ロイターの支局がオンラインゲーム「Second Life」内に開設
通信社であるREUTERS(ロイター)の支局が,オンラインゲーム「Second Life」の中に開設される。これにより,Second Lifeのプレイヤーは,ゲーム内でヘッドアップディスプレイ“Reuters News Center”を装備していれば,現実とゲーム内両方のニュースを受信可能になるという。 ロイターのプレスリリースによると,同社はデジタルプラットフォームを使ってニュースを配信する方法を模索しており,その一環としてSecond Life内に支局を開設するという。 この取り組みは単なるニュースの配信にとどまっていない。ゲーム内に作られるReuters Atriumというタウンホールへ行くと,配信されたニュースに関連する写真や動画などを閲覧/視聴できるほか,特定の話題について討論などが可能だという。
Second Lifeは,通常のオンラインゲームのような“戦闘”や“クエスト”といったものは存在しない,生活シミュレーション的な要素が強いゲームだ。以前お伝えしたように,ロックバンド「Duran Duran」(デュラン・デュラン)がゲーム内でライブを行うなど,現実世界と連動するイベントが数多く行われている。そして今度は現実のニュースが配信されることになり,ますます現実世界に近づきそうだ。ニュースを読みにSecond Lifeにログインする人が出てくるかもしれない。(noguchi)
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Second Life |
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