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「Lynnfieldは量産型ゲルググ」インテルが大阪でエンドユーザー向けイベント開催中
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印刷2009/12/05 23:19

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「Lynnfieldは量産型ゲルググ」インテルが大阪でエンドユーザー向けイベント開催中

画像集#002のサムネイル/「Lynnfieldは量産型ゲルググ」インテルが大阪でエンドユーザー向けイベント開催中
 Intelの日本法人であるインテルは,2009年12月5,6,12,13日の日程で,「Intel in Osaka 2009 -わくわくドキドキの4日間-」(以下,Intel in Osaka)を開催中だ。
 イベントのタイトルからも想像できるように,今回の会場は大阪・日本橋。4Gamerでは,初日となる5日の模様を取材してきたので,お伝えしてみたいと思う。明日や来週末に日本橋へ出かける予定のある人は参考にしてほしい。また,関東近郊(など)に住んでいて行けないという人は,イベントレポートとして読んでもらえれば幸いだ。

5日はインテル入社11年めの梶原氏(左)と,25年めの秋庭氏(右)の二人がセッションを行った
画像集#003のサムネイル/「Lynnfieldは量産型ゲルググ」インテルが大阪でエンドユーザー向けイベント開催中
 さて,4日の記事でもお伝えしているように,今回のイベントでは,Intelのスタッフによる無料のセッションと,イベント協賛店舗と連動して開催され,誰でも参加できるスタンプラリー&プレゼント抽選会,そして,Core i7/i5プロセッサ購入者向けのプレゼント抽選会が行われている。
 5日のセッションでは,インテルの梶原武志氏と秋庭正之氏が登壇。梶原氏は,PCにそれほど詳しくない人でも「搭載PCを」と指名買いするほど,爆発的なヒットになったというCore 2ファミリーを振り返りつつ,「2009年末の時点で,国内出荷されているPCの8割はCore 2 Duoを搭載しているが,Core i5はCore 2 Duoの後継,Core i7はCore 2 Quadの後継として,2010年前半には切り変わっていく」と,Intel製CPUで,2010年前半に大規模な世代交代が行われることを予告した。

Core 2 Duo/Quadは,2010年にCore i7/i5へ世代交代する
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インテリジェント,をキーワードに据える梶原氏。「Bloomfieldは初期生産型ゲルググ,Lynnfieldは量産型ゲルググ」とも説明していた。メモリコントローラとかTurbo Boostとかの実装を見る限り,的確な説明……かも?
画像集#006のサムネイル/「Lynnfieldは量産型ゲルググ」インテルが大阪でエンドユーザー向けイベント開催中
 また氏は,CPUの選び方について,「TDP(Thermal Design Power)の値だけ,動作クロックの値だけで判断するのは誤り」と指摘する。Core i7/i5は,必要なときに動作クロックを引き上げて性能を引き出す「Intel Turbo Boost Technology」(以下,Turbo Boost)を搭載するだけでなく,使っていないコアへの電力供給をカットできることを挙げた氏は,「処理をいかに速く終えるか。それを実現できるプロセッサのほうが,ダラダラと長い時間処理し続けるプロセッサよりも結果として効率はいい」として,Core i7/i5に「インテリジェント」というキーワードを与えていた。
 どうやら,世代交代に合わせて,インテルはこのインテリジェントという単語を全面的にプッシュしていくようだ。

 一方の秋庭氏は,CPUの重要な要素として「シリコン技術」と「アーキテクチャ」を挙げ,「IntelのCPUは,65nmから45nm,45nmから32nmと進化してきた。そして,次世代として22nm世代が控えている」と紹介。シリコン技術の微細化が約0.7倍で進んでいるのは,面積比で半分にするためであり,「シリコン技術が進むと,同じ面積に2倍のトランジスタを搭載できるようになる」と説明した。

一つのCPUパッケージにプロセッサコアとグラフィックス機能&メモリコントローラを搭載した製品画像が出てきたり,「Intel Hyper-Threading Technology」の説明が2コアベースだったりと,すっかり2010年仕様になっていた秋庭氏のスライド。2010年初頭と見込まれる(関連記事)「Clarkdale」&「Arrandale」(※いずれも開発コードネーム)の発表に向けて,Intel/インテル社内の準備は万端といったところだろうか
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バニーマンを探せ!

