プレイレポート
東京ジョイポリスにVRアトラクション「FAR CRY VR:Dive Into Insanity」が10月16日登場。海賊“バース”が今度はVRで襲いかかる
そんな「ZERO LATENCY VR」に,10月16日から新たなゲームが加わる。それが,ユービーアイソフトの「FAR CRY」シリーズを題材とした「FAR CRY VR:Dive Into Insanity」だ。
今回,「FAR CRY VR:Dive Into Insanity」を先行体験できる機会を得たのでプレイレポートをお届けしよう。
ずっしりとした機材はまるでリアルな装備。フリーロームVRならではの臨場感
本作のストーリーは,南国の楽園“ルークアイランド”でバカンスを楽しんでいたグループが,島を牛耳る“バース”率いる海賊に捕らえられ,暇を持て余した海賊たちによる狩りの“獲物”にされてしまう……というもの。
「FAR CRY」シリーズをプレイしている人は,ここで「おや?」と思っただろう。そう,本作は「FAR CRY 3」をストーリーの土台としており,同作の敵,バース・モンテネグロがボスキャラとなっている。
さて,ゲームを開始する前に,まずは機材のセットアップだ。前述の通り,「ZERO LATENCY VR」はフリーロームで遊ぶVRゲームなので,VR HMDをかぶり,PCバッグを背負ってプレイすることになる。しかしこのずっしりとした機材が,まるで戦闘に赴くための装備を付けているようで,ちょっとわくわくしてしまう。
中でも,本作のプレイにいっそう臨場感を与えてくれたのが,銃の形をした専用のコントローラだ。コントローラのグリップ下部にはリロード用のボタンが付いており,実際にマガジンを装填しているかのような動作でリロードができる。また,ポンプアクション機構も付いており,ショットガンのコッキングのような動作も可能になっている。
準備ができたら,いよいよゲーム開始だ。プレイヤーはバースに捕まっている状態から始まるが,すぐに解き放たれることになる。脱出に成功したのではなく,あくまで“獲物”として逃げ回ることを許された状態だ。しかし,こちらには武器が与えられているので,逆に海賊たちを狩ってしまおう。
四方八方から次々と押し寄せる海賊たちを殲滅!
射撃練習の時間が少しだけ与えられた後,いよいよ海賊たちが襲いかかってきた。本作に登場する武器は,連射力が高いものの集弾性は低く,狙うのがやや難しいアサルトライフルと,威力が高くレーザーサイトで狙いもつけやすいが,1発撃つごとにリロードが必要になるボウガンの2種類だ。どちらも一長一短だが,近めの敵はアサルトライフル,遠めの敵はボウガンという風に使うとバランスが良く感じた。
VRゲームの醍醐味といえばやはり,四方八方から現れる敵を自分の身体を動かして探しながら戦うことだろう。本作はさらにフリーロームということで,上半身を動かすだけでなく,自分の足で位置を変え,戦いやすいポジション取りをしていくことになる。
海賊たちはあらゆる方向から攻撃してくるので,同じ位置にずっと立っていると,遮蔽物が無かったり,逆に敵が遮蔽物の裏にいて見えなかったりする。仲間にぶつからないように気をつけながら,エリアを歩き回って戦おう。
なお,敵からの攻撃を受けすぎると,画面が白黒に変化しダウン状態になってしまう。この状態では攻撃ができなくなってしまうが,10秒ほどで回復するのですぐに戦線復帰できる。ダウンしすぎるとゲームオーバーというわけでもないので,あまり怖がらず自由に動いて問題ない。
ゲームの流れとしては,ある程度の広さがある場所で出現する敵を全て倒し,次の場所へ移動,そこで出てくる敵を全て倒すと次の場所へ……といった感じだ。移動の際の集合地点には,それぞれのプレイヤーのスコアが表示されるようになっている。友人とのスコアアタックも楽しめるというわけだ。
襲いかかる海賊たちをどんどん殲滅して進んでいくと,いよいよ海賊たちの親玉,バースがプレイヤーたちの前に現れ,最終決戦が始まった。海賊たちの攻撃は激しさを増し,火炎放射器を持った敵も登場。あまりの激しさに何度かダウン状態になってしまった。
海賊たちの猛攻をなんとか退け,バースを撃破するとゲームクリアだ。ここで物語は意外な展開を迎えるのだが……その結末はぜひ,実際にプレイして確かめてみてほしい。
本作をプレイして,やはりVRゲームは身体を動かしてこそ,深い没入感を得られるということを改めて感じた。昨今の世情もあり,ここまで大掛かりな体感型VRゲームを遊べる施設は,かなり限られてきている。VRに興味があるという人はもちろん,すでに自宅でVRを遊んでいるという人も,フリーロームでのVR体験はとても貴重なものとなるはずだ。東京ジョイポリスに遊びに行く機会がある人は,ぜひプレイを検討してみてはいかがだろうか。
ちなみに,本作のプレイ時間は30分ほどで,その間ずっと機材と銃型コントローラーを装着することになる。結構体力を使うので,プレイ前にはしっかり休憩しておこう。
※東京ジョイポリスの入場料が別途必要です
※料金は時期により変更する場合がございます
※パスポートチケット(入場料+アトラクション乗り放題)利用不可
※要事前予約
プレイ人数: 1〜6名
年齢制限: 13歳以上
プレイ時間: 45分(ブリーフィング時間15分+プレイ時間30分)
オープン日: 2021年10月16日(土)予定
予約受付開始日時: 2021年10月9日(土)12:00〜(予告なく変更する場合がございます)
特設予約サイト
http://tokyo-joypolis.com/attraction/1st/zerolatency/index.html
ジョイポリスに登場するもうひとつのVR世界
「FAR CRY VR」と同じく,10月16日には「Escape The Lost Pyramid」というVR脱出ゲームも登場する。こちらは通常のVRゲームのように立ち止まって,もしくは座った状態でプレイするタイトルだ。
「Escape The Lost Pyramid」は,ユービーアイソフトが開発する「Ubisoft Escape Games」の第1弾となるタイトルで,なんと「アサシン・クリード」の世界観を体験できる作品になっている。
かつてピラミッドで行方不明となった探検隊のデータをもとに,その足跡を再現することになるのだが……。脱出ゲームの特性上,詳しい内容に触れることはできないが,ピラミッド内の暗闇から漂う怪しげな雰囲気や,まるで映画「インディ・ジョーンズ」に登場しそうな“それっぽい”仕掛けの数々など,「FAR CRY VR」とはまた違った楽しみ方ができる作品だった。
プレイ人数は2人と少なめだが,謎解きに協力が必須だったり,身体を大きく動かす必要があったりと,アトラクションとしての盛り上がりは十分感じられる。
移動はワープ(位置を指定して瞬間移動する)方式なので,比較的3D酔いになりにくく,人とぶつかる心配もほとんど無い。初めてのVRでちょっと不安だという人は,こちらから遊んでみるのもいいだろう。
※東京ジョイポリスの入場料が別途必要です
※時期により変更する場合がございます
※パスポートチケット(入場料+アトラクション乗り放題)利用不可
※当日予約制でのご案内となります
プレイ人数: 2名限定
※1名のみでのプレイ不可
年齢制限: 13歳以上
プレイ時間: 約40分
開催期間: 2021年10月16日(土)〜2022年1月15日(土)
※上記期間内の土・日・祝日限定となります。
特設サイト
https://tokyo-joypolis.com/attraction/pyramid.html
東京ジョイポリス公式サイト
(C) 2020 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Far Cry, Ubisoft and the Ubisoft logo are registered or unregistered trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
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