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ブロックチェーンゲーム業界の人達は,こんな人。業界を引っ張る28名に,ブロックチェーンの今と未来を聞いてみた
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印刷2022/12/29 15:00

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ブロックチェーンゲーム業界の人達は,こんな人。業界を引っ張る28名に,ブロックチェーンの今と未来を聞いてみた




Dapper Labs
President
Mikhael “Mik” Naayem


Mikhael Naayemは、コロンビア大学を卒業し、エンジニアリングの学士および修士学位を取得しました
Dapper Labsの共同創業者兼社長で、会社経営に参加する以前から、親会社であるAxiom Zenの取締役を務めていました。ブロックチェーンベースのパワフルなユーザー体験を実現するため、ビジネス戦略、パートナーシップ、Flowのエコシステム構築の支援を担当しています。彼の働きにより、UbisoftやSamsungといった会社や、UFC、Warner Music Group、NBAといったトップクラスの有名ブランドとのパートナーシップが実現しました
入社前、Naayemは、SEGAやバンダイナムコなどのモバイルゲーム大手が利用する、月間アクティブユーザー数が2億5000万人を超えるライブプラットフォームのベンチャー企業、Fuel Poweredを設立してCEOを務めていました。Fuel Poweredは2017年にAnimoca Brandsに買収され、現在は運営に直接に関わらないながらも、ゲーム部門を統括しています
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<質問1>2022年のBCG界隈で,最も感心させられた,あるいは衝撃を受けたこと

ブロックチェーンは、2022年のゲーム業界で最も人気のあるトピックとなりました。大規模なカンファレンスは注目され、多大な影響力を持つゲーム開発者が、そのメリットに魅了されてリソースを投入しました。
当初は懐疑的だった人もいましたが、ブロックチェーン技術がゲームにもたらす真の価値を認識するようになった人も数多くいます。数年前までは、ほとんどの人が否定していた技術なのに、世界中が追いついてきたのも奇妙な風景ですね。

<質問2>BCG化してみたい,またはBCGで遊んでみたい,ゲームや映画,小説,コミックなど

「EVE Online」がもしブロックチェーンゲームになったら、実に素晴らしいと思います。ゲーム自体に、すでに豊かで深い経済圏が出来上がっていますから。そこにWeb3の基礎を加えて、真の所有権とコンポーザビリティを導入することで、ユーザー体験の向上ができます。
車輪の再発明が必要だというのは、ブロックチェーンゲームへの大きい誤解ですが,そうではありません。もちろん多くの場合一から作るのもよいのですが、EVEのような資産経済/マーケットプレイスをオンチェーンで適用させることで,ゲームが大きく変貌できるシンプルなケースもあります。

EVE Online
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<質問3>いまのBCG業界で,一番問題だと思っていること

業界には2つの障害があります。

1. ほとんどのブロックチェーン技術は、マスが簡単にアクセスできるものではありません。複雑なウォレットの作成と管理、複雑な支払いとセキュリティの問題……(リストは続く)。すべてが信じられないほどの高い参入障壁で、これこそが、何百万人ものユーザーがブロックチェーンゲームを楽しむことを阻害している理由です。

2. 偉大なプラットフォームを成功させるために必要なものは、何はなくともコンテンツです。それはコンソールやモバイルの成長においても当てはまりました。同様に、Web3ゲームもコンテンツが必要なのですが、ライブで楽しいコンテンツはまだ十分ではありません。開発中のWeb3ゲームはたくさんありますが、素晴らしいゲームは作るのに長い時間がかかりますし、Web3ゲームコンテンツの分岐点となる瞬間がまだ訪れていないのです。

<質問4>BCGにあまり詳しくないゲームプレイヤーに,一番教えてあげたいこと

教えるのではなく、ブロックチェーンゲームをプレイしてもらうために、ブロックチェーンについて何も教えなくていいようにしたいですね。ブロックチェーンを組み込んだゲームを通じて、真の所有権、コンポーザビリティ、相互運用性のメリットを自然に体験してもらい、ゲーム内で自然とブロックチェーンによる可能性を感じるアハ体験を経験してほしいです。これこそが、マス層に受け入れられる道筋であり、基礎となる複雑な技術をユーザーに教えることであってはならないのです。

