リリース
[Mac]NVIDIA,Mac OS X 10.6 Snow LeopardでOpenCLにフル対応
CUDA | |||
配信元 | NVIDIA | 配信日 | 2009/09/07 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
NVIDIA、Snow LeopardでOpenCLをフル・サポートApple採用のNVIDIA CUDA対応GPU、全モデルを新しいオペレーティングシステムがサポート
2009年9月3日 - カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は、Appleの新しいSnow LeopardがOS(オペレーティングシステム)として初めてOpenCLとの統合を実現したと発表しました。
OpenCLはクロスプラットフォームのオープンスタンダードで、これを活用すれば、今までGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)に閉じこめられていたギガフロップスのコンピューティング・パワーをあらゆるアプリケーションで利用できるようになります。
NVIDIA(R) CUDA(tm)アーキテクチャにおけるOpenCLでは、GPUをコプロセッサとしてCPUと組み合わせて使うことができます。
CUDAアーキテクチャはNVIDIAのあらゆるブランドとセグメントでサポートされているため、Appleユーザは、Snow Leopardが公式サポートしているGPU、10種類を自由に選ぶことが可能です。
サポートされているGPUは、NVIDIA(R) GeForce(R) 9400M、GeForce 9600M GT、GeForce 8600M GT、GeForce GT 120、GeForce GT 130、GeForce GTX 285、GeForce 8800 GT、GeForce 8800 GS、NVIDIA(R) Quadro(R) FX 4800、Quadro FX 5600です。
NVIDIAのCUDA担当ゼネラルマネージャー、サンフォード・ラッセル(Sanford Russell)は次のように述べています。
「NVIDIAはOpenCLワーキング・グループの議長を務めており、現在、Snow Leopard、Windows、そしてLinuxなど、数千人もの開発者にOpenCLドライバを配布している唯一の企業でもあります。
今回、Snow Leopardの出荷がはじまり、AppleユーザがGPUコンピューティングを利用できる状態となったことをNVIDIAとして大変嬉しく思っています。」
NVIDIAでは、OpenCLについて、詳しいプログラミング・ガイド、チューニングのノウハウなどのBest Practicesガイド、SDKコード・サンプルなど、さまざまな参考資料とツールを用意しています。
パフォーマンスの最適化に便利なVisual Profilerも近日中にリリースします。
Appleと協力してSnow LeopardとOpenCLの統合をサポートしたほか、Windows用とLinux用にもOpenCL対応ドライバをリリースしています。
OpenCLに関する詳しい情報は
www.nvidia.com/opencl
をご覧ください。
AppleのSnow Leopard OSについては、
www.apple.com/macosx
をご覧ください。
- 関連タイトル:
CUDA
- この記事のURL: