ムービー
Bokeh Game Studioが新作情報を含む映像を公開。新作はホラー要素を多分に含み,“エグい犠牲”を伴う要素も存在する
Meet our COO/Producer Kazunobu Sato, who shares his journey in the industry and latest updates on our new project.
— Bokeh Game Studio (@BokehGameStudio) June 24, 2021
ボーカゲームスタジオでCOO・プロデューサーを務める佐藤一信氏に開発者としての過去を少し振り返ってもらい、新プロジェクトの進捗を聞きました。https://t.co/HHa9Ew48Wv
※以下,画像は映像をキャプチャしたもの
佐藤一信氏 |
映像の中で佐藤氏は“今とりかかっているタイトル”について,“抽象的な話”と前置きしつつ,キモとなる部分を紹介している。
佐藤氏が新作について外山氏から概要を聞いた時の第一印象は「これはなかなかひどいゲームになるぞ」(いい意味で)であったそうだ。具体的には,プレイヤーが何かをなそうとする時に何かしらの犠牲が伴うとすると,その犠牲が「なかなかにエグい」のであるという。そしてそのエグい行為をする/しないを選択するのはプレイヤー次第。そんな選択を迫れらる部分が「ひどい」「いい意味でえぐられる」らしく,佐藤氏はそこに魅力を感じているのだという。
今回の映像にはモーションキャプチャを行う姿が多めに収録されているのだが,シーンとしてはいわゆる人型のアクションがメイン。ただ佐藤氏によれば,本作の敵側のキャラクターは「クリーチャー」が非常に多く,ゲームには「ホラー要素」が多分に含まれるという。そしてアクションアドベンチャーの部分は得意な部分であるとし,登場人物から派生してストーリードリブン(ストーリー主導)で展開していく部分も大事にしていきたいと語っている。
新作に関する情報は映像後半で,前半では佐藤氏がこれまでどういった道を歩んできたか,SIEを離れることにした経緯,コロナ禍の設立となったBokeh Game Studioが現在どういう状況にあるのかなどがじっくりと語られている。かつて手がけたSIRENの話題では,「SIREN: New Translation」のアセット(素材)を使って視界ジャックを使用するTPS(オンライン版)などを作ったりしていたなど,かなり興味深い話も出ている。佐藤氏,そしてBokeh Game Studioの背景を知りたい人にもおすすめの映像だ。
なおBokeh Game Studio関連の話題としては,GamesIndustry.biz Japan Editionにて外山氏が「50歳からのゲーム会社の作り方」を連載している(第1回は「こちら」※外部リンク)。大手ゲーム会社に所属していた外山氏がどうやって会社を設立したのか,そこにはどんな思いがあったのかなどを語っていくという内容である。興味のある人は,こちらも合わせてチェックしておこう。
「SIREN」「GRAVITY DAZE」の外山圭一郎氏がSIEを離れ,新会社「Bokeh Game Studio」を設立
「SILENT HILL」や「SIREN」,「GRAVITY DAZE」といったヒット作のディレクションを手がけてきたベテランクリエイター・外山圭一郎氏が,SIEを離れ,新会社「Bokeh Game Studio」を設立したという。すでに初回作品の制作に取り掛かっているそうだ。
Bokeh Game Studio公式Facebookページ
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