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[TAIPEI 2007#10]見た目はライト,中身は意外に奥深いオンラインシューティングゲーム「The Bang」の続報
本作は,Taipei Game Showが始まる直前の2月7日に,韓国で1000人によるクローズドβテストを終了したばかりで,今はバグ修正の真っ最中だそうだ。修正がスケジュールどおりに進行すれば,3月からはオープンβテストの予定となっている。
現時点でキャラクターは3人の中から選べ,NPC相手のソロプレイまたは3対3のチームプレイが楽しめる。「Ice Land」「Pyramid」などといった5種類のマップがあり,それぞれ異なる配置の障害物や進入不能エリアが,プレイを単調になるのを防ぎ,同時にマップの難易度を変えている。
今回聞いた話によると,オープンβテストではキャラクターが6種類に増え,最大4対4でのゲームが楽しめるようになるという。
このミッション/クエスト中でNPCを倒すと,「ソルジャー」つまり自分の配下となるNPCを召喚可能なレアカードをドロップすることがある。また,通常のオンライン対戦中でも,敵対プレイヤー以外にランダムに出現するNPCを倒すと,爆弾などのアイテムカードをドロップする。爆弾の場合,入手すれば1〜3の数字キーを,投下位置指定を兼ねたショートカットキーとして,敵陣に落としてプレイを有利に進められるとのことだ。
The Bangのターゲットプレイヤーは7〜15歳と低年齢層で,操作はW/A/S/Dでの移動,マウス左クリックで攻撃,Spaceバーで床を転がって敵の弾を避けるなどシンプルなものだ。また,敵を撃つときはレティクルだけでなく弾道までしっかり表示されるので,シューティングゲームがどんなに苦手でも,まず狙いを外すことがない。まあ,敵も動いているのでそう簡単にはいかないものの,ライトゲーマー向けに親切な工夫がなされている。
対戦に勝ってゲーム内通貨を貯めれば,上着・靴・眼鏡・髪型などを購入/着せ替えできるアバター要素もしっかり押さえている。もちろん,有料アイテムとしてレアキャラクターカードや,おしゃれアイテムなども実装されていく予定だ。ちなみに武器は今のところ,拳銃,ライフル,マシンガンの3タイプしかないが,Jeon氏はこちらも今後種類を増やし,あらゆるタイプの武器を揃えるつもりだと述べていた。
台湾でのサービス展開については,すでにいくつかの代理店と具体的な話に入りつつあり,早ければ5月には台湾でβテストが可能になるとのこと。また,同時に日本でも代理店を探しているが,こちらはまったく未定との話であった。(ライター:麻生ちはや)
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The Bang
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