［E3 2005＃045］「Quake 4」画面写真入手＆追加情報も！

　E3も始まり，ようやく「Quake 4」のスクリーンショットを公開できるようになった。「Unreal Tournament 2007」のムービーデモと並んで，初日のE3会場で最も長い行列を作っており，その人気は上々のようだ。

　さて，Quakeシリーズでは初めて名前のついた主人公，若きマリーン兵マシュー・ケーン君。すでに第一報（「こちら」）でお伝えしたように，ストーリー途中で半分ストロッグへと改造されてしまうのだが，醜い体にされてしまった代わりにちょっとお得な（!?）能力を身につける。それは，ストロッグの言語を理解する能力だ。基地や基地内のモニターに映されたストロッグ語も，難なく読めてしまうのである。
　しかも，オープニングでは半人前だと馬鹿にされていた新米だったのに，その後はRhino Squadからも切り離されて，地球軍最強部隊，通称「黙示録の四騎士」のメンバーになるのである。彼の役割は，四騎士の中の「死」（Death）であるというから，ストロッグを死に至らしめる強力なパワーも備えるのだろう。

　最後のウォーカーに乗って戦うシーンでは，片手にマシンガン，もう一つの手には連射可能なロケットランチャーが装着されていたが，これがデザイナーのTim Willits（ティム・ウィリッツ）氏が話していた「スーパーウェポン」のことなのかは不明。ストロッグになることで，ストロッグ系インタフェースの解読も可能になるわけだが，さらに強力な兵器にも期待したいところだ。（奥谷海人）