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    WILDARMS XF(ワイルドアームズクロスファイア)

    WILDARMS XF(ワイルドアームズクロスファイア)
    公式サイト http://www.wild-arms.net/XF/
    発売元・開発元
    発売日 2007/08/09
    価格 4980円(税込)
    ジャンル
    レーティング
    備考
    その他
    • このページのURL:
    このゲームの読者の評価
    80
    グラフ
    読者レビューについて
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     4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
     なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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    • Pages: 1
    • 失望は絶望のはじまり 90
      • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
      • 投稿日:2019/01/12
      良い点
      少し前置きを。ワイルドアームズシリーズはRPG作品でありましたが、この作品はパズルの要素があるシミュレーションRPG。発売は2007年でシリーズ(いまのところ)最後の作品にあたります。
      クリアまでの攻略時間は100時間と少しくらい。
      PSP作品なのでvitaTVがあればテレビでプレイ可能。フルボイスではありませんが結構声がついています。

      良い点ですが、OPとEDなどに、なるけみちこさんが参加されている。ゲーム作品の曲関連では、すぎやまこういちさん・植松伸夫さん・伊藤賢治さんなど他の作品で活躍されている有名な方がおられるんですが、彼女もそれに並ぶと私は思っています。
      私は天使の詩Ⅱからファン?・・なんですが、ワイルドアームズといったら彼女の音楽だったので嬉しくなりました。「誰がために」良かったです!(ちなみに最近のゲームだと、コーエーさんのフィリスのアトリエという作品に参加されているようです)

      シミュレーションRPGはシミュレーションRPGなんですが、開発元のメディアビジョンさんお得意のパズルがゲーム要素としてうまく融合されている。
      いままでのワイルドアームズシリーズでは、パズルとゲームの融合がうまくいっていないところ(パズルが独立しすぎているような感じ)もあったように思います。
      むずかしいとされるシミュレーションRPGの他作品に負けないように「パズルゲームを攻略法にする」調整が「プレイヤーの本気を引き出す」システムになっているようで面白かったです。
      答えさえ見つけ出せれば、わりとカンタンなシステム。しかし、長期的な視野も必要なゲーム。(これもちなみにですが、メディアビジョンさんは最近のゲームだとセガさんの戦場のヴァルキュリア4の開発などされているようです)

      女性が主人公。その初期職業は「ダンデライオン」彼女は17歳の少女ですが、彼女の道を駆け抜けます。
      軍師も女性だったりしちゃったりします。この軍師はゲームシステムにもなっているので・・珍しいかなと。

      音楽、演技は全体的に良かったと感じましたが、若干アニメ調のキャラクター表示と合っていないところも。
      BGMで一番良いなと感じたのは「この夜が明けることを疑わない」。それに「ブランクイーゼル」も良かった。
      演技が特に良いのは、主人公クラリッサ、フィアース、レヴィン、シャルトルーズ、アイゼン、ラスニール、アレクシア、カティナ。

      戦闘を行うマップはヘックスという六角形のマスが集まったもので構成されています。正方形のマスではないので少し操作がしづらいかも。
      主人公クラリッサには射程無限の必殺技があるんですが、ヘックスの並びでなかなか上手く使いこなせないようにもなっています。プレイヤーの工夫が必要。

      転職がいつでも可能。私はギョッ!としたんですが最初の方からガンガン変更できます。
      「転職をしなければならない」ようにもなっていて、なかなか思い通りにキャラクター育成ができないようにもなっている。これも面白い。

      ゲームを構成する文章・セリフがいちいちカッコイイッ!!
      おいおい、かんべんしてくれよと思うほどです。

      キャラクターをチョコチョコ動かして、敵を倒したり、仕掛けをといたりと腰を落ち着けてできるゲーム。反射神経が(まぁ、反射神経って神経はないんですが)いりません。
      ニブくても、考える力さえあればクリア可能ッ!
      悪い点
      西部劇風味が足りないなぁと感じました。もっとピュルリラ、バキューン!してほしかった。

      3-11aのマップが全く面白くない。ゲームじゃなくてパズル・・でもなくて、作業って感じ。

      転職画面で、その職業がどれだけ育っているのか?がわからない。いちいち転職してみてチェックする必要がある。

      オリジナルキャラクターを渡り鳥(この作品では傭兵)として雇用可能。名前・ステータスなど自分好みで作れたりするんですが、作るのがめんどくさい。
      素材の探索に41人作って探索する方が効率的で、その探索もめんどくさいシステムなので、とにもかくにも「めんどくさいッ!!」

      戦闘マップで、移動時のカーソルとフリーカーソル(敵・地形を調べたりできる)とあるんですが、その差がわかりにくく慣れるまでタイヘン。移動ポイントを指定したと思ったら、フリーカーソルだった!みたいな。

