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  • カプコン
  • 発売日:2009/03/05
  • 価格:8800円(税込)
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読者の評価
75
投稿数:11
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海外での評価
86
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バイオハザード5

バイオハザード5
公式サイト http://www.capcom.co.jp/bio5/
発売元・開発元
発売日 2009/03/05
価格 8800円(税込)
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このゲームの読者の評価
75
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • またいつものやつ。 55
    • 投稿者:Horatiocaine(男性/40代)
    • 投稿日:2010/01/29
    良い点
    1)グラフィック…もう驚くような水準ではないが、質感、モデリングともに良好。やや暗めの色調も雰囲気はある。

    2)銃器類…日本人に馴染みのある(映画や漫画内において、という意味で)ラインナップで選択、使用に楽しみがある。雑誌でいうならばアー○ムズ○ガジン的チョイス。実名表記になったのも嬉しい。

    3)やり込み要素…非常に豊富である。やり込み要素やコンプリートが好きな人なら長く遊べるのではないか。武器育成などは初回プレイ時が一番恩恵が大きいが、やりすぎると戦闘がさらに単調になる。程々に。
    悪い点
    1)シナリオ…いい加減飽き飽きしている要素がまたもやメイン。あいかわらずたった2人に潰される杜撰な計画が進行中だ(笑)。これでは壮大なストーリーは望めないだろう(上手くごまかしているとは思うが、冷静に考えて無茶すぎるシナリオである)。
     このシリーズは毎回後付けで設定が増えており、もはや破綻レベルではないだろうか。

    2)武器…弾薬の補充が多すぎる。しかもある程度狙ってドロップさせる事が出来るので簡単に貯まる。

    3)戦闘システム…スピード感を欠き、やたらとストレスの溜まるシステムである。最大の欠点は照準移動のコントロールが任意で設定できない点か(通常画面での操作に追従する)。本当に困るのでカメラコントロールだけは細かく設定出来るようにして欲しかった。

    4)キャラ…なんだかやさぐれた主人公と一般受けが厳しそうなヒロイン。ちょっとした小者といつものグラサン。プロモですでに正体がバレバレだったあの人…個人的な印象ではあるが、バイオはキャラ被りが多く、時系列での内容の把握も難しい(多機種でバラバラな内容で発売されているのでプレイしていない作品もある)。そんな状態で仰々しい演出で話を語られても「それ何だっけ?(←新設定)」「誰だっけ?(←新キャラ)」といまいちノリが悪い。ちょっとドラマ的に盛り上げるのが厳しくないだろうか。

    総評
     評価の難しい作品だと思います。サバイバルホラーである「バイオハザード」シリーズとして捉えるならば前作4の再生産に過ぎません。豊富なアイテム、弾薬によりサバイバルではないし、ホラー要素など皆無。前作はまだシステムに対する目新しさがあったぶん、最後までそれで押し通して高評価を得ることができましたが、意図的なのか怠慢なのか今回は単なる二番煎じに過ぎません。
     反面、無双TPSアクションゲーム(なんだそりゃ)としては映像は綺麗だし動きもそう悪いわけではなく、シナリオ、演出面もそこそこ。タイムアタック、武器育成、オンラインプレイとやり込み要素も豊富で楽しむ要素に欠けているわけではありません。
     
     しかしながら断言できます。「ゲーム」としては完全に凡作(駄作では無い)です。

     この作品に足りない物はハッキリしています。感動、あるいは興奮。ハッキリしているといいながら実に主観的な理由でアレですが、とにかく心に何も残らないのです。もともとそれほど期待して始めたわけでもありませんが、結局最後まで一度も面白いとは思いませんでした。
     「良く出来ているなぁ」と感心する所は確かにありました。しかしそれは技術的な部分がほとんどで、別に本作品で無くても感心したでしょう。逆に言うならば、テクスチャーの良し悪しをのんびり見れる程度にしかプレイに集中していなかったということです。エリアの謎解き要素にしても、テンプレートの集大成とも言うべき内容でほぼ瞬殺。むしろ実行するのが煩わしい。また多少難易度が高めの戦闘にしても、大量の弾薬と回復薬でゴリ押し可能。そして終盤、粛々と金策作業にいそしみ、無限マグナムを手にした瞬間…さて、ここまでの間に何か自分は楽しんだだろうか?今自分が行っている作業ははたして「ゲーム」なのだろうか?…などと考える事も無く、さくっと中古屋さんに持って行きました。なんの感慨も湧かず、最新のゲームをクリアしたというより、なにか事務的な作業を滞り無く終わらせたという軽い疲労感が残った程度です。

