日本一ソフトウェアは,新作タイトルである
「迷宮塔路レガシスタ」を
2012年3月15日に発売することを明らかにし,ゲームの内容を公開した。対応機種はPlayStation 3で,価格は7140円(税込)となっている。
迷宮塔路(めいきゅうとうろ)レガシスタは,かつてあった科学文明が衰退したファンタジー世界を舞台にしたアクションRPGだ。プレイヤーは,かわいい2Dのキャラクターを操作して,今や迷宮となった古代遺跡を探索することになる。
古代遺跡には,魔法やお宝,さらに大切な何かが眠っているが,あちこちにトラップが仕掛けられ,行く手にモンスターが立ちふさがるという危険な場所だ。ときにモンスターと戦い,ときに回避し,またあるときは恐怖の罠を潜り抜けながら,冒険していくのだ。
今回「第一報」として公開されたのは,
ゲームの概要と
登場するキャラクター,さらに
ダンジョンでのサバイバル方法,そして冒険者をバックアップする
「モヤシ」についてなど。モヤシ? 詳しくは,以下のリリース文をどうぞ。
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生還か、死か――
サバイバルアクションRPG「迷宮塔路レガシスタ」
■プロローグ
科学が過去になった時代……
人々は古代の科学を『魔法』や『呪い』と呼び恐れていた。
ここは古代科学が眠る遺跡『ツタの塔』
千年もの間、誰も立ち入ることのなかった異形の塔に
いま一人の若者が足を踏み入れようとしていた――
必死で集めた手がかりを頼りに、アルト・ストレイターは、その古代遺跡にたどり着いた。
人々から忌避され、『呪われたツタの塔』と噂されるその遺跡は、かつて『レイルヤード』という名を冠した古代文明時代の科学研究施設だったという。
この遺跡に残された『魔法』があれば……
妹を元の姿に戻すことが出来るかもしれない。
アルトは遺跡に眠る未知の力に望みを託し、これまで旅を続けてきたのだ。
遺伝子改造により暴走したツタと、内部で繁殖を繰り返したモンスターにより、『レイルヤード』は塔の形をした迷宮(ダンジョン)と化していた。
アルトは手探りに、がむしゃらに、レイルヤードの探索を開始。
トラブルや強敵を乗り越え、ついには、科学技術の粋を集め生み出された、古代兵器『メリーゼ』を発見する。
それは、兵器と呼ぶにはあまりにも可憐な、少女の姿をしていた――
■登場人物
操作キャラクターその1
【アルト・ストレイター】
CV:????
「お前が何を信じるか、大事なのはそれだけだ」
『呪い』により石化した妹を、元の姿に戻すために旅をしてきた探検家の青年。17歳。求める力を秘めた遺産があるという情報を頼りに、『ツタの塔』へと挑む。
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これまで一人旅を続けてきたアルト。冒険に必要な基本的な能力を備えたスタンダードなキャラクター |
妹を元に戻す方法を探して、独学で古代文字を学び、解読しようとするなど努力家な一面も |
操作キャラクターその2
【メリーゼ】
CV:????
「何故、この私がヒトごときの指図を受けねばならない?」
失われた科学技術により生み出された“古代兵器”。人間の少女を模した姿・性格を持ち、非常に多岐に渡る能力を有しているという。『レイルヤード』の奥深い場所で、長らく休眠状態にあったが、アルトとの接触をきっかけに起動する。
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失われた技術の結晶――現代の人々からは想像もつかない能力を秘めている!? |
メリーゼは生身の人間ではないため『毒』に耐性があるのも強みの1つ |
【ダンジョンさん】
CV:????
「千年も誰もこなかったのに、侵入者いっぱいで大忙しね」
『ツタの塔』と、その地上部に広がる拠点『レイルヤード』の管理をしている少女型アンドロイド。『ツタの塔』に挑もうとする者に、食事をはじめとした各種サービスを提供してくれる。マイペースで、つかみどころのない天然キャラクター。なお、“ダンジョンさん”は愛称であり、“T48R−β”という正式名を持つ
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施設管理を担当して1000年のベテラン管理人、……にしてはなんだかつかみどころがない
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【???】
CV:????
