8月18日に東京秋葉原で開催された「Windows Vista Ultimate α+ Maniaの祭典2」は,Windowsをめぐる最新情報などを集めたWindows Vistaユーザーのためのイベントだ。ゲームと直接関係ない部分もあるが,本邦初公開となったWindows Home Serverや最新技術Silverlightなどの動向を含めてお伝えしたい。
2006年12月22日から24日まで,東京秋葉原で「AKIBAX 2006 Powered by Windows Vista Ultimate」が開催中だ。会場では,約1か月後に発売が迫る「Windows Vista」や「マイクロソフト フライト シミュレータ X」を体験できるほか,週末にはIntelやAMDによるセッションも予定されている。週末に秋葉原へ行く予定があるなら,要チェック。
WinHEC 2006のレポート第4弾で紹介したように,DirectX 10(Direct 3D 10)の“次”,DirectX 10.1(Direct 3D 10.1)では,グラフィックスチップが完全に仮想化される。WinHEC 2006では,さらにこの仮想化をテーマに,ドライバレベルの視点で解説し,開発者の注目を集めたセッション「Windows Display Driver Model v2 And Beyond」が行われたので,その内容をレポートしよう。
Windows Vistaは,単純に新バージョンのWindowsというだけでなく,PC周辺機器の性能を引き出すOSとしても注目されている。ハードウェアの進化を促す,ソフトウェアとハードウェアのコラボレーション的な要素がいくつも盛り込まれているのだ。本稿では「Windows Vista Performance Technologies」と題して行われた,ストレージ関連セッションについてレポートする。