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テンセントがUbisoftを買収か。新作の発売延期と株価急落を受けてテンセントと創業家が検討に入ったと海外メディアが報道
Bloomberg:Tencent, Guillemot Family Said to Consider Buyout of Ubisoft
記事によれば,創業者で会社を保有するGuillemot家は,2024年に入ってUbisoftの時価総額が半分以下に急落したことを受け,テンセントとUbisoft買収を含めた検討に入ったという。テンセントは2022年以降,Ubisoftに対する出資比率を上げており(関連記事),現在は9.2%を保有。対するGuillemot家は20.5%を保有している。また,この報道を受けて,フランス市場におけるUbisoftの株価が最大33%上昇し,1996年の株式公開以来,最大の上げ幅を記録したとのこと。
1986年に設立されたUbisoftは,多数の人気シリーズを抱えるゲームメーカーだが,2023年は前四半期の業績不振を理由に未発表の3タイトルをキャンセル。2024年に入っても,「エックスディファイアント」の不振や,「スター・ウォーズ 無法者たち」が業績予想を下回ったことなどが報じられ,株価は過去10年で最低の水準を記録した。
さらに,看板シリーズ「アサシン クリード」の新作である「アサシン クリード シャドウズ」が予想外の論争を引き起こしたうえに,発売延期が発表されるなどネガティブなニュースが続いていた。
Bloombergの記事は「事情に詳しい関係者」によるもので,現段階でUbisoftおよびテンセントは公式コメントを発表していないようだ。
Access Accepted第799回:「アサシンクリード シャドウズ」から始まった“弥助問題”を考える
「アサシンクリード シャドウズ」から始まり,大きな論争を巻き起こしている“弥助問題”。今やゲームに収まらない問題へと焦点が変化し,Ubisoft Entertainmentが公式に謝罪を出す事態にまで発展しているものの,まだまだ議論は収まる気配を見せていない。
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