<質問5>理想的なBCGのあり方とは,どんなものだと考えているか

この技術はあらゆる種類のゲームやジャンルに適用できるため、理想的なブロックチェーンゲームというものは存在しません。単純にアセットマーケットプレイスをオンチェーンに移行するような分かりやすい実装もあれば、すべてのゲームロジックをオンチェーンにするような複雑な実装もある。これらのメカニズムに取り組み、実験することはワクワクすることであり、ゲームにおけるブロックチェーンの理想的なユースケースは、まだまだこれから発見できるだろうと思います。

<質問6>2023年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

現在のマクロ環境を考えると苦しい戦いですが、2023年は、楽しいゲームを通じて10億人のユーザーをブロックチェーンに引き込む年にしたいと強く思っています。これは自慢ですが、そんな素晴らしい未来を持ち込むのは、きっとflow.comとDapperだと思います。ぜひ注目しておいてください。

Dapper Labsは、遊びの力を使って、あなたのために作られた、現実世界に対応するブロックチェーンベースの体験およびデジタルコレクションを提供します。

Dapper Labs公式サイト





Digital Entertainment Asset
Founder & Co-CEO
山田耕三


1977年生まれ。東京大学法学部卒業後、2002年にテレビ東京入社。制作局にて音楽・バラエティ番組を中心に番組制作を担当。デジタルメディアとの連動企画を得意とする。
2018年に独立し、エンターテインメント全般のプロデュースを手がける。
2018年よりシンガポールにて、DEA社創業。NFTゲームプラットフォーム事業PlayMiningを運営。
2022年1月、Play to Earnトークン「DEAPcoin(DEP)」を日本初上場に導く。
NFTゲームの専門家としてnoteなどで発信。
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<質問1>2022年のBCG界隈で,最も感心させられた,あるいは衝撃を受けたこと

2021年のMVPがAxie Infinityだとすると2022年は間違いなくSTEPNだったと思います。
Axieの成功を受けて、その正統後継者とも言うべきデュアルトークンを活用するトークンエコノミクス。
そこに、アプリでの圧倒的にユーザーフレンドリーなUI/UXを実現しました。
既存のBCGと比べると異次元のレベルのコンテンツとして、2022年の1月から春にかけて、一気にユーザーと経済圏を拡大していく様子は衝撃でした。

また、既存のPlay to Earnに加えて Move to Earnというコンセプトを定着させ、その他の「X(エックス)to Earn」を生み出すきっかけにもなりました。

2023年も時代を動かすコンテンツが必ず登場すると思いますのでワクワクしますね!

<質問2>BCG化してみたい,またはBCGで遊んでみたい,ゲームや映画,小説,コミックなど

BCGの定義をNFTやトークンを活用するゲームコンテンツとするならば、将来的には、理論上、全てのゲームがBCGになる、と考えています。
これはインターネット登場以前に遊ばれたゲームが、インターネットの登場後、全てがインターネットに接続することになったことと同じです。
例えば、マリオもドラゴンクエストも 今では当然のようにインターネットに接続しています。
が、ユーザーの遊び方としては オフネット状態で楽しむこともできますよね。ブロックチェーン関連機能も同様になると思います。
つまり、どのゲームもブロックチェーン連動を当然のように標準装備するが、その特性をどう活かすかはコンテンツ次第……という世界です。

それを踏まえて、私がBCGに向いているゲームは「現実世界との連動をより楽しめる」要素を盛り込んだものだと考えます。

例えば、モノポリー「いただきストリート」「桃鉄」あたりがリアルアセットと連動して遊べる・・・なんてことが実現したら楽しそうですね!

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<質問3>いまのBCG業界で,一番問題だと思っていること

これは事業者側の問題ですが、とにかくユーザーが手にできるサービスをローンチしましょう!と言いたい。
BCGの特徴として、ゲームが遊べる状態になる前に「プレセール」としてNFTを販売することができる点があります。
これはビジネスの仕組みとして、革命的であることは確かなのですが、多くのBCGがプレセールばかりをして、肝心のゲームが中々遊べる状態にならない。。。という状況が多く生まれています。

ゲームなので開発が遅れることはよくあるわけですが、先にお金を受け取っているがゆえに、従来のゲームローンチ遅延より、深刻な問題です。

考え方として「プレセールをしない」方が長期的に見てBCG業界にとって良いのではないか、とさえ思ってしまいます。

<質問4>BCGにあまり詳しくないゲームプレイヤーに,一番教えてあげたいこと

BCGは【ゲームだけどゲームじゃない】よ!
皆さんが知っている「ゲーム」とは違うものだと思って、新しい体験をするためにプレイしてほしいです。

例えるなら、同じ動画を見るのも 映画を見るのとYouTube動画を見るのとは体験として異なるようなもの。
皆さんが好きな元々存在するゲームは、引き続きずっと楽しんでいけば良いので、新しいチャレンジをする気分でBCGを触ってみてほしいです。

