Wiiウェア「オーバーターン」，登場キャラ＆機体情報およびバトルシステムを公開

画面はすべて開発中のものです

　スタジオ斬から11月に配信予定のWiiウェア「オーバーターン」において，キャラクター＆機体情報とバトルシステムが公開された。

　本作は，「こちら」の記事でお伝えしたように，戦闘マシン（オーバーターンマシン，OTM）を操り，トーナメントで優勝を目指すというアクションゲーム。勝ち進むことでOTMのパーツが手に入り，OTMをカスタマイズすることができる。また，機体の操作をバランスWiiボードの重心移動で行えるのも特徴だろう（バランスWiiボードがないときは，ヌンチャクで操作する）。

　まずは本作の登場キャラクターとOTMについて。今回は，キャラクター4名（＋1人？）とその登場OTMが公開されたのだが，リリースには“ゲームスタート時に選択できる”とわざわざ書いてあるだけに，パイロットやOTMはまだまだあるのかもしれない。またOTMには，レーザー/ミサイル/ドリルといったロボットものには欠かせない（？）要素が用意されている。

●パイロット名：クリス・サイドウッド
バトルアリーナのチャンピオンに勝てば、自由に生きていいという父との賭けを受けバトルアリーナに参加する。賭けに負けると、父の後を継いで大富豪アローセイル家の執事にならなければならない。

●搭乗OTMタイプ：クロノス
高出力の貫通レーザーを発射するレーザーギミックを有するOTM。

●パイロット名：ヒート・オルフィルド
ある事件の容疑者として無実の罪を着せられ、OTMの整備士アゼル・パッディと共に、真犯人を追うべくバトルアリーナに参加する。現在は保釈金を支払い保釈中の身。

●搭乗OTMタイプ：バルキリー
複数の誘導ミサイルを一気に発射するランチャーギミックを有するOTM。

●パイロット名：エリカ・アローセイル
大富豪アローセイル家の一人娘。勝手に決められた婚約者がイヤで、婚約者探しのためにバトルアリーナに参加する。婚約者の条件は自分より強いこと。

●搭乗OTMタイプ：ロンギヌス巨大な誘導ドリルを発射するドリルギミックを有するOTM。

●パイロット名：悠紀
オルフィルド家に仕える鴉一族の１人。行方不明の次期当主を探し出すために旅に出る。ある時、バトルアリーナに次期当主が参加していることをつかみバトルアリーナに参加する。

●搭乗OTMタイプ：ヒミコ機体を見えなくするカモフラギミックを有するOTM。

　本作のバトルシステムの基本ルールは，「対戦相手のHPをゼロにすれば勝ち」といういたってシンプルなもの。ただし，自機のHPがゼロになった場合だけでなく，制限時間内に相手を倒せなかった場合も，プレイヤーの敗北となる。

　基本的な操作は，先に少しだけ触れたが，機体の移動をヌンチャクまたはバランスWiiボードで行う。また，カメラ視点は照準と連動しており，Wiiリモコンで操作する。基本的にはWiiリモコンでポインタを移動させて照準を定めるのだが，画面端にポインタを動かすと，それに合わせてカメラ視点も移動する，という仕組みだ。なお，Cボタンを押すと敵に狙いを定めてくれるお助け機能も用意されている。


　攻撃方法は右と左，二つの“アームウエポン”で行う。右のアームウエポンはBボタン，左のアームウエポンはZボタンにそれぞれ対応しており，同時に発射することも可能。ただし，残弾数がゼロになると，リロードが終わるまで一定時間アームウエポンが使えなくなるので注意が必要だ。アームウエポンは，射程距離/弾速/弾数/リロード時間/誘導の有無など，パーツによって性能が異なる。
　またOTMには，OTMごとに異なる“機体ギミック”が用意されている。Aボタンを押しっぱなしにしてチャージして放つ“溜め”タイプの攻撃で，威力は高いが，発射後は一定時間使用不能となる。

　さらに，本作には“BPゲージ”（バランスポイントゲージ）と呼ばれるものがあり，以下で紹介する行動を取るたびにポイントが消費される。

・ジャンプ
・敵の攻撃が機体にヒット
・Cボタンを使った敵のサーチ
・機体ギミック発動状態の維持

　BPゲージを回復するには，Cボタンを押し続ければいいのだが，回復中は機体を操作できないというリスクが伴う。BPゲージがなくなると“バランスエラー”状態になり，機体の移動や攻撃ができなくなってしまう。バランスエラーを修復するには，散らばったエラーパーツすべてを制限時間内にエラーホールにはめなければならない。制限時間内に修復できなかった場合は，バランスエラー終了後も一定時間操作ができなくなる。


　本作の公式サイトでは，本日（10月30日）からトレイラームービーが公開される予定だ。興味を持った人は公式サイトにアクセスしてみよう。

「オーバーターン」公式サイト