     オンラインプレイも良く出来てはいますが、いかんせんネトゲに擦れた身には熱中するほどの物でも無く早々にやる気が無くなりました。スピード感に欠き、特にテクニックが必要な訳でも無いアクションゲームなど、どうやって熱くなれというのでしょうか。

     カプコン自体が現在のシステムを気に入っているようなので、しばらくは同種のバイオハザードが続きそうです。惰性で買ってしまうとは思いますが、システムの大幅改変、あるいは世界観設定のリセットでもない限りサクッとクリア→中古屋さん即売りコースは続くでしょう…。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 2 2 2 3
  • 初めてのTPS 85
    • 投稿者:kazu(女性/40代)
    • 投稿日:2009/12/06
    良い点
    まず、ゲームがあまり上手でない者からのレビューということを前提にお願いします。
    coop機能があり、どうしてもクリアできないところは友人に手伝ってもらえる
    弾切れが心配でしたが、結構落ちてるので問題ない
    低難易度ならCPUのシェバがそこそこ頑張ってくれる
    難しすぎない謎解き
    グラフィックが綺麗
    悪い点
    ロードが長い
    操作が独特で慣れるまで難しい
    バイオハザードシリーズなのにホラーではない
    本編のボリュームが少ない
    DLCのVERSUSのバランスがひどい
    →マーセナリーズそのままでキャラ性能の差がありすぎる
    総評
    バイオハザードはPSの頃に少しプレイしたことがありますが
    操作の難しさからすぐに辞めました。
    今回も体験版の時点で全く操作に慣れることができず、迷いましたが
    coop機能があり、離れたところに住んでいる友人とも遊べるということで
    不安はありましたが購入しました。
    結果、初めてのプラチナトロフィ取得ソフトとなりました。
    実際本編をやってみると、操作なんてすぐ慣れました。
    結局本編だけではなく、マーセナリーズにもハマり後日配信されたVERSUSも購入。
    ソフトは発売日に購入しましたが、今もたまにマーセナリーズはやっています。
    私のようなTPS初心者にオススメのゲームだと思います。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 5 3
  • よくできたゲーム・・・だがBIOでは無い 70
    • 投稿者:ga-rand(男性/30代)
    • 投稿日:2009/11/14
    良い点
    グラフィックは◎
    武器の種類が豊富
    戦闘もある程度バラエティに富んでる
    ストーリーもしっかりしてる(後半を除く)
    やりこみ要素は楽しめる。
    COOP搭載
    悪い点
    システムは個性的
    後半の超展開は微妙
    AIが弱い(頭が)
    怖いというよりパニック系
    音楽は微妙
    総評
    バイオの名前をしたアクションゲーム第2弾。
    古き良きバイオの面影はありません。
    単純にTPSモドキとしてゲームを見れば楽しめるほうだと思いますが、ストーリーは1から継続です。
    武器の種類・シュチュエーション・戦闘は豊富だと感じます。
    音楽はダメダメですね、昔のバイオはもっと音楽が冴えてましたね
    TPSとしてみるとシステム面に難あり。操作が独特なので新規プレイヤーは困惑すると思います。
    バイオとしてもTPSとしても中途半端な作品ですね。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 1 2 3 5
  • シリーズでは2しかやったことがない者から見て 95
    • 投稿者:優しき心(男性/30代)
    • 投稿日:2009/10/26
    良い点
    ・各カテゴリーごとに武器はいくつか存在し一長一短がある為に、自分にあった武器を選んで強化しながら進められる。
    ・チャプター区切りになっているので、オンラインでのcoopプレイにおいては気軽に区切りがつけやすい。
    ・分断されるようなシーンはだいたい回避方法が存在したり、小ネタがあるのは面白い。
    ・DMC等同様、ある種その人なりに極めるという道が見出だしやすいので、プレイ時間は意外と長くなる(1周クリアしたらもういいや的なゲームではない)。
    ・マーセナリーモードで本編で出てくる敵キャラ等も使える。中にはボスとして登場したあの人のダッシュまで使えたり・・・。

