ズーは,
「ゲリー グリグスビー ワールドアットウォー 日本語版」を
2007年6月29日に発売すると発表した。価格は8190円(税込)。
本作は,第二次世界大戦を舞台にしたターン制ストラテジーゲーム。1940年春~1946年秋,1941年夏~1946年秋,1942年春~1946年秋,1943年夏~1945年秋に分かれた,四つのシナリオが用意されており,プレイヤーはドイツ軍,日本軍,ソ連軍,西側連合軍,中国軍のいずれかを率いて,第二次世界大戦を追体験する。
1ターンは,移動フェーズと生産フェーズに分かれており,補給経路を確保しつつ,ユニットを生産し攻めていく。相手の数手先を読みながらジワジワと進めていくボードゲームタイプのシステムになっている。
また,本作はインターネットやLANを介したマルチプレイだけでなく,PBEM(Play-By-EMail game)と呼ばれる機能を使った対戦が可能だ。PBEMは,プレイヤーが1ターンを消費し,それをセーブしたファイルを次のプレイヤーに順に送ることで進んでいく対戦方法で,自分の手元にセーブファイルが届くまで戦況が分からない。リアルタイムで戦況が分かる対戦方法とは違った緊張感が味わえるという。
本作のように,さまざまな情報を分析しながら進めるタイプのゲームは言葉の壁が大きいだけに,日本語版としてのリリースは嬉しいところ。ちなみに,Windows Vistaはサポート外となっているので,対象者は気をつけよう。(noguchi)