日本橋のPCショップ各店をチェックしよう


 序盤で紹介したとおり,Intel in Osakaでは,協賛PCショップと連動した形で,二つのキャンペーンが実施されている。今回は,日本橋を訪れた人なら誰でも参加できる“協賛ショップと抽選会場にいる計7人の『バニーマン』にスタンプを押してもらうラリー”のほうを中心に,写真で紹介してみたい。
 バニーマンは,必ずしもショップの店頭にいるわけではなく,ショップによってはレジの近くだったり,2〜3Fだったりするので,普段日本橋に行き慣れていない人は,がんばって探してみよう。

イベントのヘッドクオーターとなる特設抽選会場(※オタロードの大きな駐車場すぐ近く。いつ行ってもこの駐車場は痛車だらけだ)のほか,日本橋地区に点在するPCショップ6店にいるバニーマンを探して,スタンプをもらうと,抽選に参加できる
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スタンプを押してもらう台帳(左)。ちなみにバニーマンとは,Intelの工場で,高度にクリーンな作業が要求される作業に従事するときに着る「バニースーツ」が語源で,要は,それを着た人のこと。各店には青,白,黒のバニーマンがいた。スタンプラリー賞品の4等にはその人形も用意されている。ちなみに人形をチェックする限り,本社は「Bunny People」と呼んでおり,TMマークすら付けているようだが(右),これは見なかったことにしておきたい
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TWOTOP大阪日本橋店のバニーマンは,店頭にいたので分かりやすかった。右は,いそいそと服を直すバニーマン
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直立で立ってもらったのは演出だが,バニーマンのいるショップには,Core i7とCore 2の性能比較ムービーが流れるデモマシンが置いてある。これを最後まで見ると,スタンプラリーの抽選を(通常1回のところ)3回できるのでお見逃しなく。なお,セッションで説明した梶原氏いわく「ナレーションしているのは『エヴァ』のミサトさんでおなじみの三石琴乃さん。趣味に走ってもアレなので(笑),普通にしゃべってもらっています」
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フェイス大阪日本橋店でもバニーマンは店頭にいた。取材時にいたのは,いい感じで肩の力が抜けていた白服
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パソコン工房本店のバニーマンはレジ前で発見。やたらとノリがよかった
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マウスコンピューター 大阪ダイレクトショップでは店頭にバニーマンが。取材時の青服は,ロボットのような動きで異彩を放っていた
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ソフマップギガストア なんば店 ザウルス2では,3F,PCパーツコーナーでバニーマンを発見。職業意識の高そうな感じだった
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ドスパラ大阪・なんばPrime館で,バニーマンは2Fレジ脇にいた。パソコン工房にいたのと同じ人ではないかと思えるほど,こちらもノリよい感じ
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画像集#032のサムネイル/「Lynnfieldは量産型ゲルググ」インテルが大阪でエンドユーザー向けイベント開催中
 初日は,朝まで残った雨の影響で,午前中は人影もまばらだったが,午後になって晴れてくると,抽選会場では抽選待ちの列ができたりするほどの活況になった。ちなみにスタンプラリーの賞品は,前出のバニーマン人形のほか,キヤノン製のコンパクトデジタルカメラ(4日合計7名),「iPod nano 16GB」(同7名),カバン,ストラップ,手ぬぐいなど。
 なお,もう一つ,期間中に協賛店舗でCore i7/i5を購入した人が参加できる抽選会のほうはさらに豪華で,ソニー製の32V型液晶テレビ「BRAVIA KDL-32J5」(同7名),ワコム製タブレット「Bamboo Fun CTH-661」(同17名)などが用意されている。ゲーマーの琴線に触れるのはテレビくらいかもしれないが,スタンプラリーに参加する,もしくは対象店舗でCPUを購入するだけで抽選の“ガラガラ”は回せるので,近隣に住んでいるなら参加しない手はないだろう。

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バニーマンには,スタンプラリー担当のほか,“日本橋地区練り歩き担当”の青い三連星もいた。午前中の時点ではなんともだらーんとした感じで,報道関係者に「絵にならない」と言われて微妙ポーズを取るほどだったのだが(上段),午後,あらためて遭遇したら,ショップの店頭などでキれた動きを見せるようになっていた(下段)。身体が温まってきたのかもしれない
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 4日の記事でもお伝えしているとおり,明日6日も,梶原氏と秋庭氏によるセッションは開催予定。来週末はインテルの土岐英秋氏と天野伸彦氏が登場予定だ。

画像集#036のサムネイル/「Lynnfieldは量産型ゲルググ」インテルが大阪でエンドユーザー向けイベント開催中


  • 関連タイトル:

    Core i7&i5(LGA1156,クアッドコア)

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