ニュース
「勇者のくせになまいきだor2」,ネタ全開の発売記念イベント“TGS2008”が開催
このように,“勇者”が敵という少々変わったゲームなのだが,昨日(10月16日)その続編となる「勇者のくせになまいきだor2」(以下,「ゆうなまor2」)が発売された。
そして本日(10月17日),東京は品川の戸越銀座商店街にある“戸越銀座温泉”にて,「ゆうなまor2」の発売記念イベント,“TGS2008”が行われた。“東京ゲームショウ”だと思ったら“戸越ゲームショウ”だった……いや,それとも“戸越銀座商店街”の略なのか? とにかくネタ全開の,かなりヘンテコリン(良い意味で)なイベントだった。
この,おかしなゲームのおかしなイベントの一部始終を見てきたので,本稿でその内容をサックリお伝えしていこう。
浴衣姿にビール!?
終始ゆる〜い雰囲気
「ゆうなま」では,ゲームやアニメ,漫画,果てはネットスラングまで,いろいろなジャンルのパロディネタが盛り込まれており,プレイヤーの間で話題になった。続編となる「ゆうなまor2」では,良いのか悪いのか……ネタ要素がさらにパワーアップしているという。
それだけでなく,ストーリモードが前作よりも大増量しており,ステージ数が約4倍,魔物の数が約3.3倍,勇者数は約2.5倍になっている。さらに,環境に応じて魔物が巨大化したり,レア化したりする“突然変異システム”も追加され,よりゲーム性が奥深くなったとのことだ。
また,「もっとやりこみたい!」というファンの要望に応え,本作では“魔王の部屋”というモードを追加。これは心ゆくまで魔物の生態を観察できるというモードで,勇者は侵入してこない設定になっているようだ。
ゲーム紹介の後,林氏から「グダグダでごめんなさい」というコメントがあったが,浴衣姿で登場してきた時点で大方の来場者には予想がついていたであろうことなので,わざわざ言う必要はないと思う……。
基本的にはやはり,ゆる〜い雰囲気のトークセッションだったが,中には「現代の文明に対するアンチテーゼを込めた」「本作を通して生物を大切にする心を学んでほしい」など,およそ「ゆうなま」らしくない真面目な話や,「ぜひ続編を作りたい」というコメントもあり,来場者の興味を引いていた。
また,トークセッションの途中で“ムスメのはんこうき(仮)”と銘打たれた追加コンテンツの発表もあった。詳細な内容はまだ不明だが,毒舌なのに何だか憎めない新キャラ,“魔王のムスメ”が画面に登場し,来場者を沸かせた。
そしてイベントの最後に,発売記念のくす玉割りが行われたのだが……ここで突然パンツ一丁の半裸男(コンドルズの橋爪利博氏)が乱入。くす玉を割り,嵐のように去っていった。
食事も用意されて……って,何だこれ!
“苔ジュース”と名づけられた緑の液体,どう見てもチキンにしか見えない“勇者のきけんな肉”,そして,ジョッキになみなみと注がれたビール……。一番まとも,というか普段なら凄く嬉しいビールは,まだ仕事があるので手が付けられず,残された選択肢は苔ジュースと勇者肉のみ。
「まさか飲んだら突然変異しないだろうな……」などと考えつつ,おそるおそる苔ジュースを飲んでみると……。うん,人間界の飲み物に例えるなら,“青汁”っぽい味……というか,まんま青汁だこれ。当然,美味いものではありませんでした。まぁ,お約束でもう一杯おかわりしましたが。
あ,それと勇者肉はやっぱりチキンでした。チキン以外の何物でもないです。勇者はチキン(腰抜け)というメッセージが暗に込められているとかいないとか。
……とにかく,最初から最後まで「ゆうなま」らしいヘンテコなイベントだった。
- 関連タイトル:
勇者のくせになまいきだor2
- 関連タイトル:
勇者のくせになまいきだ。 PSP the Best
- この記事のURL:
キーワード
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
(C)2007 Sony Computer Entertainment Inc.