<質問5>理想的なBCGのあり方とは,どんなものだと考えているか

「ゲームというデジタルアセットを通じて、現実世界に楽しく良い影響を及ぼす」というのが、理想的なBCGのあり方です。

そのために事業者はゲームは、BCGというエンターテインメント体験全体のほんの一部を構成する装置の1つである、ということを認識する必要があります。

・コミュニティ
・現実世界との連動部分(どんな風につながっているのか?どんな風に世界を変えるのか?)
・トークンを含めた経済圏

そんなポイントを考慮しながら「BCGにしかできない体験価値」を実現していきたいです。

<質問6>2023年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

2023年は後にBCGが一般に普及しはじめた年・・・として歴史に刻まれると思います。
もちろん時間を追うごとに、環境やコンテンツはどんどん良くなると思いますので、保守的な方は、業界ができあがってから手を出せば良いと思います。
一方、新しいモノ好きで新しい体験をしてみたい!という方は是非、このタイミングでプレイしてみていただきたいです!

PlayMining公式サイト





double jump.tokyo
代表取締役/CEO
上野広伸


株式会社野村総合研究所にて数々の金融システムの基盤構築に参画。
前職の株式会社モブキャストにて執行役員、技術フェローを歴任し、プラットフォーム及びゲームサーバーの設計・開発、スマートフォンゲームの開発基盤の構築を指揮。
2018年4月にdouble jump.tokyoを創業。
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<質問1>2022年のBCG界隈で,最も感心させられた,あるいは衝撃を受けたこと

やはりSTEPNの流行ですね。課題も多くありましたが、フィットネスアプリに落とし込むことで、BCGをマスアダプション化するヒントが様々あったとは思います。

<質問2>BCG化してみたい,またはBCGで遊んでみたい,ゲームや映画,小説,コミックなど

IngressiOS/Android)ですかね。人々の行動がブロックチェーンに事実として刻まれていく感覚がエモい気がします。

<質問3>いまのBCG業界で,一番問題だと思っていること

BCGを体験するにあたって求められるリテラシーが多いのが課題とは思います。前提知識が多過ぎると離脱原因になります。

<質問4>BCGにあまり詳しくないゲームプレイヤーに,一番教えてあげたいこと

今までのゲーム体験では得られない新しい体験が待っているので、ぜひ始めて欲しい!

<質問5>理想的なBCGのあり方とは,どんなものだと考えているか

ゲームを楽しむ中でどんどんブロックチェーンのリテラシーを高めていけるようなコンテンツが望ましいですね。

<質問6>2023年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

ブロックチェーンゲームをマスアダプションさせる挑戦をしていくので、リリースするコンテンツを楽しんでいただければ!

double jump.tokyoは、NFT・ブロックチェーンゲーム専業開発会社として、2018年4月3日に設立。「My Crypto Heroes」「BRAVE FRONTIER HEROES」などのブロックチェーンゲームの開発や、大手コンテンツホルダー向けにNFTの発行販売やブロックチェーンゲーム及びメタバース連携を支援。複数人で秘密鍵を管理できるビジネス向けNFT管理サービス「N Suite」の提供・開発を行っております。

double jump.tokyo公式サイト





enish
代表取締役CEO / ファウンダー
公文善之


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<質問1>2022年のBCG界隈で,最も感心させられた,あるいは衝撃を受けたこと

Oasysプロジェクトに勇気をもらいました。現状のEthereumが抱える速度やガス代などの様々な問題に向き合い、これからのブロックチェーンゲームの発展を見据えてゲームに特化したソリューションが日本から始まり世界に向けて発信されるということが何よりも嬉しかったです。

ローンチ後も利用者の声を聞きながら発展させ、より使いやすくてたくさんの人に愛されるものになってほしいと願っています。

<質問2>BCG化してみたい,またはBCGで遊んでみたい,ゲームや映画,小説,コミックなど

三国志や転生系のアニメ・小説などをオープンワールドMMOでゲーム化したもの。各プレイヤーの役割や目的がある程度自由に設定できつつ、それぞれのプレイヤーが持ちつ持たれつそれぞれの生活をしていくようなゲーム。オーバーロードにでてくる「ユグドラシル」のような自由度の高い世界でしょうか。

