Linden Lab
[TGS 2008#046]3Diが目指す仮想空間の相互運用「インターバース」の世界
OpenSimは,Second Lifeのオープンソース版から派生したバーチャルワールドであり,OpenSimの開発のコアになっているのが日本の3Diという会社。そんな3Diが,東京ゲームショウ2008に出展し,特別イベントとして「仮想空間における3Dデータのインポート活用」と題した講演を行った。商用版「3Di OpenSim」が目指す,ネットワークの未来を垣間見てみよう。
Virtual World Conference & Expo 2008開催,Linden Lab創設者Philip Rosendale氏「バーチャルワールドは100倍の規模になる」
現在,東京ビッグサイトで開催されている「Virtual World Conference & Expo 2008」で,Linden Lab創立者のPhilip Rosendale氏が基調講演を行った。気になる講演の内容の紹介とともにイベント全体の概要をお伝えしたい。
「日本のオンラインゲーム市場は失敗した」――ソウル中央大学ウィ教授が語る,オンラインゲームの危機
「これからはオンラインゲーム!」と騒がれたのも,今は昔。昨今,オンラインゲーム業界の停滞感についての議論が盛んになりつつある。そんななか4Gamerでは,韓国のソウル中央大学の教授 魏 晶玄(ウィ・ジョンヒン)氏にインタビューを行った。「日本のオンラインゲーム産業は失敗した」と語るウィ氏。ゲームのみならず,教育,法律,ビジネス全般にまで話が及んだ,ウィ氏との会話をお届けしよう。
[OGC2008#13]教育ツールとしての仮想世界。ソウル中央大学ウィ教授のSecond Lifeを使った授業とは
本カンファレンスではお馴染み,オンラインゲーム産業研究の第一人者であるソウル中央大学教授 魏 晶玄(ウィ・ジョヒン)氏が,今年も講演を行った。今回の講演テーマは,「Second Lifeの限界と今後のビジネスモデル戦略」というもの。実際の大学の授業でSecond Lifeを活用してみたという実験をベースに,Second Lifeの可能性や限界が語られた。
[OGC2008#04]「ニコニコ動画は2007年最大ヒットのオンラインゲーム」ネット社会学の若手論客,濱野智史氏にネットコミュニティについて聞いてみた
「ニコニコ動画」を運営するニワンゴや,その設立メンバーの一人で,「2ちゃんねる」の管理人としても有名なひろゆき氏ら,ゲーム業界以外の人の講演に関心が集まっているOGC 2008。そんななか4Gamerでは,ニコニコ動画に注目する若手研究者,濱野智史氏に現時点での見解をいろいろ突っ込んで聞いてみた。開口一番,「ニコニコ動画はオンラインゲームだと思う」と言い放った濱野氏の真意とは?
[OGC2008#02]近未来社会の枠組みとインフラを構想する対談「『スノウ・クラッシュ』から『電脳コイル』へ」
3月14日に開催されるOGC 2008には,即物的なオンラインゲーム市場の課題ばかりでなく,ネットワーク技術が拓く可能性など,より広い視野のセッションも設けられる。その一つが,NHKのアニメ「電脳コイル」で描き出された,街じゅうに仮想世界が重ね合わせられた近未来社会の,実現可能性や課題を考えてみるというものだ。これについての話題をお届けしよう。
「東京コンテンツマーケット」シンポジウム「本格化する仮想社会ビジネス最新情報」
六本木ヒルズで開催されていた「東京コンテンツマーケット」のシンポジウム企画「本格化する仮想社会ビジネス最新情報」の概要をお伝えする。「meet-me」「Second Life」「PLAYSTATION Home」でそれぞれ仮想空間ビジネスを手がけるキーマン達が,その狙いや展望を語った。
「Virtual World Summit 2007」開催,Second LifeとポストSecond Lifeの開く世界は?
