スパイク，「Oblivion」のPlayStation 3用日本語版を2007年秋に発売

※画面写真はXbox 360版のものです

　スパイクは本日（6月29日），シングルプレイ専用RPG「The Elder Scrolls IV: Oblivion」のPlayStation 3用日本語版「The Elder Scrolls IV：オブリビオン」を，2007年秋に発売すると発表した。価格は8190円（税込）。
　またしてもPC版の話でないのは，4Gamer読者にとってちょっと悔しいところだろうが，以前お伝えしたように，同社から日本語化MODが2008年春以降に無料公開される予定なので，そのリリースを楽しみにしていよう。
　それまでどうしても待ちきれないという人は，7月26日に発売されるXbox 360版や，秋に発売されるこのPS3版の購入を検討するといいかもしれない。

　これまで4Gamerで幾度となく取り上げてきたように，Oblivionは，シングルプレイ専用ファンタジーRPG，The Elder Scrollsシリーズの最新作で，ワールドワイドで300万本以上の出荷を記録している大ヒット作だ。
　4Gamerの人気キャラ（？）「ミッシェル」を生んだ連載記事，「なんですぐ怒るの？」が参考になるので，本作をよく知らないという人は，ぜひ目を通してほしい。



　さて，PS3版のOblivionの内容はというと，Xbox 360版と同様，ゲームのインタフェースやテキストが日本語にローカライズされているほか，追加クエストの「Knights of the Nine」が収録される。
　ここで気になるのが，過去にBethesda Softworksがダウンロード販売した，「Horse Armor Pack」をはじめとする追加データが，PS3版向けに提供されるかどうかという点（ちなみにXbox 360版は，「こちら」でお伝えしたように，追加クエストの「Knights of the Nine」のみが収録される）。これについて同社に問い合わせてみたところ，「今のところ未定」とのことだった。

　本作はこれまで日本国内で正規に販売されていないこともあり，どちらかといえばマニア向けのゲームであった。Xbox 360やPS3で日本語版がリリースされることで，より多くのゲーマーにOblivionの面白さが伝わることは，ファンにとって喜ばしいことではないだろうか。（山）