    2以降やったことがない自分でも非常に面白いです。
    ただ、オフライン限定でやるのは飽きが早いかも知れない。coopプレイ前提でやるのをオススメしたい。
    悪い点
    ・ヒャッハー☆と言わんばかりに雑魚キャラがバイクに乗ってクリス達の周りをグルングルン。鎖で引きずり回されるなど、一体どこの世紀末なんだよw
    あれ、リッカーが出て・・・どんだけ大量に出てくるんだよ!
    何このナルガ○ルガ。
    等、世界観が崩壊。
    ・「恐怖」のあるゲームではなくなった。私が驚いたシーンは「壺を割った時に出る蛇に噛まれた時」だけという、なんとも地味なビックリだけでした。
    ・ウィルスではなく、プラーガという寄生体となったことで、敵はある程度の知性と動きを保ったままという設定が悪いんだろうか。相手は遠慮なく走ってくる、ガトリングやロケットランチャーも使う、照準をあわしたら避けるなど賢すぎる。
    ・ボスクラスは戦うというよりはイベント戦。だいたいコマンド回避して決まった方法で倒す感じ。やり方がわかってるとどのボスも3分くらいあれば簡単に倒せる。
    ・理不尽さはやはり感じる部分が多い。なぜハルヒ○ンテ改の怪力で即固定ガトリング付きジープが潰れないのか、あれだけ堅い表皮の○ルガクルガにトドメがハンドガン正面から3発な上に飛べる相手が落ちて死ぬのか、アーヴィングが卵型プラーガ注入してるがそんな即効性があるか、同じくアーヴィングが最初船の上を越えて水面に潜るが船の上に落ちたら1撃破壊じゃないのか?、主人公から離れた途端にほぼ全滅するデルタチームなど。
    ・一番上にも書いての通り、リッカーが随分な安売り。チェンさんも3回出現する場所があったり、たまに出て暴れるからインパクトのある敵が・・・全っ然怖くない。

    個人的にはバイオハザードシリーズとしてはおかしくないか?と思う部分はある。
    当然ゲームシリーズの風潮としておかしいのもそうだが、「バイオハザード」というのは細菌や生物による感染脅威の事じゃないだろうか?プラーガは人が人為的に埋め込むもので感染するものではない・・・のではなかろうか。ウロボロスをバラまくのも感染拡大ではなく、バラまいて飛散したエリアを感染させるだけだし・・・?
    総評
    アクションゲーム、TPSとして見るならば非常に面白い。
    だが、バイオハザードシリーズとして見るならバイオじゃねーよwと言われても仕方がない感じ。
    割り切って遊べる人にはかなり良い出来。バイオを大事にしてたり、某ドラ○エ9でキャラが喋らないし!とかつまらないとこを気にする人には面白くないかも知れない。

    次回作は買う?と聞かれれば、もちろん買いたいと答えれる程度にはハマりました。
    とりあえず、2キャラ分の装備確保も含めて倉庫をもうちょい大きくしてくれれば、私的には別に文句はないです。
    色々悪い点を書いてるのはゲームに限らず、よい点や面白い点は印象に残りづらい。
    悪い点は印象に残りやすいし、ある種期待ということでもあるので、決して悪いとは思っていないです。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 4 5 4
  • 作り手側の自己満足 30
    • 投稿者:P-08(男性/50代)
    • 投稿日:2009/09/20
    良い点
    オン、オフライン問わずCoopプレイが可能

    おなじみのやり込み要素がいくつかある

    チャプター単位でのプレイが可能
    悪い点
    単なるアクションゲーム

    オンラインプレイ時の検索画面のリロードの使い勝手の悪さ

    内容と価格の折り合いの悪さ
    総評
    30代前半までのプレイヤーなら
    グラフィックの綺麗さなども新鮮に感じるかも知れませんが
    ハードの性能が高いのでこの部分をわざわざ「すごい」と言うのも
    スクリーンショット等を見れば分かる事でもう当たり前の範囲かと

    私の場合、それよりもゲームとして冷静に見た場合
    オフライン(ストーリーモード)は全く面白くない
    ストーリー自体も恐ろしい位にありきたり
    これで定価が8800円 定価で購入した場合は
    ボッタクリとも思えるくらいストーリーモードは面白くないです

