差し指がつるまでクリックする」ようなプレイは必要ないのである。一つ一つの任務にはちゃんと物語が用意されており,ときには物語を完結させるために同じ任務に複数回挑戦する必要もあるので,プレイを続けるだけで自然にレベルが上がっていくようになっている。
また,ちょっと先行く先輩プレイヤーと一緒に交流できるのも高ポイントだ。任務をきっかけに知り合い,ギルドに誘われるなんてことも多いらしいのだが,筆者の武将である「すいっち」は,いまだどこのギルドにも誘われず大変孤独な思いをしている。これはまさに,現実の筆者の状況を……まあ,いいや。
序盤の簡単なチュートリアルがすべて終わると,「任務」(つまりクエスト)の難度も次第に上がってくる。ビギナーが向かうべき任務にはメインシナリオを進める「三国伝」,歴史上の人物ゆかりの装備品や武将自身を報酬として獲得できる「武将列伝」,とりあえず何度も繰り返して遊べる「告示任務」の三種類があるのはご存じのとおりだ。それ以外にも,「楼蘭国大戦役」と「武将試練」が用意されているが,それらはおいおい。
また,パーティプレイ向けの任務には名前のうしろに(団/副)と記され,パーティプレイ推奨ですよーと教えてくれているのだが,それ以外の任務でも実はソロプレイよりパーティプレイがオススメである。ちなみに,(団/副)の副とは,武将列伝のみについているもので,サブストーリーに近いという意味らしいので,お知らせまで。
話を戻して,どうしてパーティプレイがオススメなのかというと,それはつまり,各任務には投入できる武将の上限が設定されているため。レベル的に余裕の相手でも,「数の力」に負けてしまうこともあるからだ。とくに武将列伝は休みなく複数の任務が連続するので,途中で回復アイテムが切れると任務失敗。次回は最初からやり直しというヒドイ目にあわされる。体感としてはプレイヤー数で難度にも多少変化があるようだが,なるべくチャットなどを使って参加者を募集したいところ。そのほうが楽しいし。
任務の冒頭,バックストーリーとともに目的が提示されるので,やるべきことを理解したら戦闘開始。三国ヒーローズの戦闘はターン制で,各キャラクターの機動力によって行動可能な範囲が変わってくる。移動先を確定後,「スキル」や「アイテム」の使用,キャラクターの「向き」などを選択するのである。
騎兵のすいっちや軽装兵の沙霊(しゃれい。美人だ)は機動力も高いが,調子に乗って前に出すぎると相手のターンで敵に囲まれてしまい,気がつけば画面上から武将が消えていたりする。自慢ではないが,戦略性とか戦術とかに頭を使うことと無縁の生活を送ってきたため,敵のターン! という存在をすっかり忘れて,「あれ,なんで武将が消えちゃったの?」と悲惨な事態に気がつくのにしばらく時間がかかったのは実に恥ずかしい。敵の機動力を考慮し,受けるダメージが増加する背後やサイドを取られないよう,武将を将棋の駒のごとく動かし任務遂行を目指す。これこそが三国ヒーローズの醍醐味なのである。そういえば4Gamerの三国ヒーローズ情報を見ると,RPGとかオンラインゲームのほかに"ストラテジー"というジャンルが加わっていたなぁ……。戦闘を理詰めでやりたいタイプ,とくに理系メガネ男子にはもってこいかもしれないが,文系メガネ女子の筆者でも楽しくプレイできているので,あまりそこはこだわらなくてもよいだろう。あ,また消えた。なんで?
