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「StarCraft II」に奇妙キテレツな4つのカスタムマップが登場。「Left 4 Dead」や「料理の鉄人」からインスパイア!?
同社によると,これらのカスタムマップも完成次第無料で公開されるとのことで,会場では50台以上の試遊台が設けられ,集まったゲーマーがプレイして,その感想をアンケート形式で書き込むようになっていた。以下,これら4つのマップを紹介しておこう。
「BlizzCon 2010」記事一覧
Aiur Chef
アメリカでも新たな形式の料理番組として一世を風靡した,フジテレビの「料理の鉄人」をパロディにしたもので,8人までのプレイヤーがFree-for-All形式で対戦する。プレイヤーは,プロトスの世界で大人気らしい料理競技に参加し,バナナやマッシュルームなど与えられたテーマをもとに,画面上に記載された必要な3種の食材を早く集め,マップ中央にある調理テーブルに並べると勝利するというものだ。
これらの食材の組み合わせは,試合ごとに3種類のパターンが提示され,難度が高い食材を集めるほど高ポイントが手に入る。
Blizzard DOTA
Blizzardゲームのファンであれば,いまさら説明することもないかもしれないが,「Warcraft III」で人気の「Defense of the Ancients」をStarCraftワールドに当てはめたものだ。プレイヤーは,5対5までのチームに分かれ,それぞれのヒーローユニットを使ってプレイ。ヒーローユニットをレベルアップさせて,アイテムを買い,さらにはチームメイトと協力して相手の軍勢と戦いながら,敵の「King’s Tower」を攻略するというものになっている。戦場マップのバリエーションがどれほどあるのか分からないが,チェスをテーマにしたようなものになっていた。
Left 2 Die
「StarCraft II: Wings of Liberty」(PC / Mac)のシングルキャンペーンにあったOutbreakを元にした,Zergの謎のウィルスに汚染されたコロニー星での,ゾンビ達との戦いを描いた2人制のCo-opゲーム。そのタイトルからValveの「Left 4 Dead」をパロっているのは間違いないが,係員は「パロディではなくリスペクトだ」と言い張っていたので,彼らの言い分を尊重しておきたい。
そのLeft 2 Dieでは,一つのベースに2セットのテラン用施設が用意されており,敵が侵入してくるのは左右と上部の3箇所になっている。夜になるとワラワラと出現するゾンビからベースを守り,昼間のうちにマップを探索してザーグ施設200か所を破壊するのが目的だ。ベースには進入路の近くに高台もあってユニットを配置できるが,Hunterlingというジャンプして前線後方に飛び込んでくるタイプや,Spotterなどの飛行型の特製ユニットも登場し,なかなかに一筋縄ではいかない。
StarJeweled
アメリカで,ブラウザゲームやモバイルゲームとして大人気の「Bejeweled」という,宝石をモチーフにした落ちものゲームを題材にしたカスタムマップ。右半分がパズル画面になっていて,2対2で遊べるチームバトルを楽しむという,もはやまったく別のゲームになっている。
このモードでは,6つのタイプの宝石型オブジェクトが8×8マスのパズル画面に並べられており,最低でも1組の宝石を3つ上下左右に揃えることで,そのセットを消すことができるというルールになっている。4つ以上や連続で消すなどすれば,その分だけ多くのエネルギーが得られ,そのエネルギーを使ってユニットを購入し,相手の陣地を目指して送り込んでいくという仕組みだ。
- 関連タイトル:
StarCraft II: Wings of Liberty
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(C)2007 Blizzard Entertainment. All rights reserved.
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