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コロプラグループのBrilliantcryptoが,コインチェックとIEOに向けた契約を締結。開発中のブロックチェーンゲームを7月25日に発表予定
IEOとは,暗号資産取引所が主体となってプロジェクトを審査して,トークンの公募・売出し,流通を行う仕組みを表す。両社は,今回の契約によって互いのサービスを連動させて,事業を展開していくという。
Brilliantcryptoは,同社が開発中のブロックチェーンゲームに「Proof of Gaming」という新たなビジネスモデルを導入し,持続的なPlay to Earn(遊んで稼ぐ)を可能にすると謳っている。グローバルカンファレンス「WebX 2023」において,7月25日14:00から実施する発表会で(外部リンク),プロジェクトの詳しい情報を公開するとのことだ。
詳細は,以下のリリース文をチェックしてほしい。
ブロックチェーンゲームを手掛けるコロプラグループの Brilliantcrypto、コインチェック株式会社とIEOに向けた契約を締結
株式会社Brilliantcrypto(本社:本社:東京都港区、代表取締役社長:馬場 功淳、以下「Brilliantcrypto」)は、暗号資産サービス「Coincheck」を運営するコインチェック株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:蓮尾 聡、以下「コインチェック社」)と、IEO※1(Initial Exchange Offering、以下「IEO」)に向けた契約を締結したことをお知らせいたします。
Brilliantcryptoは、株式会社コロプラ(代表取締役社長:宮本 貴志、本社:東京都港区)が、ブロックチェーン技術を活用したGameFi事業※2を行う100%子会社として2022年11月に設立した企業です。
この度の契約締結により、コロプラグループとコインチェック社は、当社で現在開発中のブロックチェーンゲームと暗号資産取引サービス「Coincheck」を連動させることにより、新しいゲーム体験とGameFi市場の創出に向けて共に取り組み、世界に向けて事業を展開してまいります。
現在開発中のブロックチェーンゲームは、ビットコインが価値を得る仕組みである「Proof of Work」※3から着想を得て、ゲームプレイが他人のためになる(価値を証明する)「Proof of Gaming」という新しいモデルを導入、持続的な“Play to Earn”※4を可能とする日本発グローバルの大型プロジェクトです。
国内取引所において最もIEOの実績があり最大手であるコインチェック社が有する暗号資産取引のユーザー基盤と販売網を生かすことで、信頼性の確保とゲームのローンチ初期から熱量の高いコミュニティ形成を目指します。
当社は現在開発中のブロックチェーンゲームに関して、2023年7月25日(火)・26日(水)に開催される世界各国のWeb3の主要プレイヤーが集結するアジア最大規模のグローバルカンファレンス「WebX 2023」(開催日時:7月25日・26日、会場:東京国際フォーラム)において、25日(火)の14:00より発表会を開催いたします。当日は、コロプラ創業者兼代表取締役会長であり、当社代表取締役社長の馬場 功淳がプレゼンテーションを行います。
オンライン配信は以下よりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=0iEFIMpkf9Q
井坂 友之氏(コインチェック副社長執行役員 暗号資産事業本部長)コメント
GameFi市場はまだまだ発展途上であり、ブロックチェーンというテクノロジーを活用し、金融とエンターテインメントを融合させた新しいゲーム体験の創出が求められています。
現在もGameFiに関しては様々な論評が世界中で行われていますが、ただ持論を語ることとアイデアをゲームデザインに落とし込んで実際に動くゲームとして形にすることには天と地ほどの差があると私は考えております。
そういった中で、時代の変化に合わせた独創的なゲームデザインを発明しユーザーに対して提供することができる稀有な企業であるコロプラグループ及びチーフクリエイター馬場功淳氏を筆頭にしたBrilliantcryptoのクリエイティブチームとIEOをご一緒できることを大変嬉しく思っています。
コインチェックは日本における暗号資産取引サービスかつIEOのリーディングカンパニーとして、Web3/クリプト業界のさらなる発展および新しいゲームデザインに挑戦するすべてのクリエイターの皆様を最大限支援していきたいと考えております。
馬場 功淳(Brilliantcrypto代表取締役社長)コメント
株式会社Brilliantcryptoはブロックチェーンゲームが抱える課題に真剣に向き合い、人々の目を惹き付けるような、ひときわ輝くゲームを作るために設立されました。「ブロックチェーン技術とゲームのちからを使って、新しい価値を創造する」という我々のビジョンについて、コインチェック社に深く共感して頂きIEOパートナーになって頂いたことを大変心強く、嬉しく思います。
長年モバイルゲーム業界でテクノロジーと独創的なアイデアをもとに事業を行ってきた我々と、国内最大手の取引所であるコインチェック社がタッグを組むことで、日本のweb3業界やゲーム業界のみならず世界中に大きな盛り上がりを作っていけると考えています。
当社のプロジェクトの内容は25日に東京国際フォーラムで行われるイベント「Web X 2023」にて、私自らプレゼンテーションを行い発表する予定です。これまでにない新しい価値を創造する当社のプロジェクトに是非ご期待ください。
※1:IEOは、日本国内の法規制に則って暗号資産取引所が主体となってプロジェクト審査を行い、暗号資産(トークン)の公募売出し・流通を行う仕組みです。これまで国内で4例のIEOが実施されており、日本初のIEOを含む2例をコインチェックが提供するIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」で実施されています。
※2:GameFiとは、Game(ゲーム)とFinance(金融)をつなげた言葉で、ゲームにブロックチェーン技術や暗号資産を組み合わせることで、ゲームをプレイして稼ぐ仕組みを確立したゲーム全体を指します
※3:Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)は、暗号資産のマイニングにおけるコンセンサスアルゴリズムの1つ。ビットコインを始めとした暗号資産の取引や送金データを正しくブロックチェーンにつなぐための計算と承認作業を「マイニング」、これを行う人を「マイナー」と呼び、マイナーによるマイニングによりデータの正しさについての合意を得ることをPoWと呼んでいます。
※4:Play to Earnとは、「遊んで稼ぐ」という考え方で、ゲームにブロックチェーン技術や暗号資産を組み合わせることで、ゲームをプレイして稼ぐ仕組みを確立したゲームを指します。
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