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「Radeon Software Crimson Edition 16.9.2 Hotfix」が「Forza Horizon 3」のDay-1ドライバとして登場
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印刷2016/09/23 11:28

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「Radeon Software Crimson Edition 16.9.2 Hotfix」が「Forza Horizon 3」のDay-1ドライバとして登場

 北米時間2016年9月22日,AMDは,「Forza Horizon 3」のDay-1(≒リリース当時リリース)ドライバとなる公式最新Hotfix版ドライバ「Radeon Software Crimson Edition 16.9.2 Hotfix」(以下,Crimson 16.9.2 Hotfix)を公開した。2016年9月版として2つめの「non-WHQL」リリースが登場したことになる。
 すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。

64bit版Windows 10用Crimson 16.9.2 Hotfix
32bit版Windows 10用Crimson 16.9.2 Hotfix(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 8.1用Crimson 16.9.2 Hotfix
32bit版Windows 8.1用Crimson 16.9.2 Hotfix(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 7用Crimson 16.9.2 Hotfix
32bit版Windows 7用Crimson 16.9.2 Hotfix(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson 16.9.2 Hotfix
ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson 16.9.2 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 8.1用Crimson 16.9.2 Hotfix
ノートPC向けの32bit版Windows 8.1用Crimson 16.9.2 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson 16.9.2 Hotfix
ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson 16.9.2 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

 「Display Driver」のバージョンは「16.40.2311-160916a-307101E」。「Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfix」だと「16.40.2011-160907a-306711E」だったので,同じ系列の新版という理解でいいだろう。実際,Forza Horizon 3への対応と,CrossFire周りのちょっとした新要素を除けば,目立つのはいくつか重要なものを含むバグ修正となっている。

 今回も英文リリースノートの内容を和訳して本稿の最後にまとめてあるので,興味のある人は参考にしてほしいが,対応GPUを使っているなら,Forza Horizon 3をプレイするつもりのあるなしに関わらず,自己責任での導入を考えていいのではなかろうか。

 なお,統合される各種コンポ−ネントのバージョンは,前回,明らかにおかしかったが,今回はおおむね元に戻った。ただし,OpenCLのバージョン表記は消えている。
 また,筆者の記憶が確かならこれは今回からだが,ドライバのカスタムインストール時に「Gaming Evolved Client」の導入に関する項目がなくなった。これが何を意味するのかはAMDに確認中なので,判明し次第お伝えしたい。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Radeon Software Crimson Edition 16.9.2 Hotfixの対応GPU
  • Radeon RX 400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
  • AMD FX APU with Radeon R7 Graphics
  • AMD A-Series APU with Radeon R8・R7・R6・R5・R4・R3 Graphics
  • Athlon/Sempron APU with Radeon R3 Graphics
  • AMD E-Series APU with Radeon R2 Graphics
(※Carrizoベースの「FX-8800P」「PRO A12-8800B」「PRO A10-8700B」「PRO A8-8600B」「PRO A6-8500B」「A10-8700P」「A8-8600P」「A6-8500P」は非対応。AMDはこれらのユーザーに対し,「Radeon Software Crimson Edition 15.12」を使うよう推奨している)


●Radeon Software Crimson Edition 16.9.2 Hotfixが統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson Edition 16.8.3 Hotfix)
  • Display Driver:16.40.2311-160916a-307101E(←16.40.2011-160907a-306711E)
  • Radeon Settings:2016.0916.1515.27418(←2016.0907.1109.18253)
  • 2D Driver:8.1.1.1571(←21.19.134.1)
  • Direct3D:9.14.10.01221(←21.19.134.1)
  • OpenGL:6.14.10.14008(←21.19.134.1)
  • OpenCL:表示なし(←21.19.134.1)
  • Mantle:9.1.10.0146(←21.19.134.1)(※Mantle API:98310)
  • Audio Driver:10.0.1.0
  • Vulkan Driver:1.3.0
  • Vulkan API:1.0.21


●Radeon Software Crimson Edition 16.9.2 Hotfixにおける最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson Edition 16.9.1)
  • 「Forza Horizon 3」のサポート追加


●Radeon Software Crimson Edition 16.9.2 Hotfixにおける新要素
・CrossFireの拡張
  • DirectX 11版「Dreadnought」に向けたCrossFireプロファイルの追加


●Radeon Software Crimson Edition 16.9.2 Hotfixで解決した問題
  • Radeon RX 400シリーズ搭載環境でマウスカーソルの描画がおかしくなることのある問題
  • ディスプレイを縦画面で3画面以上組み合わせたEyenfinity構成時にDirectX 12世代のアプリケーションを起動したり終了したりすると,画面がちらつくことのある問題
  • マルチGPU構成時にDirectX 12モードで「Ashes of the Singularity」を実行すると,アプリケーションがクラッシュすることのある問題
  • 古いバージョンのRadeon Software Crimson Editionがセットアップ済みとなっているシステムへ新しいバージョンを上書きインストールすると,ユーザー側で行った設定がデフォルトへリセットされることのある問題
  • Radeon RX 400シリーズ搭載環境でMozilla製Webブラウザ「Firefox」を使ってビデオ再生を行うと,ブラウザがクラッシュすることのある問題
  • Windows 10にAnniversary Editionアップデートを適用したシステムで,Radeon Settingsからゲーム関連の設定変更を行うと,「application has stopped」エラーが時折発生することのある問題
  • Radeon HD 7000シリーズ搭載環境で「Deus Ex: Mankind Divided」を実行すると,画面右下側の表示が若干おかしくなることのある問題
  • CrossFire環境で「Deus Ex: Mankind Divided」のDirectX 11モードを実行すると,ゲーム内のシネマティック(※自動的に物語が進むシーン)でわずかにスタッター(stutter,カク付き)が発生することのある問題
  • Windows 10にAnniversary Editionアップデートを適用したシステムで,スタンバイからの復帰を行うと,HDMIからのサウンド出力が行えなくなることのある問題
  • Radeon RX 400シリーズのCrossFire構成時に「Rocket League」を実行すると画面がちらつくことのある問題
  • 関連タイトル:

    AMD Software

  • 関連タイトル:

    Forza Horizon 3

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