お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2021/06/25 13:38

ムービー

Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する

 クリエイター・外山圭一郎氏率いるBokeh Game Studio(ボーカ ゲームスタジオ)は2021年6月24日,同スタジオのYouTubeチャンネルにて「Focus - Kazunobu Sato」と題した映像を公開した。



※以下,画像は映像をキャプチャしたもの

画像集#002のサムネイル/Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する
佐藤一信氏
 2020年12月の記事でお伝えしたとおりBokeh Game Studioは,「SILENT HILL」「SIREN」「GRAVITY DAZE」といったヒット作のディレクションを手がけてきたベテランクリエイター・外山氏が,ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下,SIE)を離れて設立した新会社。今回の映像は,同スタジオの中心メンバーの一人でありCOO/プロデューサーの佐藤一信氏が,自身の過去を振り返りつつ,新プロジェクト(以下便宜上,新作とする)の内容にも触れる内容となっている。

 映像の中で佐藤氏は“今とりかかっているタイトル”について,“抽象的な話”と前置きしつつ,キモとなる部分を紹介している。
 佐藤氏が新作について外山氏から概要を聞いた時の第一印象は「これはなかなかひどいゲームになるぞ」(いい意味で)であったそうだ。具体的には,プレイヤーが何かをなそうとする時に何かしらの犠牲が伴うとすると,その犠牲が「なかなかにエグい」のであるという。そしてそのエグい行為をする/しないを選択するのはプレイヤー次第。そんな選択を迫れらる部分が「ひどい」「いい意味でえぐられる」らしく,佐藤氏はそこに魅力を感じているのだという。

 今回の映像にはモーションキャプチャを行う姿が多めに収録されているのだが,シーンとしてはいわゆる人型のアクションがメイン。ただ佐藤氏によれば,本作の敵側のキャラクターは「クリーチャー」が非常に多く,ゲームには「ホラー要素」が多分に含まれるという。そしてアクションアドベンチャーの部分は得意な部分であるとし,登場人物から派生してストーリードリブン(ストーリー主導)で展開していく部分も大事にしていきたいと語っている。

画像集#003のサムネイル/Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する
画像集#004のサムネイル/Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する
画像集#005のサムネイル/Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する
画像集#006のサムネイル/Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する 画像集#007のサムネイル/Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する

 新作に関する情報は映像後半で,前半では佐藤氏がこれまでどういった道を歩んできたか,SIEを離れることにした経緯,コロナ禍の設立となったBokeh Game Studioが現在どういう状況にあるのかなどがじっくりと語られている。かつて手がけたSIRENの話題では,「SIREN: New Translation」のアセット(素材)を使って視界ジャックを使用するTPS(オンライン版)などを作ったりしていたなど,かなり興味深い話も出ている。佐藤氏,そしてBokeh Game Studioの背景を知りたい人にもおすすめの映像だ。

画像集#008のサムネイル/Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する
画像集#009のサムネイル/Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する

 なおBokeh Game Studio関連の話題としては,GamesIndustry.biz Japan Editionにて外山氏が「50歳からのゲーム会社の作り方」を連載している(第1回は「こちら」※外部リンク)。大手ゲーム会社に所属していた外山氏がどうやって会社を設立したのか,そこにはどんな思いがあったのかなどを語っていくという内容である。興味のある人は,こちらも合わせてチェックしておこう。

関連記事

「SIREN」「GRAVITY DAZE」の外山圭一郎氏がSIEを離れ,新会社「Bokeh Game Studio」を設立

「SIREN」「GRAVITY DAZE」の外山圭一郎氏がSIEを離れ,新会社「Bokeh Game Studio」を設立

 「SILENT HILL」や「SIREN」,「GRAVITY DAZE」といったヒット作のディレクションを手がけてきたベテランクリエイター・外山圭一郎氏が,SIEを離れ,新会社「Bokeh Game Studio」を設立したという。すでに初回作品の制作に取り掛かっているそうだ。

[2020/12/03 12:07]

Bokeh Game Studio公式Facebookページ

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月20日〜11月21日