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レトロゲームカートリッジ「EVERCADE」のBlaze Entertainment,SNKとパートナーシップを発表。NEOGEOライセンス製品を2025年に発売
Blaze Entertainmentは,ゲームメーカーから公式ライセンスを受けたうえで,レトロゲームやインディーゲームをカートリッジ化する「EVERCADE」を展開している。同規格に準拠した据え置きゲーム機「EVERCADE VS-R」や,携帯機「EVERCADE EXP-R」であれば,EVERCADE規格のカートリッジを使ってプレイが可能だ。
これまでにも「R-TYPE」や「ムーンパトロール」などを収録した「IREM Arcade 1」,「トゥームレイダー」シリーズの初期3作をプレイできる「Tomb Raider Collection 1」など,さまざまなカートリッジを発売している。
また,「HyperMegaTech」ブランドではタイトーやカプコン,アタリなど,さまざまなメーカーのゲームを内蔵した携帯機「Super Pocket」を展開(関連記事)。こちらでもEVERCADE規格のカートリッジを使用可能だ。
「EVERCADE VS-R」 |
「EVERCADE EXP-R」 |
「Super Pocket Atari Edition」 |
SNKのNEOGEOについては,もう説明の必要もないだろう。1990年からアーケード(ゲームセンター)と家庭用の両面で展開し,「凄いゲームを連れて帰ろう」というキャッチコピーが示す通り,玩具店でゲーム機やソフトをレンタルし,アーケードと同じゲームを自宅でプレイできるというユニークなサービスが行われていた。
ゲームの進行をメモリーカードにセーブし,アーケード版と家庭用版で共有できたのは現在のクロスプラットフォームプレイを思わせる。
当時ブームとなった格闘ゲームでも名作がリリースされており,現在も続く「THE KING OF FIGHTERS」,新作のアナウンスがファンを沸かせた「餓狼伝説」はNEOGEO出身のシリーズだ。
SNK公式サイト(リンク)よりNEOGEO |
SNK公式サイト(リンク)より,NEOGEOのシステムを紹介する当時のカタログ |
今回のパートナーシップでは,2025年にBlaze Entertainmentが持つブランド全体で製品をリリースしていくという。詳細な内容は現時点で公開されていないが,2025年第1四半期に1年間のラインナップとリリース日などを明かすショーケース動画を公開するとしている。
「EVERCADE」公式サイトのプレスリリース(英語)
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