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KitKatで利用できるペン付きタブレット「Tegra Note 7」が一部で約2万円に値下げ
Tegra Note 7がどんなタブレットなのかは先に掲載したファーストインプレッションとテストレポートを参照してほしいが,簡単にいうと,NVIDIAのTegra 4技術ショウケース的な個性を持つ製品だ。パッシブタイプの安価なペンを採用しながら,電磁誘導方式のアクティブスタイラスと同等のペン入力を可能にする「DirectStylus」や,タイムラグなしでのHDR写真撮影が行える「Always-On HDR」,あるいは大きく取られたバスレフポートを駆使してのしっかりしたステレオスピーカー出力などといったあたりが見どころとなる。
そして,もう1つ注目しておきたいのが,OTA(On The Air)によってマメにOSのアップデートが入っている点だ。Tegra Note 7では,当初からシステムのこまめなアップデートが予告されていたのだが,実際,発売当初にAndroid 4.2.2(Jelly Bean)プリインストールで出荷され,Always-On HDR機能は「近日中の対応予定」となっていたのが,発売から1か月も経たずにAndroid 4.3(Jelly Bean)アップデートとAlways-On HDR対応を果たし(関連記事),現在は最新版OSとなるAndroid 4.4(KitKat)が提供されている。
Jelly Bean比で体感速度が増したと定評のあるKitKatが動き,しかもペン入力対応のAndroidタブレットが税込み2万円程度というのは,なかなか買い得感が高いと思うのだが,どうだろうか。
●Tegra Note 7の主なスペック
- OS:Android 4.2.2(※プリインストール。OTAにより4.4へアップデートされる)
- ディスプレイパネル:7インチIPS,解像度1280×720ドット
- プロセッサ:NVIDIA製Tegra 4(4-PLUS-1,最大CPU動作クロック1.8GHz)
- メインメモリ容量:1GB
- ストレージ:内蔵(容量16GB)+microSDカードスロット(最大容量32GB)
- アウトカメラ:有効画素数約500万画素,Always-On HDR対応
- インカメラ:有効画素数約30万画素
- バッテリー容量:4100mAh
- バッテリー駆動時間:10時間(※高解像度ビデオ再生時)
- 3G/LTE対応:なし
- 無線LAN対応:IEEE 802.11g/n
- 本体サイズ:約199(W)×119(D)×9.6(H)mm
- 本体重量:約320g
- 搭載センサー:9軸(ジャイロ,加速度,地磁気),環境光(※バックライト制御用)
- 入出力インタフェース:HDMI Micro Type D×1,4極3.5mmミニピン×1
- 付属品:スタイラス(※DirectStylus用)
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アスクのZOTAC Tegra Note 7製品情報ページ
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