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さまざまな才能を持つクリエイターが一堂に会した「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」をレポート
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印刷2023/03/06 18:48

イベント

さまざまな才能を持つクリエイターが一堂に会した「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」をレポート

 吉祥寺の武蔵野公会堂にて2023年3月4日,「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」が開催された。このイベントは“インディーゲームを中心としたさまざまなクリエイターの才能が一堂に会し,頂きを目指すきっかけとなる場”となることを目指し企画されたもので,今回が第1回となる。

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 吉祥寺と言えばライブハウスなども多い土地柄。また周辺にはアニメやゲームの制作スタジオも多い。そんなサブカルチャーと縁が深い吉祥寺でインディーズゲームのイベントが開催されるのは,意外なようでどこかしっくりくるところがある。

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 会場は長机が並んだ昔ながらの即売会といった雰囲気だったが,小学生から50代くらいまで,幅広い層の来場者でにぎわっていた。
 本稿ではイベントに出展されていた今後リリース予定の作品の中から,とくに印象に残ったものを紹介しよう。


ARMED EATS(仮)

出展者:Ramune

・武装配達員が美味しい料理をお届けします

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 かわいいキャラクターと質の高いグラフィックスのポスターを見て,小さな子どもから大人まで,多くの人がブースの前で足を止めていた「ARMED EATS(仮)」(PC)。作者のRamune氏は某有名ソーシャルゲームに関わるデザイナーで,かつては別のメーカーで作品のディレクションなども担当していた人物だ。

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 ゲーム内容はステージ内を任意に移動できる横スクロールシューティングで,敵を倒して稼いだお金で武器を買ってパワーアップするなど,往年のアーケードゲーマーにとっては懐かしいノリとなっていた。左右どちらにも撃てる通常ショット,周囲の敵をロックオンして撃てるホーミングショット,広範囲を攻撃できるオーバーウエポンなど,多彩な攻撃手段を使い分けて敵と戦える。

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 各攻撃はエネルギーゲージを消費するものの,エネルギーは時間経過で回復していくので少し待てば何度も使用可能だ。一瞬無敵になる「ダッシュ」で激しい攻撃をしのぐこともでき,シューティングやアクションが苦手なプレイヤーでも爽快に戦えそうだ。操作のレスポンスも快適だった。

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 このゲームは,敵を倒して先に進むだけのゲームではない。敵や地形を破壊すると出てくる「フードチップ」を集め,料理を作って配達したのちゴールに向かうというのが目的だ。「フードチップの集め方によって完成する料理や,得点が大きく変わるので,完成版ではこのシステムも深く遊びこめる要素にしたい」とRamune氏は語っていた。

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 インディーズゲームといっても開発チームが小規模なだけで,一般に流通するゲームと品質がほぼ変わらない作品も珍しくなくなっているが,そんな現状をよく表した一本と言えるかもしれない。


サマーロード SUMMER ROAD

出展者:リビルドゲームズ

・3人の少女がオートで冒険! でもプレイヤーも忙しい 

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 「サマーロード」(PC)はちょっと懐かしいアメリカの片田舎(といっても日本人が映画などからイメージするそれ)を舞台にした,3人の少女たちと,雲のような不思議な生き物“モグモ”の冒険を描いたハック&スラッシュタイプのRPGだ。
 1プレイは10分〜20分程度で,戦闘どころか移動までAIがオートで行ってくれる。ではプレイヤーは何をするのかと言えば,手に入れた装備品を3人の少女たちに配る係となる。装備のアイコンを画面下のキャラクターたちにドラッグ&ドロップすれば,彼女たちはそれを使って戦ってくれる。

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 実際に遊んでみると装備の組み合わせが奥深く,装備が持つ「攻撃ヒット時にHP回復」「遠距離攻撃の弾数+1」などの効果をうまく組み合わせれば戦力が格段にアップする。だが,組み合わせ方を考えている間にさらに強い装備が手に入ることもあり,その場合は構想を練り直すことになる。意外にもプレイ中はかなり忙しかった。

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 なお,余った装備を右上の雲(モグモ)に3つ食べさせると,合成して新しい装備を生み出してくれる。合成の法則をつかめば,こちらもパーティの強化に大いに役立つだろう。

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 ステージ途中で発生するイベントもなかなか味があって,片言でしゃべる人が怪しいキノコをくれたり,怪しいお姉さんが「最強の元気薬」を売っていたり,パトロール中の警官が居眠りしていたりと,物騒というほどでもないが,ちょっと街の治安は心配な感じだ。特殊なメガネで少女とモグモの動向を監視する者もいて,お話がどんな展開になっていくのかも気になるところ。1プレイは短めだが,繰り返し遊ぶことで作品の世界観を深く知ることができ,また真のエンディングへと近づいていけるらしい。

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次に進むルートを選ぶことで展開が変わっていく
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 出展者であるリビルドゲームズはゲーム開発の業務を請け負うかたわら,この作品を制作しているとのこと。リリースはもう少し先になるそうだが,完成が楽しみな作品だ。

