ズー，「パシフィックストーム 〜太平洋の覇者〜 日本語版」を12月8日に発売

　ズーは，「パシフィックストーム 〜太平洋の覇者〜 日本語版」（原題 Pacific Storm）を，12月8日に発売する。価格は8190円（税込）。
　本作は，太平洋での日本軍とアメリカ軍との戦いをテーマとするストラテジーゲーム。資源管理やユニットの生産を行う戦略パートと，戦闘がリアルタイムで展開される戦術パートに分かれており，戦術パートでは，プレイヤーが直接個々のユニットを操作できるという特徴がある。
　例えば，艦艇に備え付けられた対空砲を操作して敵戦闘機を撃ち落したり，あるいは航空機を操縦し，アーケードタイプのフライトシムの感覚で攻撃したりできる。太平洋戦争を，いろいろな側面から追体験できるストラテジーなのだ。
　本作の特徴については，下に引用したリリース文を参照してほしい。

　日本が，太平洋戦争の引き金となった真珠湾攻撃を行ったのが1941年12月8日で，本作の発売日は，そのちょうど65年後の2006年12月8日となっている。

　なお，すでに本作のデモ版（英語版）がリリースされており，4Gamerでも紹介済みだ。日本語版の発売まであと2か月ほどあるので，それまでの間はデモ版をプレイしつつ，楽しみに待とう。（山）

画面写真は英語版のものです

＃＃＃＃＃以下，リリースより＃＃＃＃＃

★真珠湾攻撃！

インドシナ侵攻により、日本は敗北へと通じる戦争に自らを巻き込むことになった。7月末、アメリカとイギリスは両国の銀行に預けられていた日本の全資産を凍結し、貿易封鎖を宣言した。ワシントンは日本と長期の交渉に入った。日本はアメリカとの直接的な軍事衝突を回避しようと極力努力したが、アメリカは日本軍の中国と満州国からの即時撤退要求と日本がドイツとイタリアと結んでいた条約を全て破棄することに固執した。日本は窮地に追い込まれていくのを感じた。太平洋地域における対米戦争の計画は軍略に優れた連合艦隊司令長官山本に任された。日本の軍部は真珠湾攻撃が成功するとは信じていなかった。この攻撃は20世紀における最も大胆かつ鮮やかに成功した軍事作戦となった。こうして太平洋戦争が幕を開ける。

★太平洋の覇者となれ！

シングルプレイは「フリーキャンペーン」「歴史キャンペーン」「戦術ミッション」の３つがあり、日本軍とアメリカ軍の固有の領土から始まり、中立の地域を占領し領土を拡大していく「フリーキャンペーン」。
歴史に基づいた戦況、領土から始まる「歴史キャンペーン」、有名な戦いを体験できる「戦術ミッション」があります。

太平洋に隣接する、日本、フィリピン諸島、オセアニア、北アメリカなどや硫黄島、ジャワ島、ハワイ諸島などの島々が登場！太平洋マップは127もの異なるエリアに分かれ、その中の40ほどのエリアに軍事的な基地　をつくる事ができます。エリア内で戦闘があると、自動で処理するかプレイヤー自身が戦闘機に乗り込んだり戦艦の砲台に入ったりして直接戦闘に参加することができます。太平洋には台風や霧などの天候の変化があり、また、時間帯により夜間戦闘になることもあります。

キャンペーンでは基地のベースとなる領土や資源の豊富な領土を占領し、　そこに兵舎、工場、病院、空港、港などをつくったり、アップグレードし生産を高めます。また、新しい技術を開発し、新兵器を生産したり、航空機や戦艦などの装備をカスタマイズする事で自分だけの航空機や戦艦を生産する事が可能です！

★実在の艦長、パイロットが登場！

キャンペーンでは日本軍、アメリカ軍で活躍した航空機パイロットや戦艦の艦長が登場！パイロットや艦長を乗せることで、航空機や艦隊の指揮能力などが向上します。

★技術開発をして新兵器を生産！

基地では、兵舎、工場、病院、軍の港や飛行場を建て、エンジン、レーダー、マグネトロン、弾道コンピューターなどの技術を向上させていく事で新兵器を開発できるようになります。また、元の航空機や戦艦をベースに装備を変更ができ、変更した航空機や戦艦に名前を付け直す事ができるため、「大和改」など自分だけのオリジナルの艦隊をつくることも可能です。

★リアルに再現された戦艦や駆逐艦、航空機！

ユニットは実際の資料を元につくられた戦艦や駆逐艦など「赤城」「大鳳」「長門」「大和」「最上」「陽炎」「秋月」「乙型B3」など24種類、航空機は「キ-43 隼」「キ-61 飛燕」「キ-84 疾風」「N1K-J 紫電」「A6M 零戦」「A7M 烈風」「P1Y 銀河」「G8N1 連山」など36種類、ロケットや爆弾などの兵器が20種類などがリアルな3Dで再現され登場！

もちろん、当時のアメリカ軍が誇る戦艦、駆逐艦や航空機も登場します。

＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