［GDC 2023］ゲーム開発者向けイベント「Game Developers Conference 2023」開催中。イベントの模様を現地からお届け

　「2023 Game Developers Conference」（以下，GDC 2023）が，アメリカ・サンフランシスコのMoscone Center（モスコーニセンター）にて北米時間2023年3月20日に開幕した。


　Game Developers Conferenceは，世界で最も長い歴史を持つ，業界最大規模のゲーム開発者会議だ。北米時間3月20日から24日までの5日間にわたり開催されるGDC 2023では，1000人以上の講演者と330以上の出展者が集い，ゲーム制作のノウハウや最新技術，サービス，教育，社会的な問題といったさまざまなテーマを持つ，650を越えるセッションが実施される。前年のGDC 2022と同様，セッションやイベントの一部はオンラインで配信される予定だ。


　会期中には，大手企業による最新のゲームサービスや開発ツール，インディーズゲームや代替コントローラなどを紹介する展示会「GDC Expo」，ゲーム関係者の投票により受賞作が選ばれる「Game Developers Choice Awards」とインディーズゲームの祭典「Independent Games Festival Awards」の授賞式なども実施される。


　Unreal Engineの最新情報を紹介するイベント「State of Unreal」を実施するEpic Gamesに，2023年のロードマップの発表や複数のパネルディスカッションのアナウンスをしているUnity。「Core Concept」と「Summits」のセッショントラックで16以上のプレゼンテーションを行うNetEase Games，ブース展示と18のセッションを行うTencent Gamesといった，大規模な展開を行なっている企業にも注目だ。

　4Gamerでは，取材班を派遣して現地からのレポート記事や最新情報をお届けする予定なのでお楽しみに。

会場近くに来てまず驚かされたのが，会場周りの大行列。COVID-19の接種証明書，もしくは陰性証明書を提示して受け取るリストバンドの列で，それはMoscone Centerを囲うように伸びていた

入場にはパスのほかに，こちらのオレンジのリストバンドが必要となる。フェイスマスク着用が義務付けられていたGDC 2022に比べると緩和されているようだが，参加者の健康と安全を考慮した感染症対策は継続して行われているようだ

歩道を歩けないほど伸びる人の列。朝イチのセッションが終わった後もまだ列は続いていた

「GDC 2023」公式サイト

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