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[G★2007#02]今年もプレイアブル展示の「Aion」,八つのクラスと自由な飛行がついに実装
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印刷2007/11/08 23:32

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[G★2007#02]今年もプレイアブル展示の「Aion」,八つのクラスと自由な飛行がついに実装

画像集#001のサムネイル/[G★2007#02]今年もプレイアブル展示の「Aion」,八つのクラスと自由な飛行がついに実装
 NCsoftの次期主力MMORPGとして注目を集めながらも,開発の遅れから先行きが心配されていた「Aion: The Tower of Eternity」。7月31日,韓国でついに1次クローズドβテストが開始された本作が,今年もNCsoftブースでプレイアブル展示されていた。

 まず今回の展示台で目を引いたのは,かねてより存在が予告されていた八つのクラスが,プレイヤーキャラクターとして選択可能になっていたことだ。本作のクラスについては,これまで「ファイター」「レンジャー」「ウィザード」「プリースト」の四つが公開されていたが,今回新たに選択可能になっていた八つのクラスは,これらの上位クラスに相当するもののようだ。
 下位クラスと上位クラスの関係を示すと,以下のとおりになる。

・戦士(ファイター)−剣星
 −守護星
・偵察者(レンジャー)−弓星
 −殺星
・法師(ウィザード)−魔道星
 −精霊星
・使徒(プリースト)−治癒星
 −護法星



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 このように,例えば下位クラスで戦士を選択した場合は,一定レベルまでレベル上げをしたあとで,剣星もしくは守護星のどちらかにクラスチェンジできるという仕組みになっている。
 また,本作は天族と魔族の終わりなき戦いをテーマとしており,プレイヤーキャラクターとしてこの二つの種族のいずれかが選択できる。種族によって若干スキルに違いがあるものの,選択可能なクラスはどちらも共通であるということだ。

 そしてもう一点特筆すべきは,今回の展示機では,ついにプレイヤーの意志で自由に飛行できるようになっていたことだ。前回,G★2006では,演出の一つとして空を飛ぶシーンが見られたが,決められたルートを自動的に進むだけで,自由に空を飛べるわけではなかった。本作では,すべてのキャラクターがレベル10から飛行できるようになる。とはいえ,飛行できるエリアは限られており,すべてのエリアを自由に飛べるわけではない。

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 「Perfect World -完美世界-」などですでに実現されているように,最近では,飛行や飛行中の戦闘がそれほど珍しくなくなりつつあるとはいえ,飛行が実装されたMMORPG自体がそれほど多くないのもまた事実。自由に空を飛べることで,本作が当初の予定どおり着実に完成に近づいていることが実感できた。

 本作の操作方法は,W/A/S/Dキーもしくはクリックによる移動と,キーボードの「1」から「=」までにスキルを割り当てて使用するという,一般的なもの。細かい点だが,Spaceバーでジャンプできるのは嬉しいところだ。グラフィックスの美しさは現時点でも十分及第点に達しており,なかなかに魅力的。G★2006でのデモとの一番大きな違いは,昨年がストーリーのある一本道のデモであったのに対し,今回はマップ上の各拠点を自由に行き来できるようになっていたことだ。用意されていたマップはかなり広く,いかにも「G★に出展するために急いで用意しました」と言わんばかりの前回のデモとは,完成度として格段の開きが感じられた。

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 一方,[E3 2007#03]の記事でも触れているように,本作の特徴の一つであったイベントムービーはカットされており,限られたプレイ時間ではあったが,今回のデモでもそうしたシーンは見られなかった。とはいえ,移動した先で敵対種族と出会うとその場ですぐにPvPが発生したりなど,ゲームとしての自由度は上がっており,本作の方向性がより明確に打ち出されたものになっていた。
 なお本作は,韓国では3週間ほど前から2次クローズドβテストが実施されている。現在は500名ほどのテスターが参加しており,毎週少しずつ人数を増やしながらテストが継続されているとのことだ。正式サービスは,2008年上半期に月額課金制で開始される予定となっている。

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 ちなみに,こちらも紆余曲折の末,ついに正式サービスが開始された「Richard Garriott's Tabula Rasa」だが,今回はムービーのみの展示で,プレイアブルな状態での出展は行われいなかったのが残念だ。同作はすでに,2008年の日本国内での正式サービスが発表されているので,Aion共々,MMORPGファンは続報を楽しみにしていよう。
  • 関連タイトル:

    The Tower of AION

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