君主や王様などリーダーを目指す人、バトルや狩りなどを楽しむ人、クラフトなど生産系で他プレイヤーの活動を助ける人、スキルや知識を他の人に教える人、気ままに旅をする人などなど。リアルなエコノミーを内在できるというBCGの特徴を活かして、いろいろな目的を持ったプレイヤーが経済という共通の価値観を持って共存できるゲームを作ったり遊んだりしてみたいです。

<質問3>いまのBCG業界で,一番問題だと思っていること

BCGはやはり、トークンやNFTという投資や資産という経済的な側面が従来のゲームと最も違う部分でもあり、避けて通れないものになります。そして、現在のBCGはその多くが、基本的にゼロサム・ゲームの経済構造になっています。これは、全員の損益の合計が0になる、つまり、誰かが得をしたら誰かが必ず損をすることです。

その最も顕著なものが、現在益を出す方法(投資の回収方法)がゲーム内で得た資産を他の通貨に変換することに集約されている点です。具体的には、誰かが益を出そうと思うと、取引所やマーケットプレイスで資産を売却することになるため、それは、必ず「売り圧」という形で顕在化し、その経済全体の価値にダメージを与えることになります。

これは「ゲームプレイによって資産形成ができる」というBCGの強みと相反する可能性のあるリスクが、BCGの構造的そのものに内在されていることになります。これが、現時点での最大の問題点なのではないかと考えています。

<質問4>BCGにあまり詳しくないゲームプレイヤーに,一番教えてあげたいこと

BCGは、よくわからなかったり怪しいという印象をもたれることが多いと思います。

実は、多くのゲームプロジェクトにおいてリリースよりずっと前からホワイトペーパーというドキュメントを公開しています。この中には、そのゲームがどんなゲームで、何を目指していて、どんな人達が関わっていて、どんな風なエコノミーの設計になっていてなどなど、ゲームプロジェクトの中身がかなり詳しく書かれています。

興味を持ったプロジェクトがあったら、是非、そのプロジェクトのホワイトペーパーというのを探して読んでみてください。普通のスマホのゲームなんかよりずっと詳しくゲームの中の仕様や計算式などを公開していることも珍しくありません。

読んでみると、モヤモヤしている部分が解消されるかもしれません。

そして、ホワイトペーパーをわかりやすく解説してくださっている人たちも世界中にたくさんいますので、書いていることが難しかったりして読みにくいなと思ったりした場合は、検索してそういうサイトを参考にしてみるのも良いかもしれませんね。

<質問5>理想的なBCGのあり方とは,どんなものだと考えているか

私達の考える理想のBCGは、改めて、ゲームとしてプレイするだけでハッピーになれるものだと考えます。質問3に対する私達なりの答えでもあるのですが、すべてのプレイヤーの目的がただ「稼ぐだけ」になった時、それはゲームである必要がありませんし、経済的にも成立し難いものとなります。

BCGにおいて損得の概念から逃げることはできません。しかし、現実の世界で考えてみてください。皆さんがお金を使う時、それは利益を生むためだけが目的でしょうか。何かの材(モノ)を買う、食事をする、サービスを受ける、楽しむ、様々な使いみちがあるはずです。そして、それは、損をしている行為でしょうか。そうではないはずです。相応の喜びや満足度があるからこそ益を産まない行為(消費)をしているはずです。

改めて、ゲームに戻って考えた時、プレイ目的の根源はやはり損得ではなく「楽しい!」という感情ではないでしょうか。それは、BCGにおいても同様で、状況に応じて経済的には損をしても得をしても、どちらの人もハッピーだと感じてもらえるものであればいいなと思います。

<質問6>2023年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

現在enishでは、「De:Lithe Φ 〜幻想のラビリンス〜」iOS / Android / PC)というBCGタイトルの開発を進めています。ハクスラ色を強めに出したマルチプレイ型のRPGで、各プレイヤーは自分にあったクラスを選んで協力してダンジョン攻略を進めていくゲームです。

先の質問でもいただいた、BCGに対する自分たちの答えとして、1) まずゲームとして楽しんでいただけること、2) ダンジョンやアバターアイテム自体をプレイヤーの皆さん自身が製作して提供できる、プレイヤーの皆さんが主体としてエコノミーが成立するような仕組みを作ること、3) BCGは怪しいという不安を払拭できるような法的に安心してプレイできることを実現する予定です。

