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“GOD EATER”開発スタッフが手がける「Project Shaz」にキャラデザイン類似の指摘。公式が謝罪し,経緯と対応を説明
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印刷2022/05/26 16:50

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“GOD EATER”開発スタッフが手がける「Project Shaz」にキャラデザイン類似の指摘。公式が謝罪し,経緯と対応を説明

画像集#001のサムネイル/“GOD EATER”開発スタッフが手がける「Project Shaz」にキャラデザイン類似の指摘。公式が謝罪し,経緯と対応を説明
 「GOD EATER」シリーズや「フリーダムウォーズ」に携わったクリエイター・保井俊之氏が代表取締役を務める開発スタジオ・TVTは2022年5月25日,公式サイトに「『Project Shaz』のキャラクターデザインについてのお詫びとご報告」と題した記事(※外部リンク)を掲載した。

 保井氏名義となる今回の記事は,同社が進めているプロジェクトの一つ「Project Shaz」(GOD EATERの開発スタッフによるマルチプレイアクション。関連記事)のキャラクターイラストと,同社が権利を持たない画像の構図が一致している――との指摘が出たことに対して,制作の経緯や今後の対応について説明するものとなっている。

キャラクターデザインとして公開されたイラスト
画像集#002のサムネイル/“GOD EATER”開発スタッフが手がける「Project Shaz」にキャラデザイン類似の指摘。公式が謝罪し,経緯と対応を説明

 詳しくは記事を読んでもらうとして,今回の一件は,参考にした(権利がクリアになっていない)画像から切り貼りして制作した,イラストレーターと企画者がデザインの方向性を探るための内部資料用のデザインを,確認不足により公開するに至ってしまったということらしい。保井氏は,内部向け資料だとしても今回の制作方法は不適切だったと認識していること,制作および情報の確認フローが甘く問題があったことは自らの責任であることを記事で伝え,謝罪している。

 今後の対応については,「公開してしまったキャラクターデザインについては、権利を保持している関係各所に謝罪の上、経緯を説明し誠心誠意対応いたします」とのこと。そして当該キャラクターデザインは使用せず,内部用,外部用問わず新規でのデザイン作成を行うことを約束し,確認フローについては担当間でのコミュニケーションを徹底し,同様の問題が発生しないようにするとしている。

TVT公式サイトの「『Project Shaz』のキャラクターデザインについてのお詫びとご報告」ページ


<以下,公式サイトより>



『Project Shaz』のキャラクターデザインについてのお詫びとご報告

株式会社TVT代表の保井俊之です。
先日公開した『Project Shaz』のキャラクターデザインにつきまして、状況と今後の対応について説明させていただきます。

2022年5月24日のプロジェクト公開で、皆様から多くの反響をいただき、誠にありがとうございます。その中で添付したキャラクターイラストについて、当社が権利を持たないイラストと構図が一致しているとのご指摘をいただきました。
まずは、この件でお騒がせし、皆様にご迷惑・ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

■当該のキャラクターデザインについて
担当のイラストレーターに実際にどういった作業が行われたのかを確認いたしました。

通常、デザインについては、一から書き起こすのですが、今回、内部資料として企画者とデザインの方向性を探るため参考にした画像から切り貼りしてリタッチするフォトバッシュという手法を使ってイメージラフの制作を行いました。
その過程でポージングを含めボディーラインをそのまま使用してしまったという経緯になります。
内部向け資料だったとしても権利がクリアになっていない画像を使った上記制作方法は、不適切だったと認識しております。

■公開に至った経緯について
問題となっているイラストについては、本プロジェクトが企画段階ということもあり、内部資料用のデザインとして当該キャラクター一覧を作成しておりました。
今回、情報公開を行う際に制作手段について担当イラストレーターに確認を取らず公開可能なデザインであると誤解してしまった結果、内部資料用のデザインを情報として公開するに至りました。
制作および情報の確認フローが甘く問題があったことは全て保井の責任です。大変申し訳ございません。

■対応について
公開してしまったキャラクターデザインについては、権利を保持している関係各所に謝罪の上、経緯を説明し誠心誠意対応いたします。

今後について当該キャラクターデザインは使用せず、内部用、外部用問わず新規でのデザイン作成を行うことを約束いたします。

また、今回一番の問題である確認フローについては担当間でのコミュニケーションを徹底し同様の問題が発生しないよういたします。

当該プレスリリースに関しては、ファンの皆様から想定を上回るご好評をいただいており、プロジェクトを最高な形で実現できるよう全力で取り組んでまいります。
今後とも叱咤激励のほど、よろしくお願い申し上げます。
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