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Petit Petit Petit(PPP)(プチプチプチ(ピピピ))

出展者:データ・アート / モス

・健康が一番! キモカワ免疫細胞が宿主を守り抜くローグライトシューティング

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 アミューズメント機器の映像制作を手がけるデータ・アートと,「雷電」「カラドリウス」シリーズなどのシューティングゲームで知られるモス。その両社が送り出す「Petit Petit Petit(PPP)」(PC / Nintendo Switch)は,全方位から迫る敵をなぎ倒すローグライト・アクションシューティングだ。ゲームの舞台はとある惑星に住む生物の体内。プレイヤーは「免疫細胞」や「医療用ナノマシン」を操り,迫りくる病原体と戦いを繰り広げることになる。

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 とくに目を引いたのが独特なビジュアルで,病原体はよく見ると「びっしりと細かい牙の生えたクリップ」「腸のような細長い肉が巻き付いたコンパス」など,パッと見はポップだが,よく見るとブキミという,絶妙なバランスの魅力を放っている。本作のアートディレクションはデータ・アート側が担当しているとのことだ。

「ザン!」「ジュウウウウ」といった擬音語のエフェクトも面白い
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 操作キャラは貫通するレーザーや,付近を攻撃する衝撃波,設置型の消毒液などで自動的に攻撃を行う。プレイヤーはタイミングよく位置や向きを合わせるだけで敵を倒せるが,ときにはリスクを承知で経験値アイテムを集めてレベルアップし,攻撃手段を強化していかないと次第に押されてしまう。

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 病原体はこちらにじわじわ近づくだけでなく,編隊を組んで襲来したり,四方に壁を作って包囲してきたりもする。大型の敵が編隊に押されて画面外に押し出されたり,その逆に編隊に押されて近づいてくるなど,敵同士が干渉して動きが変わるのもポイントだ。うまくコントロールすれば効率よく処理していけるだろう。
 また,ときおり宿主の患部が病原体の攻撃を受けることもあり,そちらに対応しなければならないことも。これに失敗すると操作キャラが弱体化し,戦いが一気に厳しくなってしまう。

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 1プレイは最長で30分。会場で試遊した感触では,20分を過ぎたあたりから敵の攻撃が激しくなり,30分間生き残ることはなかなか難しそうな感触だった。Steamでのアーリーアクセスが3月中に始まるとのことなので,気になった人は実際にプレイしてみよう。




Project_∀

出展者:Project_∀チャンネル【公式】

・文字を操作するのかと思いきや爽快アクションでした

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 インターネットが普及する以前のBBS(電子掲示板)を思わせる,レトロなタイトル画面が興味を引いた「Project_∀」(PC)。あの「ローグ」のように文字を操作するゲーム? と思いスタートしてみると,画面はYouTubeを思わせる∀tubeに切り替わり,主人公の∀(アリス)が動画部分からこちらに語りかけてくる。

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 どうやらこのゲームは右側へ進んでいくタイプのアクションゲームらしい。∀は周囲の円の範囲内の敵であれば,瞬時に攻撃できる。トランプやサイコロをモチーフにした敵が次々に現れるので,それらを倒しながら先へと進んでいく。

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 攻撃前に敵を「リンク」でつないでおくと,どれか1体を倒すだけで,リンクした敵をまとめて倒すことが可能だ。例えば,耐久値がもっとも低い風船と大量の敵をまとめてリンクしてしまえば,風船を倒すだけで敵の群れを一掃できる。耐久値が高いハートの女王の城も,この方法で難なく倒せた。

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 ボーナスステージでは背後から広告やフラッシュアニメを思わせるウインドウが迫ってくる。

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 ゲームオーバー時に表示されるリザルトでは,視聴回数やリンク数が評価基準となり,チャンネル登録者数という形でスコアが表示されるなど,「動画としての評価」のような見せ方をしていて楽しい。Project_∀チャンネル【公式】のチーム内では,ゲーム内容やデザインをみんなで協議して決めているそうで,作品の雰囲気からも伝わってくるとおり「作品作りそのもの」を楽しんでいたようだ。こうした作り方はやはりインディーズならではだろう。

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無限武者

出展者:モンブランハッチ

・見切って「閃」! 目押しがアツいローグライトアクション

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 「無限武者」は「ローグ」や「風来のシレン」を思わせるターン制,ランダムな成長,アイテムの入手といった要素を取り入れた横スクロールアクション。基本的には武器の攻撃力やHPなどのパラメータが戦いの結果を決めるシステムだが,敵の攻撃をガードするタイミングもとても重要だ。

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 敵の頭上にある数値は,攻撃してくるまでのカウントで,これが0になると攻撃のモーションが始まる。普通にガードするとダメージを軽減できるが,ジャストタイミングでガードすると「閃」の文字と共にダメージがゼロになる。

