任天堂，ディー・エヌ・エーとの合弁会社ニンテンドーシステムズの設立を発表。ビジネスのデジタル化を強化

　任天堂は2022年11月8日，ディー・エヌ・エー（DeNA）との合弁会社ニンテンドーシステムズを設立すると発表した。設立年月日は2023年4月3日を予定しており，出資比率は任天堂が80％，ディー・エヌ・エーが20％。資本金比率の関係で，任天堂の特定子会社に該当することになるという。

「任天堂」IRページ

　ニンテンドーシステムズの設立目的としては，ビジネスのデジタル化を強化するための研究開発と運用，付加価値創造が挙げられており，ゲーム事業やライブストリーミング事業，スポーツ事業，ヘルスケア・メディカル事業など，幅広い分野を事業内容に含んでいる。

　任天堂とディー・エヌ・エーは，2015年3月に業務および資本提携で合意しており，ニンテンドーアカウントを中心とする基幹システムの開発と運用を共同で行ってきたほか，ゲームアプリの共同開発と運営にも取り組んできた（関連記事）。こうした経験を元に，ユーザーとの関係性をより一層深めるための研究開発と付加価値創造を行っていくとのこと。
　詳しくは，任天堂の発表を参照してほしい。

株式会社ディー・エヌ・エーとの合弁会社設立
及び特定子会社の異動に関するお知らせ（pdfファイルが開きます）