Funcomの新作MMORPG「The Secret World」の最新アートワークと，少女が異形の怪物と戦うムービーを掲載

　ノルウェーに本拠を置くパブリッシャ/デベロッパ Funcomが開発中のMMORPG「The Secret World」の最新アートワークとムービーを4Gamerに掲載した。

上から順に「Templars」「Dragon」「Illuminaty」の司令部

　Funcomといえば，地球を遠く離れた惑星を舞台にした「Anarchy Online」や，蛮人コナンが活躍するヒロイックノベルをベースとした「Age of Conan: Hyborian Adventures」といったMMORPGを開発/サービスしており，いまやすっかり大作MMORPGメーカーといった雰囲気だが，そんなFuncomが開発中の新作がThe Secret Worldだ。
　我々の住むこの世界の裏側で，闇の勢力同士が戦うという，ローファンタジーものとなっているようだが，いまのところ詳細はあまり明らかにされていない。

　今回公開されたのは，ゲームに登場する「Dragon」「Illuminaty」「Templars」という三つの勢力の司令部となる場所と，そのロゴマーク，そしてそれぞれの勢力のユニフォームを描いたアートワークだ。
　本作にはソウル，ニューヨーク，ロンドンという実在の場所が登場することが明らかにされており，それを考えると，どうやら韓国のソウルにはDragonという勢力があり，その司令部はアートワークに描かれている寺のような場所で，同様にニューヨークのIlluminatyの司令部は使われなくなって久しい工場跡の地下，そしてロンドンの教会にはTemplarsという勢力の司令部が置かれているのだろう。


　日本刀のような剣を持ったDragonの若者，ステアーAUGのような銃を持ちマスクをつけたIlluminaty，そして二挺拳銃のTemplarsと，それぞれのユニフォームや武器からは各勢力の持つスタイルのようなものが伝わってくる。


　掲載したムービーはすでに公式サイトで公開されているものだが，本作のティザームービー第2弾となる（関連記事）。一人の少女が夜の公園で異形のクリーチャーと出会い，襲い来る相手に十字架のシンボルを掲げて応戦しつつ，おもむろに懐からショットガンを出してぶっ放すというシーンが収録されている。インゲームのシーンではなく，これがどういう状況なのかは今一つはっきりしないのだが，本作のダークな雰囲気はよく伝わってくる。

「The Secret World」公式サイト

■公開されたそのほかのアートワーク