ピンクのマスはスキルの届く範囲を示している(回復などの支援系スキルの場合は緑色)。騎兵でもすいっちはかなり遠方まで届く「投石」スキルがあるので,壁越しの攻撃も可能 |
城門や橋がある場合,よく考えて武将を動かさないと渋滞が起き,先頭で突っ込んだ武将が危険にさらされる。とくに複数プレイヤーが参加している場合に起こりやすい事故 |
注意しておきたいのは,武将列伝の途中で荷物がいっぱいになると,例え任務が成功しても,アイテムとして獲得できるはずの肝心のイケメン武将を取り逃してしまうことだ。任務の途中でも「主陣」をクリックすることで,いらないアイテムを捨てられるので,戦闘が終わりそうになったら忘れずにチェックしておくべし。なにしろ筆者はそのせいで武将「皇甫嵩」(こうほすう)を入手しそこね,その後ソロプレイで3回も同じ任務に挑戦するはめに陥ったのである。
実体験に基づく貴重な例として,プレイヤー&読者の皆様に伝えねばと意気込んで原稿に書いているので「そんなウッカリぶりは,あなただけだと思います」という担当編集者の声は聞こえなかったフリでやりすごしたい。
任務を終えれば経験値を獲得し,経験値が溜まればレベルアップするというシステムはほかのオンラインゲームと変わらない。レベルアップ時にもらえるポイントを割り振れば,スキルの強化も可能だ。
さて,そこそこ武将も育ったし,NPC武将相手じゃ物足りなくなってきたあなたに,ぜひ挑戦してほしい任務がある。レベル11で受けられる「護衛をつけて敵国へ」だ。
これは自分の所属国と隣接する敵国へ向かえばクリア! という,実にお手軽簡単楽勝な任務である。嘘ではない。仮にも敵国ゆえ,それなりの武将が待ち構えており,もしかしたら返り討ちにあうかもしれないけど,それは自己責任で。そうとは知らない筆者がレベル11で挑戦し,20以上もレベル差がある相手国の武将にボコボコにされた悔しさを,ぜひ読者にも味わわせようなんて,意地の悪いことはこれっぽっちも企んではいないので安心してチャレンジしよう。うふふ。
レベル16でも,スキル強化はこのくらいが限界。攻撃特化にするか,機動力を生かす敏捷系にするかはプレイヤー次第。攻撃も防御も,という育成の仕方はちょっと難しいみたいだ |
レベル20になった記念に敵国へでかける任務を実行してみた。このあとレベル33の武将が登場してボコボコにされ,気がつけばスクリーンショットすら撮り忘れていた。ごめんなさいね |
以上,非常に役に立つ戦闘のアドバイスを書いたところで,今週獲得した武将および,Ex武将を自慢,じゃなくて公開しよう。見てよし,戦ってよしの愛しき我が部下達。ういやつらである。うう,イケメン軍団まであとわずか……かな?
●毛玠(もうかい) 肌の白さときめの細かさ,いかにも草食系男子の匂いがする毛玠は,支援系スキルが使える薬師。こーした真面目そうな武将をアゴで使うのは,楽しそうだなぁ |
●波才(はさい) この長髪を許せるか許せないかが勝負の分かれ目になるが,まあ悪くない顔立ちの歩兵。黄色いバンダナはお洒落ではなく,黄巾族の将軍の証だ |
●Ex娘パンダ(むすめぱんだ-癒し系-) オープンβテスト参加特典としてもらえた娘パンダ。最初からレベル20とかなり頼れる。本当はもう一人の「Exパンダ娘」(人型)がほしかったなんてわがままを言わないのが大人だ |
●江洋大盗 戦闘中に「説得」コマンドを使って初めて部下にしたNPCがこの盗人,「江洋大盗」だ。細長くたれる口ひげさえ気にしなければ,盗賊団らしいワイルドさがお好きな読者もいるはず |
見目麗しく戦闘能力も高い武将がそろい始め,やっとすいっちの座を脅かす女武将,沙霊を二軍落ちさせたのだが,なんと,さらに強力なライバルが現れてしまった。
沙霊よりも美しい「甄姫」(しんき)だ。しかも説明を読むと三国志を代表する美女で,かつ数多くの武将が好意を寄せていたという魔性の女ではないか! 使い勝手がよいため第一線から外すわけにもいかず,悶々とする日々が続く。
ちなみに筆者は魏のことしか知らないのだが,どうもほかのプレイヤーの話を聞いている限り,蜀や呉の国にもたいへんな美人武将がいるらしく,美女ほしさに所属国を捨ててキャラクターの作り直しまでする人がいるらしい。今度こっそり他国の武将イラストをチェックしてみるしかない。
●甄姫(しんき) 筆者の水着武将,すいっちの座を脅かすライバル登場。向こうはそう思っていないと思うけど |
ところで本記事は,筆者の好きなように書いていいプレイ日記とのことなので,通常のレポートならば見逃す細かいところにあえて突っ込ませていただきたい。武将情報を開くとレベルや能力値に加えて一言コメント(?)が読めるようになっている。捕獲した武将をぼんやり眺めていると,あることに気がついた……。
曹安民(そうあんみん)
「安眠できませんかな!?ムハハハ!」
曹昴(そうこう)
「そうこう言っているうちに敵軍が……」
毛玠(もうかい)
「天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず」
波才(はさい)
「反撃かよ! ハァ……最悪」
なんですか,この名前にひっかけたオヤジギャグ! しかも「皇甫嵩」(こうほすう)のように読みにくい名前の武将には極めて真面目な説明がついていて,ダジャレで暗記できないではないか。面白いぞ。筆者もいくつか考えたので,ベクターのローカライズ担当者にぜひとも採用していただきたいものである。
というわけで,次回はいよいよ最終回,いい加減に「国戦」を体験したいところだと考えている。ギルド同士が領地を奪い合うもう一つのPvPシステム「ギルド戦」も本作には存在するのだが,ほら,何しろギルドに入ってない(入れてもらえない)から,ねえ……(涙)。
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