呪いを受け、石化しているアルトの妹。もともとは人当たりが良く、優しくて世話焼きな、しっかりものの少女だった。アルトは時折彼女に向かって話しかけているが、石に閉ざされたその耳に、声が届いているかは定かではない
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石となった???
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【モヤシー】&【モヤピー】
CV:????&CV:????
「モシー?」「栄養抜群モシー!!」「大変モシ!大変モシ!」
ダンジョンさんによって品種改良されたモヤシの一種。意志を持ち、話すことが出来る。本タイトルのマスコットキャラクター
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――このほかにも、個性的なキャラクターが続々登場!
各キャラクターのキャストも次報公開予定です。ご期待ください!
冒険者をバックアップする『レイルヤード』
『ツタの塔』の根元にある『レイルヤード』、ここはかつて研究所を訪れる人たちが利用していた駅の名残です。
歳月による風化と、植物による侵食、管理人である“ダンジョンさん”の改造(!?)が加わり、不思議な空間が広がっています。
アルトをはじめとしたダンジョンの挑戦者は、『ツタの塔』と『レイルヤード』を往復し、補給や休息をとりながら探索を進めることになります。
■レイルヤードで出来ること
レイルヤードでは、ダンジョンさんのはからいで、以下のようなサービスが受けられます。
→自動でサービス
・キャラクターのダメージや状態異常の全快。
・装備の耐久度が各上限まで回復。
装備も戦いによってダメージを受けると、耐久度が低下します。ゼロになると一時的に性能を発揮できない状況に! レイルヤードに帰還すれば回復しますが、冒険中は要注意!
→セルフサービス(自由にご利用ください)
・装備品などの変更
・パーティー編成
・キャラクターメイク
・転職
・称号の付け替え
・専用のポイントを使っての新たな能力取得
・エナジーフレームの変更による、能力の切り替え
その他いろいろ……
快適プレイややり込みにまつわる機能が目白押し。
詳細は続報でご紹介いたします。
モヤシがあれば何でもできる!
レイルヤード名物『モヤシ』のご案内
レイルヤードでふるまわれる食事は、すべてダンジョンさんが 手塩にかけて育てた“モヤシ”で出来ています。
お肉や野菜などの見た目を持つ栄養たっぷりの“モヤシ”が登場。是非たくさんお召し上がりください。
厳しい環境でも育つように品種改良を重ねた結果、種類豊富で栄養バツグンな“モヤシ”が完成! しかし味はすべて『とっても美味しいモヤシ味』らしい……
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ゲーム中には動いたり、しゃべったりするモヤシまで登場。その名も『モヤシー』。本ゲームの名脇役です。モヤシーの『モヤピー』は、アルトに一目ぼれしたらしく、親切丁寧にチュートリアルを担当してくれます
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貴重な回復アイテムや解毒アイテムもモヤシ! まさに冒険の必需品! ただしモヤシは鮮度が命。ダンジョンの階層が進むと鮮度が落ちて、せっかくの効果が鈍っていきます。美味しいときに使い切るのが肝心です!
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モヤシづくしの、モヤシスタ!?
ツタの塔の歩き方
ひくか進むか、
サバイバルなダンジョン攻略!
一旦『ツタの塔』に入れば、容赦なしのサバイバルが始まります。
野生化して内部で繁殖したモンスターや床や壁に仕込まれたギミックの数々……まさにダンジョンです。
時に慎重に、時に大胆に探索を進める必要があります。
レイルヤードに面した最下層のフロアから、『ツタの塔』を登り、攻略を進めることになります。
武器は近接から遠距離まで多数の種類が存在。性能はもちろん見た目も豊富! 例えば剣ならボタンを連打することで3連撃になるなど、それぞれ独自のアクションを備えています
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仲間がいれば、パーティーでダンジョンの攻略が出来ます。
ダンジョン内で操作キャラクターの変更が可能です。
ダメージや状態異常に掛かったキャラを引っ込めて、他の仲間にバトンタッチしたり。得意分野や能力を活かせるタイミングで切り替えて、互いの弱点を補ったり――
いつ誰に切り替えるかの判断が重要です!