    私が「面白くない」と感じた最大の原因は
    「やたらとデカイ敵が出てくる」です
    コードヴェロニカまでが好きな私にとっては
    「何でもデカクすればエエんか?」と思えるくらい
    これではファミコン時代のソフトが乱発してた頃の
    アクションゲームの内容と変わらない
    (いつも最後はデカいボスキャラ)

    ムチャクチャ噛み砕いてまとめるなら
    「バイオハザード1作目のグラフィック向上版&デカいボス」です

    主人公キャラと等身大か3で出てくる「追跡者」程度の大きさの敵キャラで
    1作目のような「ドキドキ感」を追求して欲しい

    しかし、逆にオンラインは楽しくAIと進めて行くのとは違い
    本当の意味での「協力関係」が楽しめて良いですね

    オン、オフ共にストーリーモードをいくつかに「チャプター」として区分けして
    好きなチャプターから何度もプレイ出来るのは便利

    ゲームクリア後にプレイ可能になるモードでもオンラインが可能で
    追加データを購入すればプレイヤーVSプレイヤーの対戦(デスマッチ等)も可能
    私もこのモードでオンラインプレイを楽しんでいます

    オンラインでの唯一の不満点は
    プレイ相手を検索する時に自分の好みの結果が出ない場合に
    オンラインに「参加かホスト」の選択画面に戻ろうとすると
    TOPまでに戻されるのが非常に使いにくくイライラする

    この程度の内容ならタイトルも「バイオハザード4.3」程度にするか
    国内でも「Resident Evil」として販売した方が・・・
    定価も6000円の実売上限3900円なら・・・な内容です

    ボリューム2点はオフラインの感想
    オンライン+やり込み要素のボリュームの点数は4点
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 3 1 2
  • 一応進歩はしているが・・・ 35
    • 投稿者:non1986(男性/30代)
    • 投稿日:2009/09/07
    良い点
    PS2やGC等からプラットフォームが次世代機に変わりグラフィックが向上
    武器が比較的多く自分に合ったものを使える
    2人協力プレイ(COOP)ができる
    4と比べて敵の同時出現数が多い
    ゥ船礇廛拭舎MAPの変化が多め
    Ε椒Εン使えるのになんで銃使わないの?という疑問に回答あり(戦闘員がAK74を使用)
    悪い点
    ”雋錣鮃修┐燭泙泙任楼榮阿任ない
    △海虜酩覆茲蠢阿謀仂譴靴織妊奪疋好據璽垢料犧鄒と多くの機能に突き放されている
    バイオおなじみのあの人がチープになりすぎている
    だ鐺時に取れるアクションが少なく銃かナイフで怯ませて蹴る作業になる場合も
    ゥ椒昂BOWの形がほとんど同じ
    Ε轡鵐哀襯廛譽せのAIが弾薬を浪費しすぎる
    AI自体の出来もひどく前作のアシェリーに毛の生えた程度に思える面も
    敵の死に方がほとんど同じ上死体がブクブク音を立て消えるため死体に対する生理的嫌悪感等を煽るような演出は無し
    まったく怖くない(この傾向は4もだが)
    マジニ(ガナードとも言う)の声のパターンがかなり少ない
    シナリオの演出が下手で水戸黄門を見ている気分になってしまう
    総評
    かなりデッドスペースと比べてしまっているが発売がデッドスペース後というタイミングがかなりまずかった
    日本では発売されていないタイトルだが現在では輸入するなりすれば購入可能だしホラー系ゲームのファンなら恐らく購入しているタイトルだからだ
    バイオは4以降TPS的な操作に変更されたが銃を構えた場合徒歩で移動できないのが一つの特徴であり不満点で5でもそれは解消されることがなくDLCで対戦が配布されたせいでさらに不満を煽っている
    ボスに関しても比較的多く登場するため似たようなデザインのボス(過去作を除いて)が多くまたか・・・といった気分になる
    4から変化した所は僅か(武器商人が居ない,2名同時プレイ,武器名がオリジナルでなく正式の名前を使っている等)で4=5であることはギリギリ避けている程度
    バイオハザードは初めてホラー系のゲームに手を出したタイトルなので思い入れが強かったのだがこれはかなり残念だとしかいえない
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 1 1 2
  • 「夢で終わらせない」ってなんだったんだろう 95
    • 投稿者:ねぼすけ(男性/40代)
    • 投稿日:2009/06/08
    良い点
    「バイオハザード4」のシステムを継承しつつ、グラフィックスはパワーアップ。
    ストーリーも、きっちりこれまでの流れをふまえていて、シリーズのファンなら間違いなく楽しめる。

