ラウンドワン，アミューズメント中心の小規模な新業態を検討へ。愛媛県立新居浜南高校の生徒による誘致活動を受けて

　ラウンドワンは本日（2023年2月5日），愛媛県立新居浜南高校の生徒による誘致活動に対する回答を公開した。

　この誘致活動は，若者の政治関心を高めるための学習・主権者教育のカリキュラムとして実施されたもの。同校生徒による「来てくれん!?ラウンドワン誘致委員会」が，遊戯施設のメリット実証のため，ラウンドワンによるロゴ使用許諾などの協力を受けて，自作アトラクションによる一日限り（1月12日）の疑似ラウンドワンを校内に制作した。この活動は，実施にあたった生徒らの卒業後も在校生に引き継がれるとのこと。

　これを受けて，ラウンドワンには全国各地から出店希望が寄せられているという。ラウンドワンは回答文において，新居浜市に通常の店舗を出店するのは難しいと前置きしつつ，アミューズメントを中心としたうえで営業形態を工夫した形での可能性を検討したいと述べている。また，小規模の店舗形態は全国での展開も視野に入れられている。

　ラウンドワンは，バンダイナムコアミューズメントの「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト」，KONAMIの「ボンバーガール レインボー」，セガの「Wonderland Wars」といったビデオゲームや，音楽ゲーム，体感ゲームなどを一部店舗で稼働させている。ことボウリングなどの大型施設を持たない小規模店舗となれば，アーケードゲームの設置拡大も期待できそうだ。

ラウンドワン公式サイトの「ラウンドワン誘致活動につきまして」（PDF）