さらに、後衛キャラが前衛に補助魔法をかけたりと、RPG風のパーティープレイも可能となっています。
操作キャラ交代!
毒の危険が高い場所は、耐性があるメリーゼにお任せ! 冒険者としてのスキルが必要となる場はアルトで攻略! などなど、プレイヤーの判断で切り替え可能
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■アイテムを食べる、使う、投げつける
ダンジョンを探索していると、さまざまなものが手に入ります。
一流の冒険者たるもの、手に入れたアイテムは余さず利用して、なんとしてでも生還して見せましょう!
同じアイテムでも、『食べる』『投げつける』などの扱いによって、もたらせる効果が違います。
先入観にとらわれず、いろんな使い道を考えるのも本タイトルの魅力の1つです。
追い詰められたそのときに、思いもよらないアイテムが命を救ってくれるかも――?
入手!
回復効果や解毒効果を持つアイテムは食べることで効果を発揮。ただし、稀に毒をもったものもあるので、油断大敵!
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ランプを使うと、視界が広がります。敵の場所をチェックしながら、探索しましょう
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投げつける!?
毒キノコや火炎瓶など、自分自身にはメリットにならないアイテムも、敵に対する攻撃手段になることも! 狙いを定めて投げつけろ!
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敵ももやしにくびったけ!?
口のあるモンスターに、モヤシやきのこを投げつけると、そのアイテムを食べ始めます。食べているときは隙だらけ! 攻撃の大チャンスです。モンスターごとに好みが異なるので、普段からいろんなものを投げつけて試しておくと、役立ちます!
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未知のアイテム発見!?
ダンジョンの奥深くでは、正体不明のアイテムや装備と出会うことも。スキルを使って正体を確認したり、名前から効果を推測しましょう。時には超レアなアイテムが飛び出すこともあるので、お宝探しにも熱が入ります
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■楽しく悩ましい『装備』の収集!
ダンジョン内で手に入れた装備品のうち、『名品』や『逸品』と呼ばれるレアな装備品は、その場で装備することが出来ます。
ただし、入手直後の装備品は非常にデリケート。ダメージを受けると、せっかくの装備の耐久度の上限が下がります!
耐久度はいわば、装備のHPです。攻撃を受けることで低下していき、耐久度がゼロになると、効果が一時的に失われて休眠状態になります。
レイルヤードからダンジョンに持ち込んだ装備品の場合は、レイルヤードに戻れば耐久度を上限まで回復することが出来ます。
しかし、入手直後に装備した『名品』『逸品』に関しては、レイルヤードに戻っても耐久値が回復しません! 最初にレイルヤードに持ち帰った時の耐久度が、そのまま、その『装備の耐久度の上限値』になります。しかも、持ち帰る前に、耐久度をゼロにしてしまうと……その装備は砕けて完全に失われます!
貴重なアイテムが手に入った! けれど、周りは強敵ばかり……そんな時、あなたならどうする!?
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ダンジョンの奥深くでは、正体不明のアイテムや装備と出会うことも。スキルを使って正体を確認したり、名前から効果を推測しましょう。時には超レアなアイテムが飛び出すこともあるので、お宝探しにも熱が入ります
強力なレア装備を装備すれば生き残れる可能性が上がりますが、せっかくの装備品の耐久度が下がるリスク、下手をすれば完全に失われるリスクがあります。
かといって、温存しすぎてダンジョンの途中で力尽きてしまえば、せっかくの装備品を持ち帰ることができません。この悩ましい判断をくだすのも、本タイトルの醍醐味の1つです。
――この悩ましさも、装備収集の魅力の一端に過ぎません。
装備には、『称号』や『魔法』など、多くの関連する要素が存在します。
各要素が絡み合うことで、本タイトルにおける装備収集のゲーム中での意義(=魅力)が非常に強いものとなっています。
関連項目は続報にてご紹介してまいりますので、是非ご注目ください!
■『毒』を制するものがダンジョンを制す!