「Second Life」のようなネットワーク上の仮想空間ビジネスを扱う「Virtual World Summit 2007」が開催されている。時東ぁみさんによるバーチャルツアーや最新Virtual Worldの紹介など多彩な講演が行われた。日本ではこれから立ち上がりつつあるVirtual Worldビジネスだが,世界ではその次の展開に向けて動きつつあるようだ。
「セカンドライフ」,「じゃぱらんど〜日本列島計画〜」のプロデューサー,シャ乱Qはたけ氏による特別セミナーが開講
シャ乱Qのリーダーはたけ氏による,「セカンドライフ」特別セミナーが,デジタルハリウッド大学 秋葉原メインキャンパスで開催された。企業による広告戦略が話題になる本作だが,プレイヤー側から見ていると,実際には話題になっているほど日本では盛況だといえないようだ。そんな本作について面白そうな講義が行われると聞き,さっそく聴講してきたので,その模様を少し紹介しよう。
「Second Life」日本語対応が一歩前進。新βクライアントが公開に
Linden Labは,「Second Life」の最新クライアント(1.18.0.6)を公開した。このバージョンは,日本語の対応が従来よりも進められているのが最大の特徴。ゲーム内のほぼすべてのおもてだったメニュー項目が,日本語化されている。
「Second Life」内の会場ともリンク。AOGC 2007プレイベント開催
本日(2月2日)行われた,「Asia Online Game Conference 2007 Tokyo」のプレイベント「Preview of AOGC 2007 in Second Life」の模様をお伝えする。「Second Life」内に設けたバーチャルな会場と,リアルの会場をつなげ,両方の聴衆に向けて講演するという,なかなか興味深い試みであった。
「Second Lifeの匠を訪ねて」最終回:Second Lifeで何をすべきか
日に日に注目度が高まる「Second Life」。その世界で活躍するクリエイター(匠)達を訪ねて,彼らの言葉を借りて本作の魅力をお伝えしてきた当連載も,ついに最終回だ。今回は,本作を楽しむための,最も重要な要素の一つである「出会い」をサポートするため,仲間を募集中のグループ/コミュニティを紹介しよう。「プレイを始めてみたけど,何をしていいのか分からない」という初心者に,ぜひ読んでほしい。
「Second Lifeの匠を訪ねて」第7回:日本人居住区に住む人々
これまで,「Second Life」内でバリバリ活躍するクリエイター(匠)達に話を聞いてきた当連載だが,今回は趣向を変えて,今後活躍するかもしれない,比較的プレイ歴が浅い人達を集めて座談会を行った。最近,やたらとメディアに取り上げられるようになり,プレイヤー数も急増しているSecond Lifeだが,実際のプレイヤー達は,どのような目的を持って,この世界へ入ってきているのだろうか。
「Second Lifeの匠を訪ねて」第6回:リゾートを建造中のRockyさん
今年のお正月を,リゾート地で過ごした人も多いだろう。しかし,“来年のお正月こそはリゾート地で過ごしてみたい”と思っている人は,もっと多いかもしれない。そんな人達に朗報……かどうかはともかく,実は「Second Life」の世界に,近々,日本人が手がける一大リゾートがオープンする予定だ。今回の「Second Lifeの匠を訪ねて」では,そのリゾート「Cocololo Island Resort」のオーナー,Rocky Sassoonさんに,色々とお話を聞いてきた。
「Second Lifeの匠を訪ねて」第5回:Monacaのelleair Plasmaさん
「せっかくの仮想世界,現実世界とは違うように生きたい」と思う人が多いのか,「Second Life」では,個性的なファッションをしている人(アバター)をよく見かける。そこで当然,個性的なものを売るお店は,大抵人気である。今回紹介するMonacaも,商品のユニークさで大人気のお店。そこのデザイナー(匠)の一人,elleair Plasmaさんに,仲間と一緒にお店を切り盛りしていくコツや,Second Lifeの魅力について聞いてみた。
「Second Lifeの匠を訪ねて」第4回:Far East NetworkのShunさん
「Second Life」の世界にも,現実世界と同様に,海や風が存在する。となると当然,船に乗りたくなるのが,男のロマン……かもしれない。今回紹介する“匠”は,こだわりを持って船を造り続けるShun Kukulcanさんだ。Shunさん達が造った船や,インタビューから,彼らのロマンを感じてほしい。