    かつてこのシリーズは、理不尽な強さのボスなどもいたが、今作では理不尽なまでに強いボスであろうと、論理的に分かりやすい攻略法が用意されているので、かなり遊びやすくなった印象。
    それでも闇雲に間口を広げたということではなく、きっちり遊ばせてくれるのがニクい。
    悪い点
    CPUが操作するときのシェバがバカ過ぎる。
    でも、「CPUはバカだから、マルチプレイを遊んでね!」というカプコンからのメッセージなのかも知れないので、これを悪い点と言い切ってしまっていいのか? という気はする。

    ボリュームがやや足りないような気もするが、この手のゲームで数十時間プレイしなければいけないってなると、それはそれで厳しいので、まあ妥当なところじゃないかと思う。
    総評
    「バイオハザード4」以降の「バイオハザード」として、非常に手堅い作りだと感じた。
    ゲームのあちらこちらに見え隠れする親切さを嫌う人もいるかもしれないが、見た目がどんどん洋ゲーっぽくなりながら、この手のきめ細やかさを忘れないのは、国産タイトルならではの心遣いだと思うし、個人的にはそれを嬉しい気持ちで受け止められた。

    初めてシリーズ最初の「バイオハザード」を遊んだときのような怖さは感じられなくなったが(パターンに慣れたというのもあるかも)、逆に最初のバイオハザードでは味わえなかったような快適さであったり、爽快さみたいなものを形にしてくれているので、相殺どころか差し引きで+の評価をしたい。

    ラスボスからエンディングまでのハリウッド映画っぽい流れを見ると、いま改めて「夢で終わらせない」ってなんだったんだろう? って気がしてしまったのは私だけなんだろうか。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 4
  • 良くも悪くも4の進化形 60
    良い点
    グラフィックがかなり綺麗
    コープが楽しい
    武器の種類が豊富
    BGMがいい
    クリーチャーがグロテスクで恐ろしい
    キャプチャー制度がいい
    ランキング機能がいい
    オマケが豊富
    武器の改造が楽しい
    武器チェンジがスムーズに行える
    トロフィー、実績機能が充実
    ウェスカーがカッコイイ
    リッカーが出て嬉しかった
    悪い点
    怖くない
    ボリューム不足
    扉の開閉、ハシゴの上り下りなどにいちいちボタン押さなくてはならない
    アナログ入力で走れない
    敵の出現パターンがワンパターン
    ストーリーが面白くない
    ウェスカーの最期があまりにもあっけない
    とってつけたようなカバーリングシステム
    後半でまさかの銃撃戦化
    AIの頭が良くない
    総評
    4ではアクション路線に変更しながらも、従来作の「ホラー」の演出も入れておきましたが今作は、恐怖を感じるステージは数箇所しかなく、「ホラーゲーム」と呼ぶにはどうかと思います。で、それでいて「面白くないか?」って言われるとそうでもないと思います。4よりやりやすくなってるところもありますし、旧作ファンにもニヤリとさせられる演出もあると思います。武器の種類も以前よりも増して、ガンマニアなら歓喜するところもあると思います。
    ただし、4から大きな変化を期待してる方には拍子抜けするかもしれませんので注意してください。
    システムも古臭く感じるかもしれません。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 3 3
  • サバイバルホラーじゃなくてアクション 90
    良い点
    ・操作性が悪いと良く言われているが、意外と操作性が良かった。
    ・迫り来る大量のマジニを撃ち倒していくのが楽しい。
    ・段々真相に迫っていく・・・という感じのストーリーが面白かった。
    ・グラフィックが良い。
    ・オンライン協力プレイやオフライン協力プレイが非常に楽しい。
    ・チャプター毎に特徴がある。車に乗りながら戦うチャプターは爽快感抜群であった。
    ・戦闘が臨場感溢れて非常に面白い。
    ・巨大なクリーチャーが迫力満点。
    悪い点
    ・全然怖くない。
    ・謎解きが殆ど無い。
    ・ストーリーが短め。だいたい8〜10時間ぐらいでクリア可能。
    ・ウェスカーはやりすぎな気がする。

