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「ロスト プラネット」日本語版発売決定。7月12日リリース
パッチレベルの対応を除くと,おそらく世界初のDirectX 10対応タイトルとなるであろうロスト プラネットだけに,要求スペックが気になるところだが,まずOSはWindows XP/Vista両対応。DirectX 9世代の環境でもプレイできることが明示されている点に,安堵した人は少なくないのではなかろうか。
もっとも,ハードウェア的には最低でもHT対応Pentium 4以上,GeForce 6世代のミドルレンジ(「GeForce 6600」以上)とされており,一般的なPCゲームと比べると高めになる。最新の3Dエンジンを採用したゲームを好んでプレイするような人にとってはまったく問題のないレベルではあるが,普段オンラインRPGなどを中心に遊んでいる人は,システムの見直しを余儀なくされる場合もあるだろう。
ちなみに推奨環境は「Core 2 Duo」および「GeForce 8600」以上。DirectX 10で最高のグラフィックスを堪能したい場合,これにWindows Vistaと2GBのメインメモリ容量も必要になる(Windows XPの推奨メモリ容量は1GB)。
※リリースに誤りがあったため,5:40PM頃,必要動作環境のCPU,推奨動作環境のGPUを修正しました
本作ではNVIDIAが提唱する2560×1600ドット以上の画面解像度「XHD」(eXtreme High Definition)もサポートされる予定のため,ウルトラハイエンドの環境を持っている人にとっては,ついにDirectX 10グラフィックス(とXHD)を堪能できる時代がやってくることになる。先行投資をしていた人にとっては朗報といえそうだ。
なお,DirectX 10モードに関しては,解像度や吹雪&爆発のエフェクト品質の向上だけでなく,「アンビエントオクルージョン」(Ambient Occlusion,直訳すると「周囲の遮断」)の導入もトピックとされている。これは二つ以上のオブジェクトが隣接している場合に“相互の影響によって生じ得る,柔らかな影”を表現しやすくする設定で,簡単にいえば,影が重なって暗くなりそうな場所を暗く見せてくれる機能のこと。もっといってしまえば,影がよりリアルになる機能である。
……とまあ,文章でああだこうだ言っても始まらないので,発表に合わせて公開されたスクリーンショットをぜひご覧いただき,2か月半ほど先の発売に向け,気持ちを高めていってもらえれば幸いだ。(佐々山薫郁)
※高解像度版(2560×1600ドット)の画面写真を追加で掲載しました。サムネイルをクリックすると表示されますが,ファイルサイズが大きいのでご注意ください(画面写真は,先に掲載したものと同じものです)
- 関連タイトル:
ロスト プラネット エクストリーム コンディション
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