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オンラインゴルフゲーム「ショットオンライン」の「2008『Season2』」が本日より開幕!
今回,このアップデートの内容などを,本作のプロデューサーを務めるエキサイトの細川直人氏に聞いてきたので,見どころをまとめて紹介していこう。
リアル志向のゴルフゲーム「ショットオンライン」
例えばほかのオンラインゴルフゲームと比較すると,全体的にショット時のタイミングがシビアである。とくにグリーン上では繊細なコントロールが求められ,ほかのゴルフゲームと同じ感覚でプレイしていると,カップの上を何度も往復してしまうことになる(まぁ筆者の例なわけだが)。しかし,理不尽な難しさというわけではなく,現実のゴルフに即していると感じられるため,ショットに失敗したとしても,それはそれで納得がいくのだ。
現実のゴルフを踏襲した要素としては,日本や韓国に実在するゴルフ場を再現したコースがいくつか用意されているほか,後述する「ワールドワイドランキング」のルールにはPGA(全米プロゴルフ協会)のものが採用されている。また,キャラクターがスイングするモーションは,プロゴルファーからモーションキャプチャしたものになっている。
ちなみに以前行った調査によると,本作のプレイヤーの半数近くがゴルフ経験者であったという。このことからも,前述した要素によって,本作の“ゴルフらしさ”が,ゴルフを愛好する人達に受け入れられていると言えそうだ。
その一方で,ゲーム的なシステムもある。例えば,MMORPGライクなビジュアルロビーは,かなり早い段階から取り入れられている。また,プレイヤー同士でギルドを結成し,ビジュアルロビー内にギルドルームを所有するといったことも可能である。
なお,ゲームの全体的な雰囲気については,以下のスクリーンショットや画像集を見てもらうと分かりやすいだろう。
大型アップデート「2008『Season2』」の見どころは?
●新キャラクター「カミラ」
カミラでキャラクターを作成するには,アカウントが“ゴールドプラス会員”の状態でなければならない。ちなみに本作では,ゲーム内でさまざまな特典を得られる“ゴールド会員権”と“ゴールドプラス会員権”という課金アイテムが販売されている。価格は,ゴールド会員権が30日間で90コイン,ゴールドプラス会員権が150コインだ。1コインがおおよそ10円相当なので,それぞれ900円,1500円といったところである。
つまり,カミラを作成するには,リアルマネーが必要になるというわけである。とはいえ,初期パラメータが“体力4,スキル8,パワー8,正確度4”と,既存のキャラクターと比べて高めに設定されているので,魅力を感じる人もいるはず。なお,カミラを作成後,ゴールドプラス会員ではなくなった場合でも,継続してカミラを使用できる。
ちなみに,9月30日(火)11:59PM時点でゴールド会員かゴールドプラス会員の権利を持っているプレイヤーを対象に,全額分のショットコインが10月上旬にキャッシュバックされるという「ゴールド&ゴールドプラス会員コインバックキャンペーン」が実施される。とりあえずカミラを使ってみたい……という人は,このキャンペーンを利用してみるといいだろう。
さて,実際にカミラでプレイしてみると,ほかのキャラクターと比べて手足がすらりと長いせいか,ショット時のモーションがよく映えるという印象を受けた。また,ぱっと見は無表情なものの,感情表現コマンドで見せるエモーションにはなかなか愛嬌があり,使い込んでいくうちに愛着を持てそうだ。
●新コース「パールグリーンアイランド」
パールグリーンアイランドは全長7129ヤードと,ゲーム内でもトップクラスのロングコースである。そのため高スコアを出すには,何はともあれキャラクターのパワー値が必要になる。細川氏に目安を聞いてみたところ,ゲーム内レベルで“アマチュア”(レベル21〜40)以上のキャラクターで挑戦してもらいたい,とのこと。コースの難度を示す星の数は★4個となっている。
そのほかの特徴としては,大半のホールでショートカットが可能となっている。ただしその場合は,海などを大きく飛び越えたり,ボールを壁にバウンドさせたりする必要があり,失敗してしまうとO.B.になりやすい。つまり,好成績を残すには,かなりのリスクを背負わなければならないのである。
ちなみに,今回のアップデートでは,グラフィックスエンジンの一部に改善が施されているとのこと。実際にこのコースでプレイするときには,波打ち際や雲などの描写にも注目してほしい。
●全世界のプレイヤーと競い合う「ワールドワイドランキング」
これは大きく分けると“大会ランキング”と“コース別ランキング”があり,ランキングは常に更新されている。キャラクターがロビーにいる間は,画面右上にボタンが表示され,いつでもランキングを確認可能だ。ハイスコアを目指すプレイヤーなら,モチベーションを高められるだろう。
ただし,この機能の実装は後日の予定だ。
●新ゲームモード「ラスベガスモード」
1ホールごとにスコアを競い合い,勝ったチームは獲得経験値が1.5倍に増え,そして負けたチームは0.5倍に減ってしまうという内容だ。
チームは1ホールごとに,“前のホールで1位&4位のプレイヤー”と“2位&3位のプレイヤー”に再編成されるため,実力差のあるプレイヤーが参加している場合でも,どちらかのチームが経験値を常に多く獲得する……といったケースにはなりにくい。
このように,経験値を賭けたスリリングなゲームを,誰でも楽しめるようになっているのだ。
●「ギルド機能」の仕様変更
本作のギルドルームは,インスタンスエリアではなく,建てられている数があらかじめ決まっている。またギルドルームでは,疲労の回復が早くなったり,共有倉庫の“ギルドロッカー”などの便利な機能を使えたりするほか,特定のコースで獲得できるギルド経験値が20〜30%上昇するといった機能を持っている。見た目も豪華なことから,ギルドルームの獲得がプレイヤーにとって大きな目標の一つなのだ。
今回の仕様変更により,首脳陣がアクティブなギルドは,ギルドハウスの獲得へ大きく近付くことになるだろう。また,すでにギルドハウスを所持しているギルドも,安心していられなくなるわけで,ゲーム内コミュニティの活性化に繋がることが期待されている。
●「クエストシステム」が実装
2008「Season2」では,ロビールームにいるNPCから“クエスト”を受けられるようになる。ロビーエリアにいるNPCの頭上に“Q”マークが点灯している場合は,クエストを受けられ,その数は40以上が予定されているとのこと。無事にクリアすると,アイテムやゲーム内通貨を得られるというわけだ。MMORPGのクエストと,基本的には同じ仕組みだと考えていいだろう。
クエストの具体的な内容は,“***のコースで一定以上のスコアを出せ”など,ソロプレイで行えるものが多い。また,“4人でラウンドせよ”や,“ギルドに加入せよ”といった,さまざまなタイプが用意されているようだ。
そのほかにも細かい部分では,チャットウィンドウの使い勝手が良くなったり,プレイヤーと共にコースを回るキャディがより的確なアドバイスをしてくれるようになったりする(実装は後日の予定)。こうやってざっと見ると,2008「Season2」ではかなりのボリュームのアップデートが行われるという雰囲気だ。きっと,これまでのショットオンラインには慣れきっているという人も,新鮮な気持ちで取り組めるだろう。
見た目の派手さこそ欠けるが,この質実剛健っぷりは間違いなく本作の魅力である。ゲーム然としたゴルフゲームに飽き足らなくなった人,リアル志向のゴルフゲームが好きだという人は,今回のアップデートを機会にショットオンラインを始めてみてはいかがだろうか。
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