    総評
    ホラーが苦手な私でも熱中して一気にプレイすることができた。その最大の理由が「全然怖くないから」である。
    もちろん「プレイしていて面白い」というのもあるのだが、初代バイオハザードのように怖かったら、幾らプレイしていて面白くても、「今日はこのへんにしとくか・・・」という感じに一気にプレイすることはできないだろう。

    怖くない理由はおそらく、殆どの戦闘が真っ昼間のように明るいステージで行われるせいだと思われる。(真っ暗闇で殆ど何も見えないステージもあるが)もう少し暗くすれば、少しは恐怖が生まれたかもしれない。

    ウェスカーはやりすぎな気がする。動きがマトリックスな上に、タフさはターミネーターという脅威の敵。タフさはターミネーターでも良いとして、動きがマトリックスなのはどうかと思う。

    サバイバルホラーとしてではなく、アクションとして見ると非常に完成度が高く面白いゲームだ。もう少し怖かったらバイオハザード史上最高のゲームになったかも。

    対人戦ももう少しで解禁されるので、とても楽しみである。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 3 5 2
  • カプコンの戦略が見える 85
    良い点
    サバイバルホラーの金字塔であり、アドベンチャーといわれていたジャンルにアクションを定着させたシリーズの最新作。

    パターン化した作品の流れを変えようと、前作4から徹底した路線転換があったため、すっかりアドベンチャー要素はなくなりTPSという内容になっている。
    これは作品モチーフであるホラーという要素が、ナンバリングによってできるユーザーの免疫によって緩和されつつあり、もはや「ゾンビ」は迫ってくる「敵」でしかなくホラーになりえない、すなわちアクションなりシューティングというジャンルに近づいてしまったためであり、これはこれでユーザーのニーズを組んだ内容だと思われる。

    ゲーム内容は快適であり、難易度そのものも「お金を稼ぐ」行為で十分緩和可能。
    狙って撃つ、という行為が重要であり、そこがゲームのキーになっていると感じる。実際、狙って撃たない場合は弾薬が枯渇気味になる覚悟が必要であり、狙って攻略した場合でも弾薬残数による「心細さ」を随所で感じた。どちらかといえばバイオハザードはこういうゲームだったなぁとしみじみ思ったものであり、それがクリエイターの狙いだとしたらいい難易度設定だと思う。

    物語はやはり、シリーズを経験しているか否かで思い入れが違うのだろうが、そのあたりは設定を読める機能があるのであまり気にしないでいいかもしれない。
    補填不足はいなめないが、おそらくシリーズ初の人でも楽しめるはずだ。
    物語の求心力はさすがであり、映画を見るつもりで買ってもよいと思う。
    いささか大作主義な展開はあるがやはり面白い。

    グラフィックはすばらしいのだが、同時に複数の敵と交戦するポイントが多い割りに、敵の数が控え目だったりと、ゲーム内の不満足さはある、しかしムービーとそれに連動したボタンアクションは美しく、そして楽しい。
    悪い点
    次世代機のグラフィック戦争は、もはやムービーではなくゲーム内描画にかかっているといっても過言ではなく、かつてはムービー中やスクリプトでしか味わえなかった大規模な戦闘なりを体感させて欲しかった。

    また、敵の策敵範囲が広いのは若干のマイナスである。
    狭い路地で待ち伏せしているはずであろう敵がこちらの発砲音に反応して、シチュエーションに反してじゃんじゃかやってくるため、弾薬がある場合は待ちの戦法が、ない場合は強行突破しか道がないという場面が多々あった。
    また、敵の動作が一様に遅く、TPSとしての爽快感、緊張感はあまりない。
    難易度にも直結する場面でもあり、手法の問題でもあるので答えがないと思われるが、中途半端な状態にするよりかは戦闘そのものの爽快感を追求した方が面白かったのではないだろうか。

