コーエーテクモゲームスは,9月30日に発売を予定しているTPS
「QUANTUM THEORY」(
PS3 /
Xbox360)の新情報を公開した。発売3週間前となる今回は,主人公「シド」が使う武器や謎の新キャラクター,敵やステージの情報などを紹介しよう。
シドが扱える武器として今回明らかになったのは,「Arc Screamer」「Hail Launcher」「Echo Arc」「Brimstone」の4種類。Arc Screamerは近距離にプラズマを放出する武器,Hail Launcherはグレネードを6連発する武器のようで,その使い方はなんとなくイメージできる。
一方,Echo Arcは壁などに反射するレーザー攻撃,Brimstoneは分裂して爆弾の雨を降らせる攻撃となっており,なかなかユニークな効果を持つ。反射などを利用すれば隠れた敵なども倒せそうだが,敵も同じ攻撃を仕掛けてきたりすると,厄介なことになりそうだ。
・Arc Screamer(アークスクリーマー)
Arc Screamerは、トリガーを押している間、近距離に絶大な威力を発揮するプラズマを放射し続ける武器だ。狭い通路で出会いがしらに会った敵には特に有効だろう。敵が持っていた場合は近づかずに遠くから攻撃しよう。
・Hail Launcher(ヘイルランチャー)
Hail Launcherは小型のグレネードを打ち出す武器。トリガーを押し続ければ、最大6つまでグレネードを連続で射出できる。グレネードは一定時間で爆発するが、直接当てるとその場で爆発するため、うまく連続で当てることができれば大きな破壊力を生み出す。
・Echo Arc(エコーアーク)
Echo Arcは、反射するレーザー銃だ。反射をううまく使うことで、隠れた敵に当てることができる。時間と共に威力が増していくため、狭い場所で反射させて置けば、やってきた敵に大きなダメージを与えられる。直接当てても強力な武器だが、一度に装着できる弾数が少ないので注意が必要だ。
・Brimstone(ブリムストーン)
Brimstoneは、爆発する弾を発射する武器。直接当てても大きなダメージを与えられるが、一定時間で弾が分裂し、爆弾の雨を降らせる。隠れている敵の頭上に上手く打ち込めば、一網打尽にすることができる。
今回明らかにされた新キャラクターは,赤い髪の女性とされているだけで,名前もどのような人物なのかも不明だ。敵か味方かも公開されていないのだが,見た目だけで判断すると敵っぽい雰囲気。黒い衣装は,シドに協力する「フィレーナ」と対照的な印象で,フィレーナと何か関係のあるキャラクターなのかもしれない。
最後に,侵食された塔の様子や,金属のように堅い外殻を持つ「ギルスキン」という敵をスクリーンショットと合わせて紹介。ギルスキンの中でも,突然変異で生まれたという巨大な「ドレッドノート」は見るからに強そうだ。おそらく,
E3 2010で公開されていた“プレイムービーその1”の最後で出てくる敵だと思うのだが,その巨体に似合わずなかなか動きも素早い。これで高い攻撃力を持っているというのだから,かなり危険な相手となるだろう。
●侵蝕された塔内
侵蝕はガン細胞のように塔を作り変えていく。
もはや建物の姿をしていない場所をよじ登っていくシド。侵蝕が進んだ場所では、地形が変化を続けている。
塔の頂上部から得た光を強大なエネルギーに変換する「ルミナンスリアクター」。そのルミナンスリアクターも侵蝕に犯され、暴走を始めている。
●ギルスキン_プレデター
塔の上層部では、金属のように堅い外殻を持つ「ギルスキン」たちが立ち塞がる。1体1体は巨大な固体ではないが、攻撃力、防御力共に「ノスフェラトゥ」たちの比ではない。中でも「プレデター」は鋭い爪を持つ両手から繰り出される近接攻撃が極めて凶悪な上、火を噴いて突進してくることもある。位置取りに気をつけて戦いたい。
●ドレッドノート
突然変異で生まれた巨大なギルスキンの1体、「ドレッドノート」がシドとフィレーナに襲い掛かる。巨躯から放たれる攻撃は一撃で相手を死に至らしめる威力を持ち、吐き出される複数の弾は地面に落ちると大爆発を引き起こす。