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「MONSTER HUNTER: WORLD」など4タイトルへの最適化を果たした「Radeon Software Adrenalin Edition 18.8.1」
WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版という扱いで,単体GPUのみをサポートする新しいRadeon Softwareは,北米時間8月9日発売のPC版「MONSTER HUNTER: WORLD」および「Madden NFL 19」と,同14日発売予定の「World of Warcraft: Battle For Azeroth」,そして既発売タイトル「We Happy Few」に向けて最適化の入ったリリースとなる。
すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。
→64bit版Windows 10用Adrenalin 18.8.1
→32bit版Windows 10用Adrenalin 18.8.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 7用Adrenalin 18.8.1
→32bit版Windows 7用Adrenalin 18.8.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用Adrenalin 18.8.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用Adrenalin 18.8.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 7用Adrenalin 18.8.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 7用Adrenalin 18.8.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
「Display Driver Package」のバージョンは「18.30.01.01
なかでも,1つのディスクリプタ(descriptor,リソースにアクセスするための識別子)でインデックスを使って複数の機能にアクセスできるようになるため,細かな機能へアクセスするのにディスクリプタを量産せずに済む「VK_
そのほか,Windows 7環境で「Fortnite」を実行するとアプリケーションがクラッシュすることのある問題など,比較的大きめのバグフィックスも入っていたりするので,対応するGPUを使っているなら更新を検討してみてはどうだろうか。
ただし,ドライバのインストール作業は自己責任となるので,その点だけは注意してもらえればと思う。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Adrenalin 18.8.1の対応GPU
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 18.8.1の対応APU
- リリースノートに記載なし
●Adrenalin 18.8.1が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.7.1)
- Display Driver Package:18.30.01.01
-180802a -331834E -Radeon Software Adrenalin (←18.20.19.01-180711a -330897E -Radeon Software Adrenalin) - Radeon Settings:2018.0802.1822.33079(←2018.0711.1421.24002)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01359(←9.14.10.01350)
- OpenGL:24.20.11000.13537(←24.20.11000.14523 ※表記ミスの可能性がある)
- OpenCL:24.20.12019.1010
- Mantle:9.1.10.0278(←9.1.10.0268)
- Mantle API:102400
- Audio Driver:10.0.1.7
- Vulkan Driver:2.0.45(←2.0.33)
- Vulkan API:1.1.77(←1.1.73)
●Adrenalin 18.8.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.6.1)
- 「MONSTER HUNTER: WORLD」における性能向上。一例として解像度1920
×1080ドットのRadeon RX Vega 64搭載環境で最大5%,Radeon RX 580搭載環境で最大6% - 「World of Warcraft: Battle for Azeroth」「Madden NFL 19」「We Happy Few」に向けた最適化
●Adrenalin 18.8.1における新要素
・Vulkan Extension対応の拡張
- Vulkan Extension「VK
_EXT _descriptor _indexing」「VK _KHR _get _display _properties2」「VK _KHR _8bit _storage」「VK _KHR _draw _indirect _count」「VK _KHR _create _renderpass2」「EXT _vertex _attribute _divisor」への対応を追加
●Adrenalin 18.8.1で解決した問題
- Windows 7環境で「Fortnite」を起動するとアプリケーションがクラッシュすることのある問題
- マルチGPU構成時に解像度設定を変更するとゲームアプリケーションがクラッシュしたりハングしたりすることのある問題
- ゲームのプレイ中,同じシステム上でビデオコンテンツの再生も行うと,GPUコアおよびグラフィックスメモリのクロックが高い状態に留まったり,一定のところでロックされたりすることのある問題(※「一定のところで」は筆者による推測。原文は「Graphics and memory clock speeds may remain elevated or locked while gaming if video content is also playing on the system.」)
- DirectX 12モードで「Sid Meier’s Civilization VI」を起動するとき,もしくは起動後にマップを呼び出すとき,ゲームアプリケーションがクラッシュすることのある問題
- Radeon RX Vega搭載環境をSamsung Electronics製MRヘッドマウントディスプレイ「Odyssey」とつなぐと,ヘッドマウントディスプレイ上で間欠的に画面が真っ暗になったり画面がまたたいたりすることのある問題
- 関連タイトル:
AMD Software
- 関連タイトル:
MONSTER HUNTER: WORLD
- 関連タイトル:
World of Warcraft: Battle For Azeroth
- 関連タイトル:
We Happy Few
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