    隠れるというアクションも随所で表示されるが、そこ隠れられるでしょという場面でできない場合も多く、そこもマイナスである。

    強い敵などは随所にヒントがあったり、パートナーが教えてくれたりするのだが、そこも直線的すぎてマイナスである。
    連想や想像の部分を切り離してしまってはゲームはゲームでなくなる、世界市場を視野にいれている作品だからこそ、そういう部分を大事にして欲しかった。
    総評
    カプコンの作品はマーケットを海外に求めている傾向が昨今強く、今作はそれがもっとも強く現れている作品であろう。
    音声は英語だけ、字幕、ゲーム内だけ日本語文字という徹底振りで、私個人は歓迎したい流れである。
    GAME OVERをゲームオーバーと書くなどは時間の無駄であり、仮に子供がレーティング関係なくこれを遊んだとしても、読めなければ調べる、そして理解する。それだけの話であり、いちから日本語化するのは愚の極みである。世界市場に通用するゲームをつくるためにも、こういう努力を買いたい。

    ナンバリングものとしてはごく自然の出来であり、あまり強い期待感を持つと失望してしまうかもしれないが、物語、そして進化したグラフィックはほぼすべてのファンを満足させてくれると思う。
    恒例のクリア後のやりこみも健在で、ボリューム的にもなかなかお得な点も見逃せない。

    さて、少々予断だが、このゲームについては史上初めてであろう、人種差別問題があげられる。
    登場する敵に黒人が多い、ただそれだけなのだが、クレームがついたのは事実である。
    舞台が日本であれば日本人が敵なり味方なりになり、ロシアであればロシア人がそうなる、ただそれだけの問題であり、この部分にクレームをつけるのは如何なものかと正直思う。
    物語にしても、アフリカの過酷な歴史に依存しているわけでも、それを偏向しているわけでもない。
    ただ黒人が敵役として登場するのを見て「差別されてきた弱い黒人を敵にしてやっつけるのはけしからん」そういう論点で差別議論が進んだと記憶しているが、断言すればその認識こそが差別そのものなのだと明記しておく。
    人間として差別という問題は無くし難いのは、差別するという気持ちが区別と紙一重であり、同時にそれを克服しようとする善意は常にその発露を求めているからである。
    善意の発露は「差別対象を庇護下に置くこと」で充足するが、それは本当の意味で差別を解消していない。庇護下におくということは区別すらできなくしてしまい、区別されることによって表現される「個」の存在を消してしまうからだ。

    ゲーム内容には一切関係ないが、このゲームのスタッフは「過剰な善意からの悪意」にもきちんと説明し(AP通信など)、開発を終えた。
    スクリーンショットが公開された当初から予想されていたこの難問を、曲げずに乗り切ったスタッフの皆様に敬意を表したい。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 5 4
  • オリジナリティが・・・ 70
    • 投稿者:DEADBEAR(男性/50代)
    • 投稿日:2009/03/12
    良い点
    ・ハードの性能が向上しているので各種武装やコスチュームなど質感まで伝わるようなグラフィックは素晴らしいの一言に尽きます。

    ・使用する武装を強化したりおまけの要素を解除していったりと内容は充実していると思います。

    ・各ステージ途中で流れるムービーをつなぎ合わせて再生することで物語の概要を理解できる一つのムービー(1時間くらい?)に仕上がるというアイデアは斬新。

    悪い点
    あくまでも主観ではあるが、プレーを進めていくと開発者がゲームというよりシネマを意識して製作したのが明確になるような、某有名SF映画の数々を意識したのかパクリとも判断できる内容(シナリオやクリーチャー等)が随所に表れるのでオリジナリティの欠如=失望感を大きく感じました。

    総評
    単純に一つのゲームとして判断すると完成度は非常に高いものがあります。が、前述の悪い点でも挙げたような内容が含まれるので、プレーする人によっては大きく印象が変わるような感じもします。

    とは言っても、既存の難易度以外でも武装を強化することで大きく変化する難易度(最強の装備を最高ランクへ強化することで攻略しやすくなる)などアクションゲームの苦手な人でもそれなりに楽しめるような配慮は施されていて間口は広いので、従来のバイオハザードファンから新規の方(人物設定は前作からの絡みもありますので理解しにくい面もありますが・・・)まで十分に楽しめると思います。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 2 4
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