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背負う,脳で回す,旅気分を楽しめるーー未来のガシャポンがすごい。「ガシャポンEXPO 2024〜ガシャポンの未来を見に行こう!〜」体験レポート
宇宙をイメージした会場では,ガシャポンの過去から現在,そして未来まで,宇宙を探索するような形で楽しめた。
脳で回す? 時空を超越?
不思議なガシャポンが体験できるスペースも
本イベントは“宇宙”をコンセプトしており,宇宙をイメージした6つエリアで構成されている。
入場口はガシャポンの払出口をイメージした形になっていて,そこから中へ入ると宇宙船「ガシャポンステーション号」の搭乗口となっていた。搭乗口では,「ガシャポン冒険団のキャプテン」と自己紹介するカプセルの形をしたオリジナルキャラクターが,本イベントの楽しみ方を簡単にレクチャーしてくれる。
搭乗口から先へ進むと,次は「宇宙船エリア」。宇宙船エリアでは歴代のガシャポン自販機や過去商品の展示,そしてこれから発売される新商品の展示などが楽しめる。なお,バンダイのカプセルトイは1977年に始まったもので,ガシャポンという名称になったのはその数年後(1982年に商標出願,1985年に登録)だ。
宇宙船エリアを奥に進むと,ドーム型のケース内に大量の新商品が展示されている。中には参考出展などもあり,これらがガシャポンにいつ登場するのか楽しみだ。
宇宙船エリアの先には,宇宙船が到着した場所ということで,さまざまな惑星をイメージした「ワク星エリア」が広がる。ワクワクが詰まっているという意味で“ワク”となっているとのこと。
ここでは,主要なコンテンツを惑星に見立ててブースが分けられており,最新作から今後発売を予定している商品などが展示されていた。また,カプセルのモニュメントが設置され,フォトスポットとして来場記念の撮影もできるようにもなっていた。
●90mmカプセル
●機動戦士ガンダム
●ワンピース
●ウルトラマン
●サンリオキャラクターズ
●キン肉マン
●ドラゴンボール
●いきもの大図鑑
写真は一部だが,このほかにも国内外問わず企業とのコラボ商品や,「Minecraft」「Ib」「APEX LEGENDS」「星のカービィ」「塊魂」などゲーム系の商品などもブース展開されており,その数に圧倒されるほど幅広いラインナップとなっていた。
そんな「ワク星エリア」から通路となっているワープゾーンを抜けると,そこは「未来エリア」へとつながっていた。
「未来エリア」では,無限の可能性を秘めたガシャポンの未来が体感できる場所として,「フィーリンガシャポン」「トラベルガシャポン」という2種類の体験ガシャポンスペースに加え,さまざまな未来のガシャポンのイメージが形となったミニチュア/パネルが展示されていた。
また,背負って移動するガシャポン「しょいポン」や,自動で動くパックマンやゴーストのガシャポン自販機(カプセル回収機),回収したカプセルで作った大きなパックマンなども見られた。
●しょいポン
人がガシャポン自販機を実際に背負えるもの。コンセプトとしては,ガシャポンが来てくれるというもので,どこでも気軽にガシャポンが楽しめるような未来をイメージしてるとのことだった。こちらは,会場内を実際に練り歩く体験もできた。なお,しょいポンの重さは約10kgだそうだ●トラベルガシャポン
内外(天井以外)をLEDモニターで囲まれたキューブ型の部屋に入ってハンドルを回すと,ランダムで世界的な観光地や古代,未来,宇宙空間などへとちょっとだけ旅に出られるという未来のガシャポン。ちょっとした旅を楽しんだあとは,旅した場所のお土産としてガシャポンがもらえる。●フィーリンガシャポン
“脳で回すガシャポン”といういまだかつてないガシャポン。これは額部分に脳波測定機を付けることで体験者の脳波をリアルタイムでスキャン・分析し,その時の感情に応じたガシャポンを出してくれるというものだ。測定される感情はポジティブ,ネガティブ,エモーショナルという3カテゴリと,そこからさらに4種類に分類される(計12種類)。まさに未来を感じるガシャポンだ。「未来エリア」を通るとガシャポンの旅も終わりとなるが,このほかのコンテンツとして,ガシャポンの商品開発を体験できる小学生向けのワークショップ「ガシャポンクリエイター体験」や,ガシャポン公式グッズが揃う「EXPO SHOP」。入口から集めていくことで限定アイテム「豆ガシャ本」(4種ランダム)がもらえる「冒険スタンプラリー」も実施されている。
「フィーリンガシャポン」「トラベルガシャポン」「ガシャポンクリエイター体験」は事前予約制となっているが,本イベントの入場は当日参加も可能(入場は無料)だ。詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
「ガシャポンEXPO2024」公式サイト
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