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 このタイミングを掴むと一気にプレイ感が変化。ジャストガードに成功し続ける限り,タイトルどおり「無限」に戦い続けられるわけだ。もちろんタイミングが早ければ通常のガードとなり,遅れればノーガードでダメージを受けてしまうことになる。敵の種類によって攻撃のタイミングが違ったり,集団がバラバラに攻撃してきたりと,無限に戦い続けるのはなかなか難しいので,リスクを抑えたいときは,あえてジャストガードを狙わないのも手かもしれない。

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 さらに攻撃で相手を気絶させると,必殺技のダメージが大幅にアップする。強敵の攻撃をジャストガードでしのぎつつ,気絶させたらすかさず必殺技を決めていくプレイ感は実に気持ちがいい。

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 敵を全滅させつつ先に進んでいくと,巨大なボスも登場。それまでの敵とは違い,複数の攻撃パターンを持つので,予備動作を見てガードのタイミングを変える必要がある。ゲージを溜めて使用する「奥義」なども駆使することでなんとか倒すことができた。

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 相手に合わせて武器を使い分けることも重要だが,入手がランダムのため,毎回そうできるとは限らないのもポイントだ。また敵を全滅させて次に進む際や,レベルアップ時など,プレイヤー自身に次の展開を選択させる機会も多く,己の判断の積み重ねで運命が決まる「決断の重み」も本作の醍醐味と言えるだろう。

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 なお会場ではDraw Distanceが開発,ハピネットが販売する「シリアルクリーナーズ」PC / PS5 / Xbox Series X / Switch / PS4 / Xbox One)もチェックしたが,こちらについては追って別記事でお伝えする予定だ。

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ちょっと変わったタイプの作品やブースもご紹介


 “インディーゲームを中心としたさまざまなクリエイターの才能が一堂に会す場”を目指しているだけあって,一風変わった展示も見受けられた。ここではその中でもとくにインパクトのあったものを紹介してみよう。

・Stay With Me! Alien Abduction Story
出展者:Dreams of Heaven

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 会場の一角には南米チリのデベロッパ作品を紹介するスペースが設けられていた。その作品のひとつ,「Stay With Me! Alien Abduction Story」(PC)は,テープメディアに録画した映像のような画質が印象的な,エイリアンによるアブダクションを扱ったホラーゲームだ。

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 主人公は1999年の11月,帰宅途中に行方不明になった女性のアナ。プレイヤーは彼女の身に何が起こったのかを主観視点で体験することになる。移動はWASDキー,カメラ操作はマウスで行うオーソドックスなスタイルだ。

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 夜の山道を車で進む内に,銀色の影のようなものを轢いてしまったアナ。彼女は車を降りて路上を調べるが,人や動物の死体などは見つからない。そのうちに廃屋にたどり着いたアナは,そこで猛烈な眠気に襲われ,廃屋にあったベッドに横たわってしまう。

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 目を覚ましたアナは自分の車に戻ろうとするが,車はどこにも見当たらなかった。そして周囲の森をさまよっているうちに,ある決定的なものを見てしまう。

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 次に気がついたとき,アナは自分の車の運転席にいた。さっきまで見ていたのはただの夢? それとも……。
 モデリングやテクスチャは簡素だが,VHSテープの粗い映像を思わせるエフェクトと合わさることで妙な迫力が生まれていた作品だ。


・うんこカレー

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 本イベントはデジタルゲーム限定のイベントというわけではなく,アナログゲームを出展するブースもいくつかあった。本作はKADOKAWAのアナログゲームブランド・カドアナが出展していたカードゲームで,「うんこが入ったカレーを避けながら,うんこの入ってないカレーを食べるゲーム」(公式サイトより)とのこと。登場するカレーは欧風カレー,インドカレー,カレーパンなど全6種類。8枚中2枚まざったうんこ入りカレーカードを回避しつつ,同じ種類のカレーを3枚そろえて食べることを試みるという,ロシアンルーレットにも似た遊びである。

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 こうして文章で説明するとなかなかアレだが,子どもたちが熱心にプレイしている姿を見ていると,やはりこのテーマは普遍的なのだと再確認させられる。


・Mr.GAMEHIT

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 最後はゲームそのものではなく,ゲームの広告動画を制作する会社のブースだ。一般の来場者というよりも,出展者をターゲットにした展示というわけである。作品を広く知ってもらうことの難しさは小規模な制作チームはどこも感じているはず。作品のターゲットによっては,動画で伝えることがもっとも有効な場合もあるかもしれない。


 以上のように,デジタルのインディーズゲームの展示だけではなく,関連する産業からの出展などもあり,バラエティ感のあった本イベント。ここ数年でインディーズゲームに関連するイベントは増加傾向だが,TOKYO INDIE GAMES SUMMITは昔ながらのソフトの即売会とビジネスショウの中間を探っているような印象を受けた。これから回を重ねるうちに特色も出てくると思われるので,次回以降どのような形で開催されるのかにも注目したいところだ。

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「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」公式サイト

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