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[G-Star 2010]NCsoft 「Blade & Soul」の新ムービーを公開,新クラスAssassinやパーティプレイ,そして練り込まれたシンプルな操作法を確認しよう
11月16日,韓国NCsoftは11月18日から開催される「G-Star 2010」に先立って,同イベントに出展予定のタイトルをプレス向けに紹介する「2010 NCsoft G-Star Premire」をNCsoft本社で開催した。ここでは,注目度の高い「Blade & Soul」の新情報を中心に紹介していきたい。
まず,新ムービーが公開され,G-Starのティザームービーからの続きのような3人組が登場して,ストーリー展開を感じさせつつ,世界観を感じさせる風景の詰め合わせから,各クラスごとの戦闘シーンをまとめたムービーに移行する。なにげに,いろんなスキルが確認できたり,新公開されたクラス「Assassin」が入っていたりと見所の多いものとなっている。スピニングバードキックあたりも必見だろうか?
「ブレード&ソウル(Blade&Soul)」公式サイト
続いて,武侠モノっぽい軽功を使ったキャラクターの移動シーン,パーティ戦闘の様子を表したムービーが続き,対人戦ないし,集団戦を思わせるムービーが続いている。
そして,再びストーリーを感じさせるカットが細切れで続き,ムービー全体として,黒い三人組を各クラスのキャラが追っているという展開が示されていることが分かる。ちなみに,Blade & Soulでは,テレビドラマのようなストーリー展開を心がけているという。
毎回魅力的なキャラクターが登場し,魅力的なドラマを進めていく。そして,それが最終的には世界を救うという流れにつながっていくのだ。詳しいストーリーについては,今後の発表に期待しよう。
さて,続いてのテストプレイでは,複雑なアクションを行うBlade & Soulの戦闘システムが,いかに少数のキーだけで操作できるようにされているかが示された。
Blade & Soulのシステムでは,アクションキーという,状況に応じて内容の変化するキーの仕組みが多用されている。ムービーを見ていると,画面中央付近に攻撃アイコンが並んだような部分があって,どんどん変化しているのが確認できるだろう。
同じ攻撃キーでも,通常攻撃時と防御時と敵が空中に浮いているときなどで機能が変わってくる。プレイヤーのアクションとしては,攻撃するか,防御するか,反撃するかといった選択肢が常にあり,少数のキーだけを使いつつ,多彩な行動ができるものになっている。
相手の動きを見てから,反撃するかなどの選択が行え,その読み合いが勝負を決する。Blade & Soulのプレイは,状況判断の連続であると開発スタッフは語っていた。
また,ターゲッティングは,キャラクターの向いている方向に,見ただけで切り替えられるというオートターゲッティングが採用されている。ターゲット操作の手間を省きつつ,ノンターゲッティングのような厳密な操作は必要ないというインテリジェントなものとなっている。全体にゲーム側が適切に判断することで,複雑な操作を簡単に制御させるというユーザーインタフェースの設定方針が貫かれているようである。
ムービーでは全体的に,UnrealEngine 3による美しい画面はもちろんだが,モーションの切れのよさも目立っている。細かい部分の作りこみとしては,今回は,とくに指の動きに注目してみてほしい。
これまで公開されていたソロ戦闘のもの以外に,今回はパーティ戦闘を実際に行ったムービーも公開された。見た感じ,やはりちょっと重くなっている部分はあるが,戦闘の派手さなどは,ソロのときのそのままに,より多彩な連携攻撃などもできるようになっている模様だ。
質疑応答では,ビジネスモデルについては月額課金かアイテム課金かなどは決定していないとするものの,どちらでも対応できるように開発を進めているとのこと。PvPモードは現在開発中で,1vs.1,5vs.5,10vs.10,GvGといったものはいずれも実現されるという。生産システムについては,具体的な話はまだ非公開としたものの,LineageやAionとは違ったシステムを開発中。キャラクターのカスタマイズのシステムについても,現在開発中。
Blade & Soulが公開されて2年半。その間に2本のムービーしか公開されておらず,開発スタッフ自身が「これだとなにもやってないみたいだなあ」と語っていたものの,日々ゲームは進化している。クローズドβテストなどの予定もまだ決まってないということだが,ゲーム自体は着実に完成に向かっている模様なので,今後の進捗に期待したい。もちろん,G-Star会場からさらなる情報をお届けするのでお楽しみに。
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ブレイドアンドソウル
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