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サイバーフロント,PC版「F.E.A.R.2」を2009年8月27日に発売。真綿で首を絞められるような恐怖がPCでも味わえる
「戻ってくるって,どこから?」という人に簡単に説明しよう。F.E.A.R.2はそのタイトルからも分かるように,2006年にリリースされた「F.E.A.R.」の続編で,そのF.E.A.R.のキーパーソンがアルマという名前の少女だったわけだ。以上,簡単すぎる説明で恐縮だが,F.E.A.R.はハイレベルなグラフィックスと激しいバイオレンス,そして真綿で首を絞めるようなホラー演出によって大ヒットしたFPSであり,オリジナルのデベロッパによる正統な続編ということで,F.E.A.R.2にかかる期待は非常に大きかった。
続編の制作発表は2007年のこと。担当するのは,F.E.A.R.と同じくシアトルのMonolith Productionsだったが,パブリッシャを変えたため,“F.E.A.R.”の名称が使えなくなって一般公募をしたり(関連記事),他社が制作した拡張パックの内容が「なかったこと」になったり,結局F.E.A.R.という名前を使う権利を買い戻したりといろいろあって,英語版F.E.A.R.2があちらでリリースされたのは発表から約2年後の2009年2月だった。
F.E.A.R.2は前作の終了直後からスタートし,解放されたアルマと,どう考えてもこいつらが悪いとしか思えないアーマカム・テクノロジー・コーポレーションの秘密計画「プロジェクト・オリジン」を中心に進んでいく。主人公は,アメリカ軍特殊部隊のマイケル・ベケットだ。
前作に比べてアクションに重点が置かれており,ゲーム冒頭からいきなり激しい銃撃戦が始まる。敵は誰なのか? アルマの目的は何なのか? プレイヤーは理由も分からないまま,仲間とともに廃墟となったオーバーン地区の奥へ,さらに奥へと進んでいくのだ。血煙ぶりは相変わらずで,グラフィックス的にも進歩している(前作がかなりのものだったので,それほど違いはないような気もするが)。
エンディングはまさに驚きだが,怒られるのでここには書けない。ぜひともプレイヤー自身の目で確認してほしいところなので,8月27日をお楽しみに。
- 関連タイトル:
F.E.A.R.2 PROJECT ORIGIN
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