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「ChinaJoy 2024」の開催概要や出展内容が明らかに。31の国と地域から600を超える出展者が参加
「Stay True, Game On」がテーマとなる今年のChinaJoyには,記者会見の開催時点で31の国と地域から600を超える出展者が参加登録をしており,そのうち200社近くが海外企業とのこと。
全体の展示面積は13万平方メートル超で,そのうちBtoC関連が11万平方メートル以上を占めるという。東京ゲームショウが開催される幕張メッセの総展示面積が約7万5000平方メートルなので,まさに桁違いの広さだ。
気になる出展内容について,地元である中国企業から紹介すると,Tencent Gamesは10以上のIPを出展予定。NetEase Gamesは新作の「Where Winds Meet」「Once Human」を含む14タイトルを用意している。
「アークナイツ」の開発を手がけるHypergryphは,同作に加えて「アークナイツ:エンドフィールド」「ポッピュコム」を出展予定。「アークナイツ:エンドフィールド」がオフラインイベントに試遊出展されるのは今回が初とのことだ。bilibiliは「FGO」「プリンセスコネクト!Re:Dive」など,日本でも人気のスマホ向けタイトルが中心で,「ヘブンバーンズレッド」の中国での初披露も予定されている。Lilith Gamesは新作「AFK:ジャーニー」を出展予定だ。
中国以外の企業では,PlayStation(Sony Interactive Entertainment)が30タイトル以上を用意。中国国内のデベロッパに対してSIEがサポートを行う「China Hero Project」のタイトルとして「Lost Soul」が出展されることも明らかになっている。
SNKは,待望のシリーズ最新作「餓狼伝説 City of the Wolves」を含む3タイトル,Ubisoftも「アサシン クリード シャドウズ」を含む10タイトルを出展。ポケットペアの「パルワールド」も注目タイトルとして取り上げられている。
AMDやLenovoなど,ハードウェアメーカーも多数出展するが,中でも目立つのはQualcomm。上海新国際博覧中心のE4ホール全体を使った「Snapdragon Themed Hall」を建設し,通信事業者や携帯電話メーカー,PCメーカーなどと協力して,さまざまなエンターテイメント体験を提供するとのことだ。
会期中には「China Digital Entertainment Congress」「China Game Developers Conference」という,業界関係者向けのカンファレンスも開催されるなど,中国のプレイヤーと開発者がこぞって集まることになるChinaJoy 2024。4Gamerでも現地取材を予定しているので,レポートを楽しみにしてほしい。
「ChinaJoy 2024」公式サイト
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