      モブキャラが手抜き。おいおい、かんべんしてくれよと思うほどです。
      総評
      据え置きゲーム機の作品でもなく、RPG作品のワイルドアームズとは違ったSRPG。これで王道を示したつもりなのか?と思われる方も当然おられるでしょう。そもそも、ソニー(さん)に王道なんてものがみえるのかと疑った方もおられるでしょう。
      2019年の今、2007年の作品をトロフィーももらえないのにプレイする意味があるとでも言うのか?という方も当然のごとくおられるでしょう。当然です、至極当然。
      ・・・・・ですが、私は2019年だからこそ、プレイする価値があると思います。
      特に「ゲームを創っている方にオススメしたい」です。もちろん「道が見えない・見失った・スタートラインすら見えない」ゲーマーの方にもオススメです。
      「ゲームがゲームでなくなった時、ゲームは終わる」んですよ。これは断言しておきます。
      ・・というか、その程度の事はみんな黙ってるけど、知っているんですよ。
      おもちと日本人はサイレントキラーなんじゃよッ!!

      やることなすこと、なんで、ことごとく裏目にでるかなッ?そういった方にもオススメ。そりゃカンタンです。大概の場合、道に反したから・王道を歩かなかったから・失望をし、させたからです。
      雑誌や、今はインターネットなどでもありますが、記事などでお金が欲しいだけの偽物・偽者が出ては消え出ては消えとウンザリするような、ゲームが嫌いな人を増やすような事を延々としているゲーム業界ではあるんですが、たまにはホンモノと巡り合う機会があります。
      このゲームではシッカリとSRPGを楽しめるようになっていると思えました。
      2004年ステラデウス(アトラスさんの作品)、2005年作品フロントミッション5(スクエニさんの作品)と来て「終わってしまっていたSRPGを呼び戻した作品」なのかな?と。
      携帯機種での発売は、個人的には良い手ではなかったようにも思えますけど。

      ゲーム中では明かされない謎も。たぶん気づく方が多いと思われます。そこは友達とでも話すとよいのでしょう。これって、こーだよなぁって。

      もう一つ、今この作品をすすめる理由として、「人の心に、このゲームが届いていない」のではないか?というのもあります。少しむずかしいゲーム(といっても、わりとカンタンな方)ではありますが、ぜひプレイしてほしいです。
      もしかしたら、西風に姿を変えて、ワイルドアームズがかえってくるかもしれません。
      プレイ時間
      100~200時間
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      4 4 4 5 4
    • SLGは初でしたが楽しめました 85
      良い点
      ・ストーリーが相変わらずの濃さです。
      SLGになってもWAらしい世界観とストーリーの濃さは健在です。キャラの濃さも素晴らしいです。「取っておきたい取って置き!」はmyブームになりました(笑)
      ・ジョブシステム
      色々と個性&クセの強めの設定がされているので、LVよりもジョブのほうが重要になるところが有ります。(選択を間違えてひたすら歩いているだけになったり)
      ・素晴らしい音楽
      「黄昏の奸雄」「幸せを侵し、未来を略奪」「PRINCESS ARMY」などいやがおうに燃えさせる音楽が素晴らしかったです。(サントラは高額過ぎて手が出ませんが…)
      悪い点
      ・サポートでキャラを雇い入れるのですが、ジョブで差を付けるぐらいで物凄く無個性です。メインが非常に濃いのですが、にしても無個性すぎます。

      ・とあるイベント、ダンジョンが詰将棋の様になる。
      特定の動き方をしていかないと失敗になります。ちょっとだけやる気が削がれます。

      総評
      WAの今作品のテーマソングにもある「嘘」は、EDに至った時に涙しました。ストーリーが濃く、キャラも生き生きと厚みのある描かれ方をしているので、のめり込んでプレイしました。

      コミックの方で実はその後的な物が描かれているそうなので、探してみるつもりです。
      プレイ時間
      60~100時間
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      4 5 3 5 3
    • ワイルドアームズ。でもSLG 65
      良い点
      ・ジョブシステム
       なんだかんだでこういったジョブシステムは好きです。
       レベルも存在するのですが、このジョブをステージごとに変える必要があるので、重要。

      ・ステージ
       上で少し書きましたが、新ジョブの独壇場的なステージが多いため、ジョブの内容が実地で理解できます。

      ・音楽?
       口笛のシーンだけ。
       他は…特に…。
      悪い点
      ・ストーリー
       ギリギリ悪い点になります。
       伏線がすぐにわかる仕様ですが、その伏線の回収が行われないままEDを迎えてしまいます。
       攻略本には書かれているのかもしれませんが、いまいち…。

      ・難易度
       結構難しい。
       場合によってはレベル上げを大幅に行わなければならないため、そういった意味でも少々高めです。
      総評
       SLGとしてみると、面白い部類のゲームです。

       ワイルドアームズと聞いてRPGを思い浮かべるのですが、こちらはSLGとして楽しめる作品となっていました。
       ジョブシステムなどのレベル上げ部分が多いため、その点で戦闘バランスが悪いのですが、二週目以降のハードモードなどを考えると、やりこみがいはあるかもしれません。
      プレイ時間
      -
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      3 4 2 3 4
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    AD(最終更新日:2023/05/08)
    ワイルドアームズ クロスファイア
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