本タイトルには多彩な『毒』が登場します。実は、登場する状態異常は、『毒』のみ、です。
『痺れ』や『沈黙』といった症状も、毒の効果の一種として発現します。
敵の攻撃や、罠、毒を含んだアイテムの摂取など、ダンジョン内では、毒に侵されるリスクと常に隣り合わせです。
緑毒の場合、症状の1つである『原始の嗅覚』が発現すると、感覚が研ぎ澄まされ、普段は見えないものまで見えるようになるというメリットがあります!
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毒には緑毒、黄毒、黒毒という複数の系統が存在し、系統ごとに4つの症状(効果)が存在します。
毒を受けた際にどの症状が発現するかはランダムで決まりますが、重ねて毒を受けた場合、複数の症状が重複して発揮されます。
同系統の毒の症状4種をすべて受けている状態で、さらに毒を受けると、キャラクターが即死します。
そうなる前に、解毒をしたり、パーティーメンバーと入れ替わることで毒の効果を休眠させましょう。
緑毒の効果が4種類発動中! もう1度、緑毒を受けると――即死!?
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しかし多彩な毒が生むのはデメリットばかりではありません。
毒と薬は紙一重……豊富な毒の効果の中には、感覚が鋭くなるなど有利に働く効果も登場します。
『毒』というと、ネガティブなイメージがついてまわりますが、利用することで強みにもなります。まさに『毒にも薬にもなる』わけです。
他の毒の系統にも、恐ろしい効果や、あっと驚く効果が秘められています。
ダンジョン攻略と切っても切れない要素ですので、うまく付き合いながら、スリルあふれるダンジョン攻略をお楽しみください!
解毒アイテムは貴重な消耗品。しかも体力回復効果も兼ね備えているため、いつ、誰に使うかが、これまた悩ましい!
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本タイトルには、シナリオにないドラマがあります。
キャラクターやシナリオの魅力にも自信がありますが、プレイすることで生まれるプレイヤーの葛藤や驚き、爽快感が本タイトルをより鮮やかに彩ります。そんな冒険のひとコマをご紹介します。
強力な攻撃も当たらなければこわくないモシ! |
足元をおろそかすると痛い目見るモシ! |
大胆さと慎重さを兼ね備えた人、カッコいいモシ! |
ダンジョンには仕掛けがいっぱいモシ! |
迷ったと焦る前に、深呼吸して確認モシ! |
チャンスもピンチも遠慮なく押し寄せてくるモシ! 運と実力で乗り切るモシ! |
いろんなモンスターがいるモシ! 美味しそうなイカじゃなイカ、モシ! |
乱戦のときは一瞬の油断が命取りモシ! |
レイルヤードと塔を彩る音楽(タイアップ情報)
音楽
本タイトルの音楽制作は『ZIZZ STUDIO』が担当いたします。
“迷宮”の持つミステリアスな魅力や、スリル、どこかに漂う懐かしさを、各楽曲がより深めています。
また、OPとED曲には、2人のアーティストとのタイアップ企画を準備中です。
どんなアーティストが登場するのか、是非ご注目くださいませ!
【ZIZZ STUDIO】
磯江俊道氏主宰の音楽制作会社。
ゲームやアニメのシーンで活躍中。
公式サイト:http://www.zizz-studio.com/
イラスト
本タイトルのキャラクターデザインを手がけるのは、弊社所属のイラストレーター・堀愛里です。
これまでに、人気お菓子“ビックリマンシリーズ”の最新作『ビックリマン漢熟覇王』(株式会社ロッテ)の
シールイラストや、ライトノベルのイラストを手がけるなどの活動をしております。
本タイトルでは、独自の世界観や、キャラクターの生き生きとした姿を描きだしております。
【堀愛里】ほり あいり
日本一ソフトウェア所属のデザイナー、イラストレーター。
代表作:
『イヤになるほどヒミコなヤンキー』(電撃文庫/相原あきら 著)挿絵
『ビックリマン漢熟覇王』シリーズ
(株式会社ロッテ/シール入りチョコ菓子)シールイラスト、など。
※画面は開発中のものです。
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