「Second Lifeの匠を訪ねて」第3回:B@Rオーナー,June Dionさん
「Second Life」内の“匠”を訪ね,制作に対する姿勢や,匠自身の人となりについて聞いていく連載,「Second Lifeの匠を訪ねて」の第3回を掲載した。今回の匠は,BAREROSE TOKYO(B@R)のオーナー,June Dionさんだ。日本人プレイヤーの中でもとくに有名な服飾デザイナーの一人で,ファンも非常に多い。Juneさん自身にB@Rを案内してもらいつつ,これまでの軌跡と,今後の展望などについて語ってもらった。
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連載「Second Lifeの匠を訪ねて」第2回:純和風空間NAGAYAを訪問
週刊連載「Second Lifeの匠を訪ねて」の第2回を掲載した。今回紹介する“匠”は,Randy Kamabokoさん。彼は「NAGAYA」というコミュニティのオーナーで,Second Life内に“古き良き日本”を再現しようと,仲間達と共に日々活動している。今回はこのRandy Kamabokoさんにじっくりとお話を聞いてきたので,Second Lifeプレイヤーならばお見逃しなく。
新連載「Second Lifeの匠を訪ねて 〜メタバースの挑戦者達〜」の第1回を掲載
「Second Life」というオンラインゲームを見たことがあるだろうか。外見だけなら現代を舞台にしたMMORPGのようにも見えるが,その中身はまったく似て非なるものだ。本作には,倒すべき敵も,こなすべきクエストも,レベルアップという作業も,一切ない。「しなければならないこと」「するべきこと」がない代わりに,「できること」が数多く用意されているのである。この新連載では,この世界で活躍している「人」にスポットを当てつつ,本作の魅力を伝えていこう。
「Second Life」の開発者Cory Ondrejka氏インタビュー,日本展開はどうなる?
「Second Lifeはゲームではない」とはいうものの,3Dゲームの方向性にも多大な影響を与えつつある新しいネットワークメディアの動向は気になるところ。The New Contentext Conference 2006で来日していたLinden LabのCTO Cory Ondrejka氏に日本展開や著作権問題を含めた話を聞いてみた。
[THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006]開発者が語る「Second Life」の魅力,現状,そして未来
2006年9月27日から本日(9月28日)にかけて,インターネットにまつわる技術,文化,ビジネスについての講演会「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006」が開催されていた。主にWebサービス事業者向けの本イベントだが,今回は,昨今急激に会員数を伸ばしているMMOゲーム「Second Life」の開発元 Linden LabsのCory Ondrejka氏も登壇。新しいスタイルのオンラインサービスとしてSecond Lifeを紹介,その中で起きているさまざまな現象について語った。
[AGC 2006#11]MMORPG界を覆い始めた“メタバース”
MMORPG開発者らが集まり,業界の現実や将来について語られるAGCで,最も気になったキーワードは,“メタバース”(Metaverse)である。次世代インターネットともいえるメタバースでは,個人サイトやブログを運営するように,参加者が自由に3D世界を構築できるという。MMORPG開発者は,こうした未来像の向こう側に何を見ているのだろう。
[AGC 2006#02]オンラインゲームの未来はどうなる?AGCで真剣討論
バーチャルワールドの未来像とはどのようなものか? こんな議題を,元Sony Online Entertainmentのラフ・コスター氏や,「Second Life」の技術者コリー・オンドレイカ氏ら,業界を代表する開発者達5人が結集し,実際に起こり得る展望や自分の理想などを語った。今や,ユーザーがコンテンツ開発に関わるWeb 2.0の波は,確実にオンラインゲームの世界にも押し寄せている。果たして,どんな将来が待ち受けているのだろう?