「FFXI」スペシャルタスクチーム最新レポート公開,焦点は不正ハンター対策へ
スクウェア・エニックスは,現在サービス中のMMORPG「ファイナルファンタジーXI」で,7月度の不正アカウント取り締まりの結果とスペシャルタスクチームのレポートを公開した。 今回処分されたのは,強制退会処分が約4700アカウント,および会員資格一時停止処分が約750アカウント,ギルの凍結は26億ギルとなっている。内訳は以下のとおり。
・不正な方法でキャラクターを移動させていた 6月28日(木) 約250件 7月5日(木) 約230件 7月12日(木) 約150件 7月19日(木) 約120件
・特定のエリアやノートリアスモンスターが出現する地点で,不正な方法により実際には不可能なタイミングでアビリティなどを使用していた 6月28日(木) 約10件 7月5日(木) 約5件 7月19日(木) 約30件 7月20日(金) 約5件
・不正な方法で自動的に特定の行動を繰り返していた 6月27日(水) 約300件 7月5日(木) 約360件 7月12日(木) 約550件 7月19日(木) 約240件
・ギルやアイテムの現金による売買に関与していた 7月24日(火) 約350件
・集団によるエリアの占拠やモンスターの占有行為を行っていた 7月3日(火) 約450件 7月10日(火) 約1060件 7月12日(木) 約740件 7月19日(木) 約600件
今回は,ギルの凍結自体はさほどでもなくなってきている。処分者はRMT利用者への対策が強化されたと思われる先月からやや減っており,とくにRMT関与者への処分はさほど多くないのが分かる。代わりにモンスターの占有などへの対処が増えている。おそらく,RMT利用者への厳しい処分が発表されて,RMT利用の違反者が一斉に鳴りを潜めたものと思われる。
2006年9月以降のFFXIでの強制退会処分者数の推移。ただし,2006年9月10月は一時停止処分者数も含む
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スペシャルタスクチームレポートによる,不正ハンター対策の内容と推移
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グラフで見てみると,2006年11月にスペシャルタスクチームが始動して以来,非常に効果を発揮していることが分かる。最初は中間業者を狙い撃ちにし,それが一段落した3月にはギル生産者へと矛先を変え,多くの違反者を退会処分としている。6月にはRMT利用者への対処が強化されて,浄化がかなり進んできたことが分かるだろう。 スペシャルタスクチームの活動が大々的に発表されても,そのほとんどはプレイヤーの目の届かない深部で行われていたので,数字ほどの実感が湧きにくかった人もいたと思われるが,最近では狩り場でのモンスター占有やシャウトなど,プレイヤーに身近なところでの違反者検挙が多く行われるようになってきている。 快適なプレイ環境をより早く実現するためにも,不正行為を見かけたら報告窓口から通報に協力するようにしたい。(aueki)
■今月の違反処分について URL:http://www.playonline.com/ff11/polnews/news10960.shtml
■スペシャルタスクチームレポート URL:http://www.playonline.com/pcd/topics/ff11/detail/2101/detail.html
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ファイナルファンタジーXI |
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