ニュース
[IDF Fall 07]Intel,Skulltrailのベンチマークパフォーマンスを公開
Skulltrailのシステム構成は以下のとおり。
- CPU:動作クロック3.4GHz&FSBクロック1600MHzのクアッドコア×2(L2キャッシュ6MB×2)
- GPU:GeForce 8800 GTX×2(NVIDIA SLI動作)
- メインメモリ:Micron Technologyが開発中のPC2-6400 DDR2 SDRAM FB-DIMM 2GB×2(CL=2)
- HDD:Seagate Technology製「Barracuda 7200.10」(320GB)
- OS:32bit版Windows Vista Ultimate
比較対象はIntel X38ベースのシステムで,以下のような構成となる。HDDとOSは共通になる。
- CPU:Core 2 Extreme QX9650/3GHz(L2キャッシュ6MB×2)
- GPU:GeForce 8800 GTX×1
- メインメモリ:Corsair Memory製「CM3X 1024-1333C9DHX」(PC3-10600 DDR3 SDRAM DIMM)1GB×2
- HDD:Seagate Technology製「Barracuda 7200.10」(320GB)
- OS:32bit版Windows Vista Ultimate
今回のベンチマークテストは開発中の製品を用いたものということもあり,「Intelがセッティングしたシステムで,Intelがベンチマークソフトを走らせる」という簡易的なもの。BIOSもいずれのシステムも開発中のバージョンを使用しているため,ベンチマーク結果はあくまでも参考値ということになる。
というわけで,「3DMark06 Build 1.1.0」のスコアを以下のとおりお知らせしたい。スコアは左がSkulltrail,右が比較対象のものだ。「デフォルト設定で走らせている」(Intel)そうなので,解像度は1280×1024ドットで,アンチエイリアシングや異方性フィルタリングは無効の状態になっていると思われる。
●3DMark06 Build 1.1.0のスコア
- 3DMark Score:17068 / 12065
- SM2.0 Score:6184 / 4938
- GT1 Return To Proxycon(fps):54.096 / 41.754
- GT2 Firfly Forest(fps):48.978 / 40.538
- HDR/SM3.0 Score(fps):7684 / 4822
- HDR1 Canyon Flight(fps):85.011 / 44.410
- HDR2 Deep Freeze(fps):68.675 / 52.022
- CPU Score:6277 / 4544
- CPU1 Red Valley(fps):2.181 / 1.482
- CPU2 Red Valley(fps):2.890 / 2.228
●CINEBENCH 10 Betaのスコア
- CPU Benchmark:21669 / 11861
また,SLI対応のグラフィックスドライバは,「NVIDIAから特別に供給された開発中のバージョン」とのこと。Skulltrailプラットフォームへの最適化度合いはそれほど高くないはずだが,「nForce 680i SLI」をベースとした“Intel CPU+SLI”の構成と比べても,優れたパフォーマンスを引き出しているといえるベンチマーク結果であることだけは確かだ。
- 関連タイトル:
Core 2
- この記事のURL:
(C)2006 Intel Corporation