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 HashGamesとenishの新作オンラインゲーム「De:Lithe Φ 〜幻想のラビリンス〜(ディライズ ファイ)」は“遊んで稼ぐ”ブロックチェーンゲームだ。今回は制作陣へのインタビューとして,ゲーム概要やF2P×P2Eの体験について話を聞いてきた。

[2022/10/21 07:00]

enish公式サイト

「De:Lithe Φ 〜幻想のラビリンス〜」公式サイト





Epic League
Executive Director
Jay Kim


画像集 No.023のサムネイル画像 / ブロックチェーンゲーム業界の人達は,こんな人。業界を引っ張る28名に,ブロックチェーンの今と未来を聞いてみた
<質問1>2022年のBCG界隈で,最も感心させられた,あるいは衝撃を受けたこと

最近、世界的なマクロ経済の悪化やブロックチェーン業界でのいくつかの事件によって、全般的にマーケットが萎縮している状況だと思います。しかし、弊社Epic League(エピックリーグ)としては長期的な観点から見ると、今がむしろ開発に集中でき、結局は、良いチームが光を見ることができる重要な時期だと思います。

<質問2>BCG化してみたい,またはBCGで遊んでみたい,ゲームや映画,小説,コミックなど

弊社開発メンバーは過去マーベル・コミック(Marvel)や有名アーティストBTSのIPを活用した「MARVEL FUTURE FIGHT」iOS/Android)、「BTS Universe Story」iOS / Android)などのゲームをリリースし、発売にも成功した経験やノーハウを持っております。 また、現在エピックリーグ社内のCreative Executiveを担当している李・ジヒョン(Jeehyung Lee)氏は、前職ではMarvelおよびDC ComicsのCover Artistだったり、かなりIPに対する理解と情熱が高いメンバーで構成されています。BCGの場合、ユーザーがNFTを通じてIn-game資産を直接所有できるという長所がありますので、このような特徴をいかして、多様なキャラクターが登場する、世界的に有名なポケモンやドレゴンボールのようなIPを活用したゲームは作ってみたいですね。

<質問3>いまのBCG業界で,一番問題だと思っていること

BCGに対する高い進入障壁が一番大きいのではないかと思います。 さらに、ブロックチェーンゲームは面白くないとか、単純にお金を稼ごうとするという認識と、ゲーム開始からウォレット設置をはじめとする「ゲームそのもの」とは差がある作業や要求によって、ユーザーが困難を感じる部分が最も大きな問題だと思います。

<質問4>BCGにあまり詳しくないゲームプレイヤーに,一番教えてあげたいこと

ゲーマーがゲームをする理由は「面白さ」であると思います。 ブロックチェーンゲームと言えば、ほとんどのゲーム自体は面白くなく、単純なリワード稼ぎのためのゲームだと思われますが、弊社の初BCGである「ダークスローン(Dark Throne)」(PC / iOS / Android)は、一般ゲームのようなグラフィックとストーリーで、楽しさとコンテンツ品質を保つよう努力しました。 また、ゲームプレイで得たゲーム内(In-game)資産に対する直接所有権も既存のゲームでは感じられない、新しい経験になると思います。

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[2022/12/23 19:35]

<質問5>理想的なBCGのあり方とは,どんなものだと考えているか

コイン価格と関係なく、ゲームの面白さとクオリティーが最優先になり、ゲームコンテンツアップデートを通じて着実に楽しめるコンテンツをゲーマーに提供しながら、追加で補償を獲得する構造が最も理想的なBCG構造だと思います。

<質問6>2023年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

Epic Leagueチームは新キャラクターおよびプレイモードなどコンテンツ追加を通じて着実に「Dark Throne(ダークスローン)」を、ゲームの皆様が楽しめるように努力してまいります。また、2023年来年に向けては新規BCG「スペースモンスター」、「トワイライトファンタジー」開発に取り組んでおります。ブロックチェーンゲームだから難しく面白く無いゲームでは無く、従来のゲームのように面白くプレイでき、簡単に楽しむことができることと、かつ追加的にリワード獲得や真の所有権を持って、拡張されたゲーム経験を提供する為に最善を尽くす予定です。

Epic League(エピックリーグ)はブロックチェーン基盤のNFTマーケット、コミュニティ、ギルド、プレイヤー、DeFiなどとゲームを連結するecosystemを目指しております。

EPIC LEAGUE公式サイト

DARK THRONE公式サイト

 
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