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第6世代iPad miniも挟み込める合体型ゲームパッド「Razer Kishi Ultra」が登場。iPhone 15やAndroid,PCでも使える
税込の直販価格は2万5980円である。
既存製品である「Razer Kishi V2 USB-C」(旧称:Razer Kishi V2 for Android)に比べると,グリップ部分が大きくなり,握りやすそうになっているのも見どころだ。300g弱ある第6世代iPad miniと合体した状態でも,快適にプレイするにはこれくらいしっかりしたグリップが必要なのかもしれない。
冒頭でも触れたとおり,本製品はUSB Type-C接続のiPhone 15シリーズと,Androidスマートフォンでも利用できる。グリップが大きい分だけ,持ち運びのしやすさはKishi V2に劣るかもしれないが,しっかり握ってのゲームプレイには,Kishi Ultraのほうが向いているのではなかろうか。
実用性の面では多少疑問もあるが,Kishi Ultraは,USB Type-C経由でPCと接続して,PC用の有線ゲームパッドとして使うことも可能だ。「複数のゲームパッドは必要ない。ひとつにまとめたい!」という人は少なくないだろうから,これもありなのかもしれない。
Kishi V2 USB-Cは,Android向けソフトウェア「Razer Nexus」を使えば,ゲームパッド非対応のゲームでも,ゲームパッドで操作できるようにする「仮想ボタンへの物理ボタン割り当て」機能があった。その特徴は,Kishi Ultraも受け継いでいるので,Android端末であれば,ゲームパッド非対応のゲームでも操作可能だ。
残念ながら,iOS/iPad OS版のNexusアプリでは,仮想ボタンへの物理ボタン割り当て機能は使えないので,本製品もゲームパッド対応アプリでしか利用できない。OS側の制約なので,やむを得ないところか。
第6世代iPad miniをゲーム用途に使っているユーザーは少なくないと思うが,そうしたタブレットゲーマーには嬉しいアイテムの登場と言えよう。
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