プレイレポート
「C9」の新クラス「ナイトストーカー」を先行プレイ。多彩なサーヴァントを従えて,1人でも擬似的なパーティプレイが可能
6体の召喚獣を操るナイトストーカー。召喚獣との連携,自身の強化が鍵
今回の大型アップデートで実装されるナイトストーカー(伝承クラスはレネレティカ)は,ウィッチブレイド系の2次クラスだ。
武器は剣と鞭を組み合わせたチェーンブレイド(蛇腹剣やガリアンブレードのこと)。チェーンブレイドは大振りでリーチや範囲の広いスキルが多いため,相手との距離を考えて使う必要がある。召喚獣を壁として,中距離からリーチを活かした攻撃をするといった戦い方が主流になりそうだ。
ナイトストーカー最大の特徴ともいえるのが,召喚獣の存在だ。召喚獣は,それぞれ敵を自動で攻撃するのだが,機敏に反応するので,物足りなさを感じることはないだろう。
各召喚獣はHPが0になる,あるいは持続時間が過ぎるまで戦い続けてくれる。それでは,個々の召喚獣について紹介していこう。
●召喚:ミュー
ナイトストーカーの周囲に現れる小さな悪魔。ナイトストーカーに追随して動き,近づいてきた敵に対して攻撃するボディーガード的な召喚獣だ。ミューは攻撃されないためHPは設定されておらず,持続時間の200秒を超えると消える。
●召喚:ディアボリックウルフ
四足歩行の魔獣で,自ら敵をサーチして攻撃を仕掛けるアクティブタイプ。大ダメージを与える突進攻撃を繰り出すので,狭い場所や列を成して近づいてくる敵にはかなりの効果が期待できる。持続時間は200秒。
●召喚:バンシィ
フィールド設置型の召喚獣。召喚された場所から動けないが,射程範囲内の敵に対し,アームキャノンやフレイムコメットといった火炎魔法で攻撃する。動けないタイプのため,持続時間とクールタイムは30秒と少々短め。
●召喚:ティタニア
バンシィと同じくフィールド設置型の召喚獣で氷魔法が得意。アイスブレスや自らを中心に氷を降らせるアイスニードルといった魔法で接近してきた敵を攻撃するうえ,HPを回復するヒーリングブレスも使える。持続時間とクールタイムは30秒。
●召喚:マグネティックグラヴィト
機械のような天使の姿をした堕落神官マグネティックグラヴィトは,出現と同時に魔法攻撃を行い,その後すぐに消滅する。前方に向かって3つの魔法を連続して放つため,瞬間的な火力は召喚獣のなかで最も高い。
●召喚:スカルジェイク-S
敵に対する反応がもっとも鋭く,自ら進んで最前線へと特攻する。通常攻撃に加えて範囲攻撃も持っており,なかなか頼りになる召喚獣だ。持続時間は200秒だ。
自発的に行動する召喚獣だが,一部はそれ以外にも活用方法がある。そのポイントとなるのが「吸収」系のスキルと,サーヴァントイーターという2つのスキルだ。
吸収系のスキルを使うと,召喚中の召喚獣をチェーンブレイドに吸収できる。吸収できるのはバンシィ,ティタニア,ディアボリックウルフの3体で,吸収するにはそれぞれ個別に吸収スキルを習得する必要がある。
そして吸収した召喚獣を攻撃スキルに転化できるのがサーヴァントイーターというスキルだ。召喚獣を吸収中のみ,フリッカースタンスからサーヴァントイーターを使用することができ,特殊な派生攻撃を繰り出せる。吸収スキルの効果時間は短いものの,召喚獣の効果が上乗せされるため,威力,効果範囲ともになかなかのものだ。また,召喚した召喚獣に応じていくつかのスキルも強化される。
ただし,召喚獣を吸収してしまうと召喚獣は消えてしまい,戦力は一時的に落ちる。威力があるスキルが使えるようになるとはいえ,闇雲に吸収してしまってはMP的にも召喚獣の持続時間的にもデメリットが大きい。召喚獣の持続時間が切れる寸前に吸収し,攻撃スキルに転化するといった使い方がいいかもしれない。
切り札とも言える伝承スキル召喚:暗黒のエシュメドは,召喚した巨大な悪魔を自ら操作する。マウスクリックで攻撃するだけでなく,SPACEキーを押すことで飛べ,空中から炎を吐くことも可能だ。そしてスキルの持続時間が切れると敵に向かって突撃し,爆発して大ダメージを与えるという凄まじいスキルとなっている。
召喚獣のおかげで狩り性能は高め。対人戦は召喚獣の使い方が鍵を握る
C9のキャラクターは,接近して攻撃するにせよ遠距離から攻撃するにせよ,自身と敵との位置関係が重要だったが,ナイトストーカーはその大半を召喚獣に担わせることが可能で,後方から余裕を持って狩りができる。ある程度召喚獣に戦いを任せられるので,初心者向きの狩りキャラクターといえそうだ。ただし,テストプレイをしたときはバランス調整中だったこともあり,掲載した画面写真のダメージは少々出過ぎであるとのこと。
狩りなどではディアボリックウルフやスカルジェイクといったアクティブな召喚獣をメインで使い,ボス戦ではバンシィやティタニアといった設置型の召喚獣を使うなど,相手や状況によって召喚獣を使い分けていくとよさそうだ。
狩りでは出しておくだけでも有効な召喚獣だが,PvPではクールタイムが長くなっていたり,対戦相手が状況を見て的確に召喚獣を倒していく状況も考えられるため,召喚獣を出すタイミングや順番,吸収スキルを使用するタイミングなどをよく考える必要がある。ナイトストーカー自身のリーチのある攻撃スキルと召喚獣の攻撃を上手く組み合わせて戦いをコントロールしていくことが勝利への秘訣かもしれない。
召喚師というよりも,猛獣使いの趣があるナイトストーカー。召喚獣を召喚することで一人で擬似的なパーティプレイができるのが最大の特徴といえるだろう。見た目は凶悪だが,献身的に動き回り敵を殲滅する召喚獣の姿は,頼りになる相棒といった感じだ。ナイトストーカー実装後には,召喚獣とフィールドを駆けめぐり,ともに狩りを楽しんでほしい。
「C9 (Continent of the Ninth)」公式サイト
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C9 (Continent of the Ninth)
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