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「Prey」最適化版となる「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.5.1」登場。「17.4.4」はWHQL版へ昇格
北米時間2017年5月4日,AMDは,公式最新版グラフィックスドライバ「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.5.1」を公開した。今回は日本を含む世界市場で4日にリリースとなる新しい「Prey」に最適化した「Day-1」リリースという位置づけだ。WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」版となっている。
というわけで,すぐに利用したい人は下に示したリンクを利用してほしい。なお,AMDは同日付けで,先週リリースの「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.4」をWHQL版へ引き上げているが,そちらを入手したい場合も下のリンクを利用可能だ。
→64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.5.1
→32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.5.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 8.1用Crimson ReLive 17.5.1
→64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.5.1
→32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.5.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.5.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.5.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.1用Crimson ReLive 17.5.1
→ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.5.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.5.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
※32bit版Windows 8.1用ドライバは公開されていない。当該環境に対応する最新版は「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.1.2」だ。
「Display Driver Package」のバージョンは「17.
17.4.4がWHQL版へ昇格したので,安全重視であればそちらを推すが,PreyをRadeon搭載環境で遊ぶ気満々なのであれば,もちろんこちらを導入すべきだ。また,そうでなくとも,和訳を試みて下にまとめたアップデート内容に気になるものがあるなら,自己責任での導入を検討してみてはどうだろうか。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.5.1の対応GPU
- Radeon RX 580・570・550
- Radeon RX 400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
- AMD FX APU with Radeon R7 Graphics
- AMD A-Series APU with Radeon R8・R7・R6・R5・R4・R3 Graphics
- Athlon/Sempron APU with Radeon R3 Graphics
- AMD E-Series APU with Radeon R2 Graphics
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.5.1が統合するコンポーネント
- Display Driver Package:17.10.2711
-170502a -313824E -CrimsonReLive (←17.10.1731 -170424a2 -313603E -CrimsonReLive) - Radeon Settings:2016.1121.1657.30480
- 2D Driver:8.1.1.1599
- Direct3D:9.14.10.01261
- OpenGL:6.14.10.13474
- OpenCL:22.19.165.1(←22.19.162.4)
- Mantle:9.1.10.0189
- Mantle API:102400
- Audio Driver:10.0.1.1
- Vulkan Driver:1.5.0
- Vulkan API:1.0.39
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.5.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.4)
- 「Prey」へ最適化。一例としてグラフィックスメモリ容量8GB版Radeon RX 580搭載環境で最大約4.7%
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.5.1における新要素
・CrossFireの拡張
- 「Prey」用のマルチGPUプロファイルを追加
・スイッチャブルグラフィックス機能の拡張
- XConnectおよびHybrid GraphicsシステムにおけるUnigine製ベンチマークソフト「Superposition」のサポートを追加
●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.5.1で解決した問題
- ドライバのアンインストール時に「1603」というエラーメッセージが表示されることのある問題
- Radeon Softwareの自動更新機能を使ったとき,Radeon Settingsのアップデートに失敗することがある問題
- 「Forza Horizon 3」でゲーム内のマップを開いたとき,表示が若干おかしくなることのある問題
- Hybrid Graphicsが有効なシステムで「Sid Meier's Civilization VI」をウインドウモードで実行すると,ゲームアプリケーションがクラッシュすることのある問題
- Radeon R9 390シリーズ搭載環境でWattManの設定に失敗することのある問題
- 関連タイトル:
AMD Software
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Prey
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