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[COMPUTEX]HyperXが「PS4向け外付けSSD」と「Switch向けmicroSD」でゲーム機市場へさらに注力
今回注目したいのは,もともとPCだけでなくゲーム機市場も意識した製品展開を行ってきたHyperXが,さらにゲーム機市場へ注力する姿勢を見せてきたことだ。その象徴となるのは,世界最大の独立系メモリ製品メーカーであるというKingston自体の強みを生かした外付けSSD「HyperX Savage EXO」とmicroSDカード「HyperX Micro SD Card」だ。
HyperX Savage EXO |
HyperX Micro SD Card |
SSDとしてはUSB 3.1 Gen.2に対応し,デバイス側のインタフェースはType-C。逐次読み出し最大500MB/s,逐次書き込み最大480GB/sを実現。PlayStation 4と接続した場合,本体標準の内蔵HDDと比べて読み出し時間は20%高速になるという。
容量のラインナップは未確定ながら,2018年第3四半期中には世界市場で発売の予定となっている。
容量は最大256GBで,こちらも2018年第3四半期中には世界市場で発売予定という。
最大30時間動作の2chステレオワイヤレスヘッドセットや,Kaihua製スイッチ搭載キーボードなども
据え置き型ゲーム機を意識した製品としてはもう1つ,2chステレオ出力対応ヘッドセットシリーズであるHyperX Cloud初のワイヤレス対応モデル「HyperX Cloud Flight」もKingstonは準備している。
ヘッドセット本体とUSB接続型のワイヤレストランスミッタ兼レシーバーとの間は2.4GHz帯を用いて接続するタイプで,ワイヤレス接続時はPCのほかPlayStation 4シリーズを公式にサポート。別途アナログ接続にも対応しており,そちらを使えばXbox Oneシリーズや3.5mmミニピン端子搭載のモバイルデバイスでも利用可能だ。
写真右,PlayStation 4 ProのUSBポートに差してあるのがUSBワイヤレストランスミッタ兼レシーバーである |
操作系は本体エンクロージャ部に搭載。マイクは着脱可能で,別途アナログ接続用の3.5mm端子も搭載する |
バッテリー駆動時間は,エンクロージャ部のHyperXロゴを点灯させた状態で最大13時間で,明滅に切り換えれば最大18時間に延び,完全に消灯すれば最大30時間に達するとのことである。
世界市場ではまもなく発売予定。日本市場では技術適合証明の取得に時間がかかるため,すぐというわけにはいかないものの,発売予定はあるという。
そのほかPC用ゲーマー向け製品は写真とキャプションで紹介したい。
HyperX日本語公式Webサイト
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